【ルートゥアン】=シャリート(Slyt)

 

 七人の大将軍の一人。

 あらゆる武器を跳ね返す輝くうろこで覆われた水竜であった。(水竜だが、炎を吐き稲妻を呼ぶ。当然、水系の魔術にも長ける)

 すべての水を支配下に置き、強大かつ勇猛で冷酷無比であった。
 かつその姿は美しく、力の強大さは太陽と月をも脅かした(日食と月食)が、知性を与えられ3位の聖族として六葉の翼とともに迎えられることで(熾天使)エウシェンたちと対立することをやめる。それに伴い、冷酷な性質も影を潜めた。

 しかし月と太陽を定期的に食うかわりに、世界の終わりにその身を神々に供し、再生させる役割を負わせられた。(モデルはリヴァイアサン)

 

 聖戦の折にはルーフェロ側につき、7人の大将軍の一人として共に魔界へとくだり、名をシャリートと改めた。六葉の漆黒の翼を持ち、瞳は黄金。戦いの折は両手剣を振るい、ワイバーンに騎乗する。魔界では大公爵位を与えられており、嫉妬と驕慢、芸術を司る。

 気まぐれに人界に現れ、ささやかな代償で人の祈りと望みをかなえるのが趣味。魂を代償に喰う場合は、その持ち主の才を僅かなりとも取り込めるらしい。

 人間の姿を取るときは、黒髪、紫の瞳。

 ヴァンパイアの始祖・シェリダンと浅からぬ因縁があるらしい。

 

 

 水妖たちと海のゾラたちが今も篤く信仰する旧神。

 

 オディールの黒鳥城の城主と言われている。

 

最終更新:2008年12月12日 00:56