【Valga(ヴァルガ)連邦)位 置】

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ヴァルガ

 

 

 

【歴 史 と 現 状】

現在の代表都市:ベイロン(Beyron)

 

現実世界のイメージ>>アラブ諸国+北アフリカ

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東西に分かれており、その文化は複数の藩国や都市国家の集合体のため極めて多様であり特殊。中枢の代表都市は20年に一度遷都される。

各国の代表が集まった連邦政府は存在するものの、金と武力のある国家に主要役員を占められている現状であり、当然主張や意向は統一されていない。

連邦国として成立した当時は、巨大な国家が誕生したと恐れられたが、現在はいつ分裂崩壊、あるいは他国に植民地化されてもおかしくない。

全体的に小国家の戦乱が絶えず、国内情勢は不安定。難民がベールヴァルドやグランディナに絶えず流出している状態で、それが社会不安や騒乱を招くとして両国の悩ましい問題でもある。

 

乾燥がちで雨量も少なく、内政が不安定なためもあって、飢饉や疫病に見舞われることが多く、連邦として広い国土をもちながらも貧しい。

しかしレアメタルと呼ばれる錬金術等で使用される特殊鉱石が産出される。それらは魔族の禁呪の儀式で使われるため、ヴァルガ内では採掘は死罪に値するが、外部には高額で取引されるために盗掘があとを絶たず、組織的に採掘、売買している組織や小国もあるらしい。

 

また、奴隷と傭兵を売り物(産業)にしている小国もあり、噂では世界各地から「商品」を集めているらしい。奴隷には額に刻印、傭兵には左上腕に特殊な魔術的刻印を施されており、個を捨てたようなその忠誠心、兵士としての果敢さは名高い。

この印を破るにはかなり高度な術士でなければ不可能で、失敗すると人格の崩壊を招く。

請われれば、ダークエルフが法外な報酬で破術を請け負うらしい。

 

 

東方より伝わった火薬のギルド、錬金のギルドの本部がある。

 

【信 仰】

宗教は西方の大半の国家が信仰する神々を一切崇めず、西は大地神、東は火龍と信仰する対象が異なる。これはクリスタローシュ東方の影響が強いらしい。

かつて、東方の大国から落ち延びた王族の姉弟が説き広めたとも言われている。


東西ともに千里眼を持つ僧がおり、左目をつぶしていれば未来を、右目をつぶしていれば過去を見ることができるという。これも東方の宗教的影響である。
(太陽はまぶしくて見えず、背をむけてその明るさを知ることからの寓意)

 


【気 候】

気候はステップ気候(年間を通して降水量は少なく雨季には少量の雨が降る。
昼と夜の気温差が激しい)一年中あるいは乾季のみの間中緯度高圧帯の影響下に入るため、
日本で言う秋晴れのような乾燥した晴天が続く。

雨季にはある程度の雨が降るが、年間平均降水量は250~750mmとやや少なめである。

 

植物の自生は可能であるが、森林ではなく、草原になる。また、過放牧や過耕作、水源の枯渇などにより砂漠化(土地の不毛化)が進んでいる。

 

 

 

 

 

 

最終更新:2016年11月17日 00:43
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