【猫耳イベント】概要 (オディール内限定)

 

これは「ネタ」提供的なお楽しみイベントですので、乗って頂くかどうかはまったくの自由です。ご自分のキャラクターはそんな目にあわせたくない、またイメージが崩れる、などという場合は完全無視していただいても、世界観的な問題、あるいは不利はまったくありません。


また、魔法をかけられてしまう場合は、自キャラの魔力の有無、種族を関係なく平等にかけられてください。自力で魔法を解除する、あるいは魔力のある魔族に頼んで解除してもらう、というのは無い方向でお楽しみください。


このイベントは特に期間や実際のくじなどもうけてあるわけではないので、ご自分の作品で自由な時に引用、創作して頂く形であることをあらかじめご了承ください。

 


【経 緯】
 アカデミーが創立して間もないころ、黒鳥城のそばにある学生寮の前に妖魔の猫の子供が五匹親からはぐれて死にかけていました。妖魔の猫といえども子猫のころは普通の猫そっくりで、間違えて飼ってしまう人が沢山います。そして成獣になると肉食獣並みの大きさになり、魔力を持ち、力も強く家畜や人を襲うこともあるので、大抵は途中で気づいて捨てられるか殺されてしまいます。
 この五匹の妖魔の子猫も、学生たちは普通の子猫だと誤解して拾い、こっそりと面倒を見てやっていました。
 しかしある日、森番小屋の職員がやってきてこれは妖魔の子猫だから早急に処分したほうがいいと勧めますが、妖魔の子猫たちはすっかり学生たちに懐き、可愛い以外に何の害もありそうに見えません。
 学生たちは処分と言う言葉を聞いて、なんとかそれを避けられないだろうかと必死に頼みこみました。
 妖魔の子猫たちは普通の猫よりもずっと利口で、主人に犬さながらの忠誠心を持ちます。 もし主人を定めることができれば、人や家畜を襲うことを止められるかもしれませんが、野性に戻すならば害獣を増やして放つことになります。
 しかし魔族ならともかく、人間が妖魔の主人になる資格はありません。もしなれるとしても、並外れた魔力を扱える魔道士でしょう。しかも妖魔の寿命は人間以上あります。
 5匹の主人を探すのはオディールといえどもとても難しい問題だと思われました。

 泣いて嘆願する学生たちになす術もなく、妖獣の扱いに慣れている森番小屋の職員たちに妖魔の子猫が引き渡された日、偶然にも城主の所用をこなす使者が城を訪れ、彼らからことの経緯を聞きます。魔と共存することを目指して開かれた土地ならば、人の子がこれほど守ってやろうとした命、何とかできないものでしょうかという願いを使者は城主に取り次いでやりました。

 「では妖魔の子猫たちは人と異種族の垣根を払う役目を負って、人と共に生きることを許そう」と城主が認め、彼らの主人となりました。
 以後、妖魔の子猫五匹は人語を話す力と姿を与えられ、彼らなりの知恵を絞って人と異種族の垣根を低くするのに奔走しています。

 

 

 


【特 徴】  画像つきデータはこちら
彼らは3歳児程度の人間の子供の姿ですが、城主の庇護があるので通常の妖魔の猫とは比べ物にならない魔力を操ることができます。しかし人を傷つける方向の魔法はまったく使えません。せいぜいがイタズラどまりです。


名は真名があるようですが、1号、2号、と呼ばれており、お互いもそう呼びかけます。
住民が呼びかけるときは「猫耳さん(ちゃん)」とか「猫耳!」とか「〇号ちゃん」とかさまざまです。

 

毛色は黒、白、赤毛(茶)、金毛、灰の5色で、それぞれ髪の色に対応しており、猫の耳、尻尾が隠せてないのが特徴です。皆オスです。(詳細はNPCリストにアップします)

 

頭はそれほどよくありませんし、人語も間違ったですます調ですが、みな人懐っこく憎めない感じですが、実は悪辣だったりする部分もあります。
食べ物の誘惑に弱く、甘いものが大好きで大食です。カニが世界で一番の食べ物だと思っています。

 

 

 

【口調例】
こんにちは、なのです。ぼくは1号ちゃんです。このくじを引くです。
(相手はすべて名前にちゃんづけで呼びかけます。知らない場合はおにいさん、おねえさん)

 

 

 

【お仕事】
普段はルシャナタウンの雑貨店で「猫耳宅急便」を引き受けています。安全・確実がモットーらしいです。事実、船便よりも確実に早く大陸に荷物を届けてくれますが、その日の受付量が決まっているので、大量には配達できない模様。

 

そして彼らがもっとも楽しみにして力を注いでいるのが、島内であるイベント時にイタズラ魔法をかけることです。祭りの期間だけ、彼らの魔力の強さは最大ボルテージで、くだらない魔法をかけてきます。解除するのは「猫くだし」なる謎の薬のみです。しかも彼らしか持っていません。薬の出るくじをルシャナの雑貨店で我慢強く引くか、持っている人から譲ってもらうかですが、じっと我慢していれば祭りの期間が過ぎれば必ず元に戻ります

 登場するイベントの詳細はこちらへ。

 


【猫耳の魔法】
猫耳たちが出てくるのは以下のお祭りです。魔法の効力はどんなに長くても祭の期間のみ。


1月 ルシャナタウンの旧正月。新年の運試しくじをひけます。
3月 春分祭  物陰から固ゆで卵を投げつけてきますのでご注意。ぶつけられると魔法がかけられます。
7月 海洋祭  セーラー服に海賊帽子という謎の姿で現れます。「シャリートさまに忠誠を!」と叫んできますので、イエスでもノーでもうっかりリアクションすると魔法をかけられます。

10月 収穫祭  「美味しいものがあるので案内するです」、と言って近づいてきます。とても無邪気な様子なのでつい手をとってしまうと(そうなるのもすでに猫耳の魔力です)怪しい魔法をかけられてしまいます。

11月 アカデミー学園祭 呼び込みまがいのことを街中でしています。「来てくださいですぅ」という手をうっかりとると魔法がかけられます。

 

 

 

くじや魔法の例は別掲してあります。こちらへどうぞ。

運を天にまかせてくじで引く!という方はこちらで。

 

最終更新:2009年07月22日 17:21