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2009年11月30日③
まえはら (まえはら)
| 分野 | 鰻 |
| いただいた料理 | アラカルト 合計7000円弱 |
| 場所 | 京都市中京区両替町通二条上る北小路町108番地 |
| URL | なし |
| MICHELIN2010 | ☆ 黒1フォーク |
| ZAGAT2008/09 | - |
| 食べログ | http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260202/26006371/ |
蕎麦屋 nicolas のあと、鰻割烹 まえはら へ。
夜の帳の中、街並とショーウィンドーを眺めつつ、
徒歩と地下鉄で、てくてくと移動しました。
鰻割烹を標榜する真新しい和風の一軒家。
玄関で「鰻重だけでもよいか?」と尋ねると、
あたりのよい若女将が快く迎えてくれました。
カウンタに案内していただき、入口寄りの隅に腰を下ろしました。
カウンタ席の足元の僅かな空間には、
ホットカーペットが敷かれ、冷えを和らげてくれます。
メニューをひと眺めすると、
本日のお勧めに、「すっぽん小鍋」の文字が。
だいぶいい腹具合ですが、抗えず、ビールと共にお願いしました。
スープは、あっさりとしてコンソメに近い感じで、
すっぽんは、エンペラでなく赤肉の多い部分でした。
ちょっと思っていたのとは違う感じ。。
おもいのほか、エビス・ザ・HOP 中瓶 がよく、
ホップが爽やかに香り、エビスのイメージが変わりました。
小鍋を平らげた頃、鰻重(共水厳選)3200円 が供されました。
焼色は適度で、香ばしさが鼻をくすぐり食欲をそそります。
箸でふうわり切れるのですが、
焼きはしっかり、蒸しは浅いといった加減でしょうか。
たれのつけ具合はかなり薄めで、
お好みで使うよう、掛けまわし用の垂れを用意してくれます。
このおかげで、重を3通りに楽しめました。
・そのままでいただき、鰻の香りを楽しむ
・色々な加減でたれを掛けまわして楽しむ
・たれを掛けまわし、ご飯の部分にのみ山椒を振り楽しむ
はじめ 「骨を強く感じるのではないか?」 と思ったのですが、
さほどでもなく、上等な鰻重だと思いました。
次回は是非「白焼き」を頂いてみたいと思いました。
途中、料理長が「肝吸いの代わりにデザートにしますか?」
と気づかってくれ、デザートに代えていただきました。
また、手持ち無沙汰にしていると、若女将が、
「何もないですが」と昆布佃煮を出してくれました。
そこかしこに濃やかな気づかいが感じられるお店でした。
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2009年11月30日②
nicolas (にこら)
| 分野 | 蕎麦 |
| いただいた料理 | アラカルト 合計5600円 |
| 場所 | 京都市上京区智恵光院通五辻上ル五辻町69-3 |
| URL | http://www.sobaya-nicolas.com/ |
| MICHELIN2010 | ☆ 黒1フォーク |
| ZAGAT2008/09 | - |
| 食べログ | http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260202/26000514/ |
鮨 今井で昼膳のあと、蕎麦屋 nicolas へ。
昼のラストオーダーに間一髪間に合わず、
時間つぶしに、足の向くまま、気の向くまま散歩三昧。
西陣は、鳥岩楼に伺って以来5年ぶり以上でしょうか。
まず、すぐ近くの、
創業 文化三年のかま八老舗 で どらやき 月心 を買い、
ひと気の少ない本隆寺境内で、紅葉を眺めつつ頂きました。
三笠生地に粒あんを包み折って、半月型に仕立ててあり、
生姜がふわりと香るのが特徴です。
ぶらぶらしていると、近くの公園の傍らに、
首途八幡宮を見つけました。
鳥居の下には「源義経(牛若丸) 奥州へ旅立ちの地」
とあり、どこからともなく笛の音が聞こえてきます。
これってスピーカーから流しているんでしょうか?
