0から始めるKOF2002UM基礎

はじめに

ここでは完全初心者の方のために
このようにプレイしていくのが成長しやすくお勧めという一例を書いていきます。
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ゲームを始める前の準備

ゲームを始める前に用意しておくべきものがあります。

まずはゲームそのものですが、
最初からゲームセンターに置いてあるゲーム(以下アーケード)に挑戦は難しいです。
技術の習得以前に、操作すらままならないまま¥100が終わってしまうことがあります。
また乱入される可能性があるので、何もできずにボコボコにされて終わることもあります。
これでは入れたお金がもったいないです。

そこで家庭用を買うのをお勧めします。
一通り揃えるのに金額はそれなりにしますが、先行投資としては十分元を取れる金額です。
家庭用版では通常のCPU戦や対戦のほかに
プラクティスモードという練習ができるモードがあります。
また乱入される恐れもありませんし、自宅で好きなだけ練習できます。

幸いKOF2002UMは家庭用版から先に発売されたタイトルなので
PS2でゲーセンと同じ環境でプレイすることが可能です。
また、闘劇ver.という廉価&調整されたものも出ていますので
ゲームソフトそのものは安く入手することが可能です。
他のハードではXBOX360のXBLA(XBOX Live Arcade)にて
ダウンロード購入しプレイすることも可能です。

言わずもがな、PS2やXBOX360本体も必要となります。
また将来アーケードでプレイする予定の方は
アーケードスティックの購入を考えてもいいかもしれませんが、
そこは人それぞれとなっていきます。

最後に一番用意できるとよいのは「一緒にゲームをしてくれる人」です。
いるといないでは大違いになります。
PS2版ではオンライン対戦は不可能ですが、XBOX360版ではオンライン対戦が可能となっています。
対戦相手が身近にいない場合のひとつの家庭用導入基準になると思います。

格闘ゲームは最終的に対戦に行き着きやすいのですが、一人では対戦できません。
そこで一緒に始めた人がいれば楽しみながら成長できます。
もちろん一緒にではなくても、もっと前からやってる人でも問題はありません。
最終的にはコミュニケーションがものをいうのが対戦格闘ゲームですので、
最初のうちからできる限り交流の輪を作っていくといいと思います。
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ゲームを買った、さあやろう!

やってください、たっぷりやってください。
まず何はともあれたっぷりやることが大事です。
基本的なルールを覚えたりなどはゲームをプレイするのが一番です。
そのあといろいろ技術習得をしていくのがいいと思います。
また、アーケードスティックで始める方は
自分がやるであろうゲーセンのボタン配置に
キーセッティングしておくといいでしょう。
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ある程度操作に慣れたらいろんな攻撃を出してみよう

ここいらからいろいろ覚えていきます。
まず最初に「自分で意図して技を出す練習」から始めてみるといいと思います。
この際、CPU戦や対戦モードではなく、プラクティスモードでやってみるといいでしょう。

まず諸注意。
基本的に自キャラは左側にいるもの(右を向いている)とし、説明しています。
また方向入力を下記のようにテンキーで表現しています。
7 8 9
4 N 6 =
1 2 3

最初は簡単なものからやってみましょう。
「通常投げ」や「特殊技」はコマンドが簡単なので、すごく出しやすいです。
特に通常投げは、相手キャラにひっついて歩きながら強攻撃ボタンを押すだけで出ます。

次に「ふっ飛ばし攻撃」。強攻撃ボタン(CとD)を同時に押します。
またこのふっ飛ばし攻撃はジャンプ中にも出せます。
少し入力が忙しいかもしれませんが、ジャンプを入力(7or8or9)後にC+Dで出せます。
当たれば相手がこけるのでわかりやすいです。

さて、ここいらから難しくなっていきます。
「必殺技」を出していきましょう。
必殺技を自在に出せるようになると、格闘ゲームをやってる!という気分に浸れ楽しくなってきます。

