Todarodes pacificus
若 手芸
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gs23
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文化祭(手芸部)1年目
●● 「今日の文化祭、
わたしたし手芸部は
体育館でファッションショー。
●● 「準備、急がなきゃ!
●● (うわ〜っ、どうしよう!
スッゴク緊張してきた……。)
わたしたし手芸部は
体育館でファッションショー。
●● 「準備、急がなきゃ!
●● (うわ〜っ、どうしよう!
スッゴク緊張してきた……。)
友好
若王子「●●さん。
●● 「あ、若王子先生!
若王子「やや、すっかりモデルさんだ。
ちょっと顔色が悪いけど。
●● 「はい、緊張しちゃって……。
若王子「それじゃ、手の先を暖めてごらん。
ポカポカしてきたら、
緊張が解けます。
●● 「えっ、ホントですか!?
ちょっと息をかけてみようっと。
……あ、あったかい。
若王子「末端の血流を良くして
内分泌系を刺激する。
科学のおまじないです。
若王子「はい、これで君は大丈夫。
先生、客席で見てますよ。
●● (少し緊張がほぐれたみたい。
よーし、がんばるぞ!)
●● 「あ、若王子先生!
若王子「やや、すっかりモデルさんだ。
ちょっと顔色が悪いけど。
●● 「はい、緊張しちゃって……。
若王子「それじゃ、手の先を暖めてごらん。
ポカポカしてきたら、
緊張が解けます。
●● 「えっ、ホントですか!?
ちょっと息をかけてみようっと。
……あ、あったかい。
若王子「末端の血流を良くして
内分泌系を刺激する。
科学のおまじないです。
若王子「はい、これで君は大丈夫。
先生、客席で見てますよ。
●● (少し緊張がほぐれたみたい。
よーし、がんばるぞ!)
好き以上
若王子「やあ、●●さん。
●● 「あっ、若王子先生!
見に来てくれたんですね。
若王子「うん。
なかなかのモデルっぷりです。
似合ってる。
●● 「ありがとうございます!
これ、わたしが作ったんですよ。
若王子「や、その笑顔。
やっぱり君はそうでなくちゃ。
●● 「え?
若王子「ステージでも、今の気持ちを
忘れなければ大丈夫。
きっと上手くいく。
若王子「や、先生は行かなきゃ。
●●さん、
客席から応援してる。
●● (若王子先生、緊張をほぐしに
来てくれたんだ……。
よーし、がんばるぞ!)
●● 「あっ、若王子先生!
見に来てくれたんですね。
若王子「うん。
なかなかのモデルっぷりです。
似合ってる。
●● 「ありがとうございます!
これ、わたしが作ったんですよ。
若王子「や、その笑顔。
やっぱり君はそうでなくちゃ。
●● 「え?
若王子「ステージでも、今の気持ちを
忘れなければ大丈夫。
きっと上手くいく。
若王子「や、先生は行かなきゃ。
●●さん、
客席から応援してる。
●● (若王子先生、緊張をほぐしに
来てくれたんだ……。
よーし、がんばるぞ!)
成功
●● (よかった、
なんとか成功だ……。)
若王子「●●さん、お疲れ様。
●● 「あ、若王子先生!
いかがでしたか?
若王子「うん、とても良かったです。
モデルも服も、◎!
●● (やったー!
若王子先生にほめられちゃった!)
なんとか成功だ……。)
若王子「●●さん、お疲れ様。
●● 「あ、若王子先生!
いかがでしたか?
若王子「うん、とても良かったです。
モデルも服も、◎!
●● (やったー!
若王子先生にほめられちゃった!)
失敗
●● (ああ、転んじゃった。
大失敗……。)
若王子「こけちゃいましたね。
●● 「あ……若王子先生。
若王子「服はあまり覚えてないけど、
君の顔はみんな覚えたはずです。
印象はバツグンでした。
●● (ううっ、そんな印象は嫌です……。)
大失敗……。)
若王子「こけちゃいましたね。
●● 「あ……若王子先生。
若王子「服はあまり覚えてないけど、
君の顔はみんな覚えたはずです。
印象はバツグンでした。
●● (ううっ、そんな印象は嫌です……。)
文化祭(手芸部)2年目
●● 「今日の文化祭、
わたしたち手芸部は
体育館でファッションショー。
●● 「今年の作品は
パーティードレス!
ドキドキするなぁ。
●● 「……そんなこと言ってる
場合じゃなかった!
早く準備に行かなくちゃ!
わたしたち手芸部は
体育館でファッションショー。
●● 「今年の作品は
パーティードレス!
ドキドキするなぁ。
●● 「……そんなこと言ってる
場合じゃなかった!