そのあと、あてなく木々を求めていて辿り着いた、
船岡山(111.7m)で紅葉狩り。
山城の遺構と、織田信長を祀る建勲神社が
公園として整備されています。
なんでも船岡山一帯は、応仁の乱で西軍の陣地となり、
それ以来、西陣と呼ばれてきたそうです。
物見遊山のあと、
山を降り、山すそに船岡温泉を見つけました。
大正12年(1923)に料理旅館「船岡楼」として創業し、
戦後、浴場専業となった日本を代表する銭湯の一つ。
建築、装飾をもって、国有形文化財に登録済だそうです。
建物を見た瞬間に、かつて
マリアージュ.フレール>鹿ヶ谷山荘>船岡温泉
と日帰り観光で巡った記憶が蘇りました。
まだ時間もあったので、入湯することにきめました。
最近できたという檜の露天風呂では、
西陣の旦那衆?おふたかたと世間話。
ゆったりとした時をすごすことができました。
風呂を出てから、ふと空を見上げると、
ノッポの煙突が、満月を射抜かんとしているよう。
『さぞやお月さん煙たかろ~♪♪』
17時30分の開店を少し過ぎて、「nicolas」に戻りました。
「自家製粉手打ち十割蕎麦」 を標榜し、「昭和初期建築の京町家をモダンな形で再生し、蕎麦は勿論京野菜や地の素材を活かした料理、吟味した地酒・焼酎など、、、。皆様が居心地の良いと感じて頂ける空間を目指しています」 とのこと。
予約の連絡はしていませんが、一番のりでカウンタ席中央へ。
ご主人と奥様?、アルバイトの方1名(途中から2名?)で
調理と給仕をされているようです。
まずは、あつい蕎麦茶が供されました。
訊けば、コースは前日からの予約のみとことで、
アラカルトで組み立てました。
はじめに冷ざるを一枚。
細めで少し縮れており、香りはあまり感じません。
適度なこしと、荒めの歯ざわり。
優しく、けれんみのないつゆで頂きました。
ちなみに、飲む前に蕎麦を手繰るのが私の流儀。
味覚が鋭敏なうちに、味を感じたいからです。
蕎麦湯が供されたのち、
蕎麦焼酎(宮崎八重桜)をお願いして蕎麦湯割りに。
チェイサー(摘みでもある)は蕎麦つゆの蕎麦湯割りです。
そのあと、次のような順で頂きました。
〇牡蠣の西京味噌漬(カレー風味)
▼えびす黒小瓶
〇椎茸のブルーチーズ風味焼
〇あぶり鴨(京鴨)
〇仁挽き 杏仁豆腐(そば蜜シロップ)
お願いした摘みは、どれもシンプルですが、完成度が高く、
また食べたくなる味ばかりでした。
月曜日の開店直後のため、
他の客は、年配の男性と妙齢の女性の一組だけ。
小一時間ほどをゆったりすごし、お店を後にしました。
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2009年11月30日①
今井 (いまい)
| 分野 | 鮨 |
| いただいた料理 | 1人前4200円の昼定食 |
| 場所 | 京都府京都市中京区錦小路通東洞院東入西魚屋町619 |
| URL | なし |
| MICHELIN2010 | ☆ 黒1フォーク |
| ZAGAT2008/09 | - |
| 食べログ | http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26005006/ |
月曜日のお昼時、京都でお弁当でもと思い
祇園四条に着いたのが、正午を小一時間ほどすぎた頃。
東山の料亭にきくと、既に予約で一杯とのこと。
紅葉の盛りとあって、書き入れ時なのでしょう。
四条通りを烏丸へ歩いて、錦小路で市場を覗きつつ、
京都大丸錦入口の近くの 鮨「今井」へ。
ビルの短い階段を下った半地下の奥まった場所に、
少々雑然とした印象の玄関がありました。
予約していないことを告げ、
衣紋掛けにジャンパーをかけて、カウンター中ほどに。
30台後半だろうかと思われる若いご主人と奥さま、
5歳に満たないだろう嬢ちゃんが出迎えてくれました。
先客に50歳前後の男性が一名。
盛り込みを食べ終わり、お茶をすすっておられます。
低音量でジャズが流れ、
真新しくシンプルな店内の造作は、好もしいものです。
ただ、つけ台周辺は、夜の仕込みのための道具類で
玄関と同じく雑然とした感じで、アンバランスな印象です。
2100~4200円の3種類の定食より、
4200円の「特上」をお願いしました。
〇小鉢:もずく
茎が太めのしっかりしたもずく。やさしい味付け。
〇鮨 9貫:
白身(2種)、鮪(霜降り)、(ずけ)、いか、たこ、きずし、
うに(海苔無し)、穴子
しゃりは大きめの粒で、硬めに炊かれ、少しパサつきます。
ほどけは、ねばりが邪魔していま一つ。
皿にも指にも飯粒がつきます。
たねは良いものを使っておられると思われますが、
華やかさは感じず、控えめ、遠慮がちな感じで主張しません。
良くも、悪くも引っかかりが無い感じ。
鮪(霜降り)は少し冷たく、とろける感触はありません。
〇赤だし(えのき):
旨いのですが、山椒が強い。痺れが尾をひきました。
夜は、旨いつまみと、酒を供されているのでしょう。
仕込みで忙しい時間帯に来店したことを後悔しました。
これも、一期一会といったところでしょうか。。
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2009年10月30日②