まずは基本の「236コマンド」、通称波動コマンドから練習していきましょう。
このコマンドの必殺技は多くのキャラが所持しています。
京、紅丸、テリー、ネームレス、香澄、キングなど、非常に多いです。
その分基本のコマンドですので、練習していきましょう。
今回は京(家庭用02UMなら、1Pでキャラ選択画面で一番最初にカーソルが乗っているキャラ)でやってみます。
京は236コマンドの場合度のボタンを押しても必殺技が出ますので、
ボタンはどれでも結構ですが、パンチボタンの必殺技のほうが
技を出している気分にはなれますので、今回はAボタンでいきます。

入力は下方向から前方向へ、円の4分の1を描くように入力します。
また、最後のキー入力(この場合6方向)と同時にAボタンを押します。
最後のキー入力とボタン入力を押しっぱなしにすると出やすいです。
入力イメージとしては、「一瞬しゃがんだ後に前に歩きながらAボタンを押す」と出やすいです。
うまく入力できていれば、前へ踏み込みながら前方へ炎をまとった拳を出しています。

次のコマンドは「623コマンド」、通称昇龍コマンドです。
236コマンドができていると出しやすくなります。
京の場合、鬼焼きが「623+AorC」と623系コマンドです。
入力イメージは「ちょっと歩いたのちに236コマンドを入力、ボタンは早めに押す」と出やすいです。
うまく入力できれば、炎を出しながら上へ飛びます。


基本的にコマンドが長くなると受付時間も長くなる傾向にありますので、
あわてず確実に入力すると技が出やすいです。
特に超必殺技は受付時間が長めなので出しやすいです。

前述しましたが、必殺技や超必殺技が出せるようになりますと
格闘ゲームがぐっと楽しくなります。
ここはしっかり練習して、自在に出せるようになりましょう。
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システムに関する操作をマスターしよう

ある程度やっていると分かると思いますが、
全キャラ共通の基本操作というものがあります。
最終的には一通り使いこなす必要が出てきますが、
最初のうちにこれは重要というものを覚えておくといいでしょう。
大事な内容ですが地味ですので、次の項目の連続技と合わせて練習するといいです。

まずはガードです。
CPU戦で一方的に攻撃している分には問題ありませんが、
対戦となってくればそうは行きません。
ガードできないとどんどんダメージをくらい、簡単にやられてしまいます。

ガードそのものの入力方法は簡単で、
後ろ方向へ入力する(自キャラが左にいる場合、4)ことで立ちガード、
後下方向へ入力する(自キャラが左にいる場合、1)ことでしゃがみガードができます。
相手がジャンプしてきたときや、地上で遠くにいるときは立ちガード、
相手が地上で近くにいるときはしゃがみガードが基本になります。

次に前転と後転。
弱攻撃(AとB)を同時押しすると前転、
後ろ方向を入力しながら弱攻撃を同時押しすると後転が出ます。
前後転ともに移動中は打撃に対して無敵です。
しかし、終わり際に無防備な時間が少しあるので読まれないように使います。
また、投げには無力なのも注意点です。

次にダッシュとバックステップ。
ダッシュは前方向へキーを2回入力します。
2回目のキーを入力しっぱなしにすることで走り続けます。
バックステップは後ろ方向へキーを2回入力します。
どちらも短い間隔での入力で出ますので、早めの入力を心がけてください。
高速の移動をしていくためには必須です。
特にダッシュは地上からの接近時に非常に重要になります。

次に各種ジャンプです。
ジャンプはKOFではなくてはならない行動で、攻めにも守りにも使えるのが特徴です。
特に低いジャンプでの攻めは非常に強力です。

ジャンプには小、中、ノーマル、大と種類があり、
更に軌道が前方、後方、垂直とあります。
組み合わせて12種類あるような気がしますが、
垂直中ジャンプと、垂直大ジャンプは存在しないので、
実質10通りのジャンプがあります。

最初からこれらを全て使うのは難しいので
まずは前方にのみ軌道をしぼって練習していくといいでしょう。

簡単なのはノーマルジャンプで9方向に入力するだけです。
入力が短すぎると小ジャンプになってしまいますので注意です。

次に簡単なのは大ジャンプです。
一瞬下方向(1or2or3)に入力したのち、9方向へ入力します。
下方向への入力が長い場合、ノーマルジャンプになりやすく、
9方向への入力が短いと、中ジャンプになってしまいます。
また、ダッシュ中に9方向へ入力しても大ジャンプが出ます。

