発狂DPBMSの入力デバイスはプレイアビリティを考えると
2dxの専コンもしくはアケコン、自作系コントローラも含め
PS2コントローラを変換機経由でPCに接続します。
しかし、この変換機が曲者であり
良いものを選ばないと、入力に遅延が生じたり
ボタンを押してから反応するまでの時間が大きくズレます
(良い悪いで値段が変わらないため、外観で分からない)

そこで、実際どうなのかを証明する資料として
Peercast配信者そうす氏のページSousu's ARENAより
D.I.Y.
PS2-USB変換アダプタの応答速度測定
を一通りご覧になって下さい。

電圧や装置など詳細はスルーしても問題ないので
各機器ごとに測定した応答速度のグラフを見てみましょう。

まず入力してから反応するまでの速度は
大体20ms~(1フレーム強)となっていますが
粗悪品には40~50ms(3フレーム前後)の
遅延がある場合もあります
私の場合、サンワ製とエレコム製を同時使用していた時期がありますが
1p2pの同時押しをすると、かなりの確率で片方が黄ばみました。

より影響が強いと思われるのは、反応速度のズレです。
最も良いとされるサンワ製で10ms(19ms~29ms)のズレがありますが
粗悪品と評されるものは良くて20ms
ひどいものは50msの幅を持つものがあります。
(PS2や本家2dxの誤差は現状わかりません)

LR2の判定は↓なので、
EASY +-21ms (42ms)
NORMAL +-18ms (36ms)
HARD +-15ms (30ms)
VERY HARD +-8ms (16ms)
1フレーム=1s/60≒16.67ms


20msの誤差があれば、easy判定でしっかり押しても光らない
可能性はあるでしょう。VERYHARDでは言うまでも無く
50msではゲームになりません。

そこで、入力デバイスをストレスなく使うための方法が
いくつかあります。

1、サンワサプライのJY-PSUAD系列を使う
新規で買える場合、変換機の性能として最も安定している
サンワ製のものを買えば鉄板です。
「系列」なので、JY-PSUAD11やJY-PSUAD1N(私はこれ二個)など
亜種や後継品を選んでも大丈夫です(すべて一個千円ちょい)

2、異なるメーカーの品を組み合わせて使わない
あり合わせて無理をすると、1p2pで光るタイミングが
ズレる可能性があります。

3、「1デバイスで2個のPS2コン」が繋がる機器は買わない
これは鉄板で反応が遅延するため、避けましょう
一個接続用を二個買ったほうが安定します

4、ドライバに注意

123の結果、サンワ製の同一商品を二個買えば鉄板と言えますが
JY-PSUAD1N二個使用の場合、付属CDのドライバを使うとLR2が動かない
という問題がありました。この場合一度アンスコし
windowsが自動で入れてくれるドライバを使いましょう。
マクロ機能など、余計なものがついてると怪しいようです。


5、マウスレートの変更を行う
これはfpsゲーマー等に知られた裏技ですが
サンワ製の機器の反応速度を20ms→7ms 誤差10ms→3msと
ほぼ即反応、誤差無しの環境が作れます。
エレコム製など一部でも若干の効果が期待できます。

ただしwindowsのシステムファイルを改造するため
osの扱いに手馴れてない場合、慎重を要します
最悪usb機器がすべて反応しなくなるのでご注意を。

そのへんの警戒も含め、ここでは説明しませんので
「マウスレート xp」「マウスレート vista」あたりで
ググることをお勧めします。

vista向けヒント:setup.exeの「mouse only」のチェックを外そう。

 


※注意
マウスレート改造後の入力精度は(恐らく)本家2dxや
PS2の入力精度を軽く超えると思われます。
本家再現を目的とはしていません。

また、スコアが極まった人にはこの誤差減少が
大きく影響する可能性も否定できません。

本家ですら皿の状態など環境がゲームに影響を与えるので
厳格な統一ルールは無いと承知の上、ご利用頂ければと考えます。

私的には、悪環境を改善するための手段として掲載しています。

最終更新:2009年10月02日 12:59