早く準備に行かなくちゃ!
●● (うわ〜っ、どうしよう!
スッゴク緊張してきた……。)
スッゴク緊張してきた……。)
友好
若王子「マドモワゼル。
●● 「あ、若王子先生!
若王子「振り向きましたね?
自分のことだと思ったんだ。
ピンポンですね?
●● 「うっ……ピンポンです。
若王子「そう、君はドレスをまとった
マドモワゼルです。
ステージなんか怖くない。
若王子「リラックス、ですよ。
行ってらっしゃい。
●● (少し緊張がほぐれたみたい。
よーし、がんばるぞ!)
●● 「あ、若王子先生!
若王子「振り向きましたね?
自分のことだと思ったんだ。
ピンポンですね?
●● 「うっ……ピンポンです。
若王子「そう、君はドレスをまとった
マドモワゼルです。
ステージなんか怖くない。
若王子「リラックス、ですよ。
行ってらっしゃい。
●● (少し緊張がほぐれたみたい。
よーし、がんばるぞ!)
好き以上
若王子「マドモワゼル。
●● 「あ、若王子先生!
見に来てくれたんですね。
若王子「振り向きましたね?
自分のことだと思ったんだ。
ピンポンですね?
●● 「うっ……ピンポンです。
若王子「恥ずかしがることはない。
昨日までは、デザイナーでお針子さん。
今日の君は、ステージの華だ。
若王子「とてもよく似合ってます。
堂々とお披露目しておいで。
●● 「若王子先生……。
若王子「や、先生はもう行かなきゃ。
●●さん、
客席から応援してる。
●● (若王子先生が見てくれるんだ……。
よーし、がんばるぞ!)
●● 「あ、若王子先生!
見に来てくれたんですね。
若王子「振り向きましたね?
自分のことだと思ったんだ。
ピンポンですね?
●● 「うっ……ピンポンです。
若王子「恥ずかしがることはない。
昨日までは、デザイナーでお針子さん。
今日の君は、ステージの華だ。
若王子「とてもよく似合ってます。
堂々とお披露目しておいで。
●● 「若王子先生……。
若王子「や、先生はもう行かなきゃ。
●●さん、
客席から応援してる。
●● (若王子先生が見てくれるんだ……。
よーし、がんばるぞ!)
成功
●● (よかった、
なんとか成功したみたい。)
若王子「お疲れ様、マドモワゼル。
●● 「あ、若王子先生!
いかがでしたか?
若王子「とってもキレイでしたよ。
一曲、踊ってほしいくらいです。
●● (やったー!
若王子先生にほめられちゃった!)
なんとか成功したみたい。)
若王子「お疲れ様、マドモワゼル。
●● 「あ、若王子先生!
いかがでしたか?
若王子「とってもキレイでしたよ。
一曲、踊ってほしいくらいです。
●● (やったー!
若王子先生にほめられちゃった!)
失敗
●● (あぁ、転んじゃった。
大失敗……。)
若王子「●●さん。
●● 「あ、若王子先生……。
若王子「丈夫なドレスを作りましたね。
これなら何度転んでも破れない。
さすがです。
●● (ううっ、そんなところを
見せたかったんじゃ
ありません……。)
大失敗……。)
若王子「●●さん。
●● 「あ、若王子先生……。
若王子「丈夫なドレスを作りましたね。
これなら何度転んでも破れない。
さすがです。
●● (ううっ、そんなところを
見せたかったんじゃ
ありません……。)
文化祭(手芸部)3年目
●● 「今日の文化祭、
わたしたち手芸部は
体育館でファッションショー。
●● 「今年の作品は
ウェディングドレス!
どきどきするなぁ。
●● 「……そんなこと言ってる
場合じゃなかった!
早く準備に行かなくちゃ!
わたしたち手芸部は
体育館でファッションショー。
●● 「今年の作品は
ウェディングドレス!
どきどきするなぁ。
●● 「……そんなこと言ってる
場合じゃなかった!
早く準備に行かなくちゃ!
●● (うわぁ〜、お客さんでいっぱい!
ドキドキするなぁ……。)
ドキドキするなぁ……。)
友好
若王子「●●さん。
●● 「あ、若王子先生。
若王子「大入り満員ですね。
お客さんの期待は最高潮です。
●● 「うっ……。
若王子「……君の緊張も最高潮だ。
ピンポンですか?
●● 「はい、ピンポンです……。
若王子「じゃ、これ以上
緊張することはないわけです。
ステージではリラックス出来ますよ。
●● 「……あ、なるほど。
若王子「はい、これで大丈夫。
行ってらっしゃい、花嫁さん。
●● (うん、そうかもしれない……。
よーし、がんばろうっと!)