次に小ジャンプで、9方向に一瞬だけ入力します。
長すぎるとノーマルジャンプになってしまいます。

最後は中ジャンプ。
一瞬下方向(1or2or3)に入力したのち、9方向へ一瞬だけ入力します。
下方向への入力が長い場合、小ジャンプになりやすく、
9方向への入力が短いと、大ジャンプになってしまいます。
また、ダッシュ中に一瞬だけ9方向へ入力しても中ジャンプが出ます。

締めはガードキャンセルふっ飛ばし。
パワーゲージを1本以上持っていて、かつ相手の攻撃をガード中にふっ飛ばしを入力すると、
ガードを中断して相手をふっ飛ばし攻撃で攻撃します。
ゲージは必要ですが、問答無用で攻守を切り替えることができますので、必ず覚えておいてください。
練習方法はプラクティスモード説明にて確認してください。

他にも重要なシステムはありますが、まずはこれらを覚えていくといいでしょう。
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格闘ゲームの華、連続技を覚えよう

連続技とは、最初に当てた攻撃から次々と技を繋いで大ダメージを奪う行動です。
これができるようになりますと、相手の隙に大きなダメージをとることができるようになり、勝利へぐっと近づきます。

まず最初にキャンセルを覚える必要があります。
キャンセルとは「その攻撃動作を中断し、次の攻撃を繰り出すこと」です。
これを利用することで連続技は作られます。
ここではコンボが楽なテリーを使って練習してみます。

◆地上強攻撃空の連続技
まず「近C(2)→弱バーン(214+A)」を練習します。
近Cが当たっている間に、弱バーンのコマンドを入力しはじめ、
近Cの2段目が当たっているときに、弱バーンのコマンドを完成させます。
うまいこといきますとヒット数が3ヒットと表示されます。
これが連続技の基本となります。

この場合、近Cさえ当たって、きっちり弱バーンまで入力できれば
相手はその間に行動することができません。一方的にダメージを取れるわけです。

次に少し改良し、「近C→6A→弱バーン」を入力してみましょう。
要領は同じで、ひとつ前に攻撃があたっているときに、次の攻撃のコマンドを完成させます。
この場合、近C2段目ヒット時には6Aの入力が完成し、6Aヒット時には弱バーンのコマンドを完成させる必要があります。
うまいこといきますとヒット数が4ヒットと表示されます。
これがKOFの連続技の基本「通常技→特殊技→必殺技」の流れです。

◆ジャンプ攻撃からの連続技
次にジャンプ攻撃からの連続技を練習します。
ジャンプ攻撃からの連続技は威力が大きいうえ、中段始動になっています。
しゃがみガードではガードされないのが特徴です。
キャラクターは引き続きテリーで行います。

まずは基本の連続技で、「ジャンプC→近C(2)」までを練習してみましょう。
今回ジャンプの種類は問いません。
ポイントはジャンプCをできるだけ低く当て、着地直前ぐらいに次の近Cを入力する点です。
ただしあまりにも低く当ててしまい、かつ次のCボタンを押すのが遅れた場合、
「ジャンプC→遠C」という風に変わってしまいます。
うまく入力できた場合、ヒット数が3ヒットと表示されます。

さて、これができるようになりますと先ほどの連続技と組み合わせることができます。
あわせると「ジャンプC→近C(2)→弱バーン」となります。
うまく入力できた場合、ヒット数が4ヒットと表示されます。
ここまで決めれるようになれば、ジャンプ攻撃からの連続技の基礎はマスターです。

◆屈Bからの連続技
ジャンプ攻撃が中段からの連続技ならば、下段からの連続技もあります。
下段攻撃は立ちガードされないのが特徴です。
立ってる相手に狙っていきましょう。
ここで一度キャラを変更し、京に変えて練習します。