ぎをん 梅の井(うめのい)
| 分野 | 鰻 |
| いただいた料理 | 4千円弱 鰻重(上)、肝吸い |
| 場所 | 京都府京都市東山区縄手四条上ル |
| URL | http://www.gion-umenoi.net/ |
| MICHELIN2010 | ☆ 黒1フォーク |
| ZAGAT2008/09 | 20/16/14 |
| 食べログ | http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26000568/ |
千花で昼膳のあと、祇園白川の疎水沿いをそぞろ歩き。
祇園白川の近くにワインショップをみつけ、
簡易テラス?で、南アのスパークリング1/4を頂きました。
上々の秋晴れのもと、
芋ぼう、未在、菊の井本店、高台寺和久傳 等を眺めつつ
知恩院、円山公園、高台寺、八坂神社と散歩しました。
そうして17時の開店にあわせて、
繁華な花街にありながら、落ちついたたたずまいの
「梅の井」に到着しました。
大正初期から90年以上にわたって祇園に店を構え、
京都で初めて江戸焼を取り入れた老舗の鰻屋だそうです。
良質の国産鰻を、店の裏にある地下100mの井戸から
汲みあげた水に数日間放った後、備長炭で焼上げるとのこと。
予約の連絡はしておらず、1Fのテーブル席へ。
感じの良い妙齢の女性が、案内と給仕をしてくれました。
開店直後のため、他に客はいませんでした。
鰻重、肝吸いとも10分程で、すばやく供されました。
鰻はしっかりと焼色がつき、柔らかすぎず硬すぎず。
ふうわりと箸で切り分けることができる良い加減です。
タレは凛として甘み少なく、鰻の味を引き立てます。
ご飯に山椒をふって頂くと、また格別の美味しさです。
肝吸いは淡く、すっきりとしていますが、
ただ、肝がほんのすこし生臭く感じます。
15~20分ほどで平らげ、お店を後にしました。
しっかりとした設え、使い勝手の良さそうな調度、
清潔感のある店内、是非再訪したい感じの良い店でした。
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2009年10月30日①
千花 (ちはな)
| 分野 | 和食 |
| いただいた料理 | 1万円(税サ込)の昼定食 |
| 場所 | 京都府京都市東山区祇園町南側584 |
| URL | http://www.kyotochihana.com/ |
| MICHELIN2010 | ☆☆☆ 赤1フォーク |
| ZAGAT2008/09 | 22/17/17 |
| 食べログ | http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26000537/ |
秋晴れの金曜の昼さがり、鴨川ぞいを散歩しました。
水は思いのほか澄み、小魚の群れる姿も窺えました。
そうして小腹をすかせ、そぞろ歩きで店にむかいました。
1980年代初頭、辻静雄がポール.ポキューズらと度々訪れ、
ヌーベル.キュイジーヌに影響を与えたといわれる「千花」へ。
#ボキューズの「パイ包みのスープ」は椀物、
#「鱸のパイ包み焼き」は奉書焼きを模したそうです。
料理の鬼と謳われた先代亡き後、
現在はご長男である二代目が看板を守られています。
南座から八坂神社にむかう商店街の中ほど。
細い路地道に「千花」の大きな赤提灯が見えました。
路地を含めた敷地は、少し雑然とした感じでしたが、
引き戸を2つ開けると、8席のカウンタ席と共に静謐がありました。
カウンタの中ほどに案内され、
黒の洋装の婦人と、割烹着の男性の給仕にあずかりました。
酒は純吟の冷酒を頼み、そのあと純米のぬる燗をいただきました。
左隣に、すでにご機嫌な70代位の男性がおひとり、
右隣に、30~50代ぐらいのかしましい女性4人組。
料理は間をおかずに供されました。
・いかと赤いグレープフルーツの和え物
・すり鉢であたったくみあげ湯葉、サツマイモのチップス、
山椒入り釘煮、マグロの佃煮ほか2種(全6種を杯盛りで)
・椀物(ゆずの吸い口に、椀だねはきのこ入卵豆腐としめじ)
・明石鯛の細造り 細切り塩こぶで
など
異端児とまでいわれた先代の料理も、今となっては
スタンダードの趣で、完成度高く、清酒によりそいます。
見方によっては少量多皿の今風な献立でもあります。
「これは」と思わせる品も2つありました。
かますの幽庵焼は、醤油辛からず、味醂で甘過ぎもせず、
素材の旨みが感じられる加減でした。
うかがうと、漬け時間は通常と同じ20~30分位で、
清酒の割合は少し多めかもしれないとのこと。
また、春雨と鯛の酢の物の薄味加減も、
ぎりぎりのところで止められていて絶妙でした。
炊きたてのご飯は、極細く切った大葉や香の物を載せて
供されましたが、盛りが上品で、おかわりも無いとの事。
女性達はがっかりした様子でした。
最後はお決まりの、絞りたてのフレッシュフルーツジュース。
腹六、七分といったところで店を出ました。
ご主人の 「今までのやり方を変えず続けていくだけ」 という言葉が
耳に残りました。
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