概要
正式名称 | 日本重化学工業共同体(Japan Heavy chemicals industry Complex) |
略称 | 日重工、日重、JHC |
代表 | 時田シロウ |
日重工の成立
成立前
特務機関NERV(NERV成立以前は人類進化研究所、ゲヒルン)が国内に拠点を持ったことで、使徒迎撃を目的とした第3新東京市やジオフロントをはじめとした各施設建造のために、国連から多額の予算が国内につぎ込まれた。だが、その利潤のほとんどはNERVや大規模な多国籍企業が独占するばかりであり、日本国内の工業、特に建築、機械、重化学、電気といった分野は、その勢いを急激に落としつつあった。
成立動機
そこで、2009年、事態を重くみた日本政府は、NERVに対抗すべくあるプロジェクトを提唱。そのプロジェクトとは、内務省がNERVから手に入れた資料に記載されていた"使徒を唯一倒しうる兵器"に対抗する巨大人型兵器の建造であった。
そして、内務省をはじめ通産省、防衛庁の主導の元、各企業が集まり、プロジェクトを推敲するために工業の総合的企業複合体として誕生したのが日本重化学工業共同体である。
政府からの予算援助の元、ジェットアローンと呼ばれる兵器の開発がはじまることとなった。
そして、内務省をはじめ通産省、防衛庁の主導の元、各企業が集まり、プロジェクトを推敲するために工業の総合的企業複合体として誕生したのが日本重化学工業共同体である。
政府からの予算援助の元、ジェットアローンと呼ばれる兵器の開発がはじまることとなった。
成立後
極秘である人型兵器プロジェクトのほか、他分野に渡る人材と強力な研究開発力を武器に様々な工業分野(特に産業機械や電気分野)で技術的、経済的成果をあげ始める。高温超伝導ケーブルやN2反応炉の建造などは世界でも名だたる成果である。その頃から、日重工ではない民間企業からの出資なども受けるようになり、事実上、日本最大の団体へ。
その後、国防省からの打診により、戦略自衛隊への兵器製造、さらに戦自技術研究所との共同研究、開発などを行うこともなる。
なお、ロボット技術は言うに及ばず、N2制御技術に関しても、世界のトップを走りつづけている。
その後、国防省からの打診により、戦略自衛隊への兵器製造、さらに戦自技術研究所との共同研究、開発などを行うこともなる。
なお、ロボット技術は言うに及ばず、N2制御技術に関しても、世界のトップを走りつづけている。
使徒迎撃作戦への参加
第三使徒戦において、国連軍より戦闘指揮権が日本政府から委譲されたため、やむを得ず実験機であったジェットアローンを戦場に出すこととなったのだが、勝利したがためにそのまま指揮権を保持することとなった。しかし、ゼーレによる日本政府への圧力から内務省より指揮権の返還要請を受けたため、第拾弐話以降、指揮権をNERVへ返還。以降、NERVによる使徒迎撃作戦の戦略指揮下となる。
使徒迎撃作戦においては第二次迎撃体制となっており、現地での戦術指揮権を保有する。また、戦略自衛隊と共同作戦を展開することもある。
使徒迎撃作戦においては第二次迎撃体制となっており、現地での戦術指揮権を保有する。また、戦略自衛隊と共同作戦を展開することもある。
組織図
代表:時田シロウ
JA開発部(日重工内の一つの部署)もちろん部長は時田シロウ
- 開発推進局
- 開発推進課(JA全体の運用方針の決定)
- 戦術課(実際のJAの運用と戦術決定)
- 整備課(JAの整備、保守)
- 技術研究局
- 第一技術研究課(第一研究所。)
- 第二技術研究課(第二研究所。主に制御プログラム、戦闘シミュレーション)
- JA一係(JA01を担当)
- JA二係(もとは第一技研、当然、JA02を担当)
- 第三技術研究課(JA関連の基盤技術研究。アクチュエータや超電導ケーブル、各種実験など)
- 武装開発局(JA関連武装兵器の開発)
- 質量兵装課(ハンマー、盾、高速多段薬室砲などの質量兵器)
- 特殊兵装課(陽電子砲などの特殊兵器とそのための電源装置)
- 支援兵装課(JA補助・支援兵器。しかし、事実上は第二係と同内容)
- 総務局
- 庶務課(時田に頭痛薬をくれた女性が所属する、JAで一番平和な課)
ほかに人事部や広報部、医局などがある。
日重工関連施設
第一研究所
旧東京都、第27放置区域に建造された。国立第三試験場が隣接しており、JAの開発もここで行われた。
主にN2リアクタ、制御OS、管制システム、大規模シミュレーションといったJAに関する技術開発と研究を日々行っていたが、JA改が第3新東京市へ配備となってからは、武装開発も行うようになってきた。
部署的には第一技術研究課にあたり、もっとも人員がいる課である。別名、陸の孤島。
第二研究所
第3新東京市郊外に位置し、現在のJA開発推進部本拠地。当初はJA格納庫と管制ビルだけであったが、国連からの補助予算認可に伴い、地下11階相当の施設と複数のビルディングを持つ大規模施設となった。NERV本部同様、関係者以外立ち入り禁止だが、NERVに比べればはるかに開放されている。
近くにジオフロントまで通じているエヴァ/JA兼用リニアラインが存在する。
近くにジオフロントまで通じているエヴァ/JA兼用リニアラインが存在する。
ジェットアローン強羅管制施設
EPISODE:3より登場。JAの現地管制のために強羅絶対防衛線付近に建造された。
第二研究所中央管制室が充実したため、現在は日重工にとっての唯一のレーダーサイト(それ以外は、戦自、NERVなどからの情報を利用している)となっている。
第二研究所中央管制室が充実したため、現在は日重工にとっての唯一のレーダーサイト(それ以外は、戦自、NERVなどからの情報を利用している)となっている。
添付ファイル