●● 「あ、若王子先生。
若王子「大入り満員ですね。
お客さんの期待は最高潮です。
●● 「うっ……。
若王子「……君の緊張も最高潮だ。
ピンポンですか?
●● 「はい、ピンポンです……。
若王子「じゃ、これ以上
緊張することはないわけです。
ステージではリラックス出来ますよ。
●● 「……あ、なるほど。
若王子「はい、これで大丈夫。
行ってらっしゃい、花嫁さん。
●● (うん、そうかもしれない……。
よーし、がんばろうっと!)
好き以上
若王子「やあ、●●さん。
●● 「あ、若王子先生!
見に来てくれたんですね。
若王子「や、これは可愛い花嫁さんだ。
……まさか花婿さんは
出てきませんよね?
●● 「はい、今日のステージは
女子ばっかりですから。
若王子「それなら一安心です。
妬かずに済む。
●● 「えっ?
若王子「や、なんでも。
それより、出番ですよ。
●●さん、行っておいで。
●● (若王子先生、何て言ったんだろう?
……あ、そろそろ始まる。
よーし、がんばらなくちゃ!)
●● 「あ、若王子先生!
見に来てくれたんですね。
若王子「や、これは可愛い花嫁さんだ。
……まさか花婿さんは
出てきませんよね?
●● 「はい、今日のステージは
女子ばっかりですから。
若王子「それなら一安心です。
妬かずに済む。
●● 「えっ?
若王子「や、なんでも。
それより、出番ですよ。
●●さん、行っておいで。
●● (若王子先生、何て言ったんだろう?
……あ、そろそろ始まる。
よーし、がんばらなくちゃ!)
成功
●● (やったね、大成功!)
若王子「●●さん。
●● 「あ、若王子先生!
若王子「とても綺麗でしたよ。
先生、隣に立ちたかった。
●● 「え?
若王子「ホラ、この白衣が
フロックコートに見えるでしょう。
……見えますよね?
●● 「それは……どうでしょう?
若王子「ダメでしたか。
じゃ、次は本物を用意しなくちゃ。
●● (若王子先生……?)
若王子「●●さん。
●● 「あ、若王子先生!
若王子「とても綺麗でしたよ。
先生、隣に立ちたかった。
●● 「え?
若王子「ホラ、この白衣が
フロックコートに見えるでしょう。
……見えますよね?
●● 「それは……どうでしょう?
若王子「ダメでしたか。
じゃ、次は本物を用意しなくちゃ。
●● (若王子先生……?)
失敗
●● (あぁ、転んじゃった。
大失敗……。)
若王子「●●さん。
●● 「若王子先生……。
若王子「君は、ホラ。
モデルよりもコメディーの方が
向いてますから。
●● 「うっ……。
若王子「君がボケで
先生がツッコミです。
これぞ夫婦漫才。
●● (わたしがボケで
若王子先生がツッコミ……?
大失敗……。)
若王子「●●さん。
●● 「若王子先生……。
若王子「君は、ホラ。
モデルよりもコメディーの方が
向いてますから。
●● 「うっ……。
若王子「君がボケで
先生がツッコミです。
これぞ夫婦漫才。
●● (わたしがボケで
若王子先生がツッコミ……?
クラブマスター(友好以上)
●● 「新人ファッションデザイナー展に
応募していたわたしの作品が、
コンテストの金賞を受賞した!
●● 「がんばってクラブ活動を
続けてよかった!
若王子「●●さん。
●● 「若王子先生!
どうしたんですか?
若王子「どうしたんですか、じゃない。
君が、凄いことをしたんです。
●● 「え? ……わたしが、ですか?
若王子「そうですよ。
デザインコンテストでの金賞受賞、
おめでとう。
●● 「あ、ありがとうございます!
若王子「君は手芸部の活動に
真剣に取り組んでいました。
かなりの力を付けてたんですね。
●● (がんばって完成させて、よかったな。)
応募していたわたしの作品が、
コンテストの金賞を受賞した!
●● 「がんばってクラブ活動を
続けてよかった!
若王子「●●さん。
●● 「若王子先生!
どうしたんですか?
若王子「どうしたんですか、じゃない。
君が、凄いことをしたんです。
●● 「え? ……わたしが、ですか?
若王子「そうですよ。
デザインコンテストでの金賞受賞、
おめでとう。
●● 「あ、ありがとうございます!
若王子「君は手芸部の活動に
真剣に取り組んでいました。
かなりの力を付けてたんですね。
●● (がんばって完成させて、よかったな。)