まずは連打キャンセルを覚えます。
特定の弱攻撃はタイミング良くボタンを押すことで、次の弱攻撃へキャンセルできます。
そこで今回のレシピは「屈B×1~3→遠B」です。
ポイントは屈Bがヒットした直後に次に屈Bを入力します。
このときキーは下方向へ入れっぱなしで構いません。
最後の遠B入力時のみ、キー入力を離してください。
うまくいきますと、2~4ヒットと表示されます。

なお、連打キャンセルのタイミングは技ごとに違うのが特徴ですので
自分の使用するキャラでのタイミングの確認は必須です。
なかには屈Bが連打キャンセル不可のキャラもいますので注意してください。

次に「屈B→屈A→3D(2)」の練習をします。
ポイントは連打キャンセルより、特殊技や必殺技をキャンセルする方が
コマンドを完成させるタイミングが早いですので、
先ほどの「屈B→遠B」のつなぎより早いタイミングでボタンを押す必要があります。
また、今回は3方向へキーを入れっぱなしにすることで
ボタンのみで連続技を繰り出すことができます。
うまく入力できますと、4ヒットと表示されます。

ここから一気に難しくなります。
キャラクターをテリーに戻します。

次の連続技は「屈B→3C→弱バーン」です。
今までの連続技に比べ、格段に入力速度が必要になります。
しかし乱暴に入力しますとまったく技が出ませんので、
タイミングを覚えていきつつ丁寧な入力を心がけましょう。

ポイントは前の技が出ているかを確認せずに次の技を出すことです。
屈Bを入力したならば、それが当たっているかの確認をせず3Cを入力し、
それも入力したならば、3Cが当たっているかを確認せずに弱バーンを入力してしまいましょう。
また。今回も弱バーン入力までは3方向にキーを入れておくと入力しやすいです。

ポイントに内容が多少乱暴ですが、一度出せるようになれば
徐々に確認しつつ出せるようになりますので、まずはできるようにしていきましょう。

◆超必殺技を絡めた連続技
これは今までの連続技より格段に難しい連続技です。
しかし、成功のダメージは通常の連続技より大きいので練習していきましょう。
キャラはテリーのままで進めます。

まずは「近C(2)→パワーゲイザー」です。
近Cは2段技なので、コマンド入力の時間の余裕があります。
パワーゲイザーは通常のコマンドは「21416+AorC」ですが、
「246+AorC」と入力しても出ますのでコマンドも短めです。
ポイントは前述の「近C(2)→弱バーン」のつなぎの時と同じです。
成功すれば3ヒットと表示されます。
なお、これもジャンプ攻撃から連続技にできます。
レシピは「ジャンプC→近C(2)→パワーゲイザー」です。
ぜひ練習してみてください。

次に「近C(2)→ライジングフォース」です。
ライジングフォースのコマンドは「236236+AC同時押し」です。
特に簡略コマンドはありませんので、きっちり入力することが大切です。
下と前をきっちり意識して入力することで出しやすくなります。

最後はかなり難しいです。
「屈B→3C→パワーゲイザー」です。
前述通り前の技が出ているかを確認せずにさっさと入力していきましょう。
3方向はパワーゲイザー入力時まで入れっぱなしで大丈夫です。
3C→パワーゲイザーを出すときは「32146+AorC」で入力すると出しやすいです。

これで連続技の基本は一通り終了です。
あとはキャラごとに基本の連続技がありますので
それをレシピを見つつ練習していくのがいいでしょう。

しかし。
先ほど高難度の連続技と書きましたが、実はまだこれ以上の連続技があるのです。
まだここでは詳細していないシステムを使いこなすことで、
更に高難易度ながらも一撃必殺の破壊力を持つ連続技を繰り出すことができます。
それは別の機会には書いていくことにします。
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ここまで練習したことを意識してCPU戦や対戦をしてみよう

とりあえず基本的な技術習得は一旦ここまでです。
ここに書かれてあったことを練習しながら、もっとどんどんやりこんでいってください。
まずは実戦で連続技を決めて気持ち良くなってみるのが一番いいと思います。

しかし、ここで学んだことはほんの一部分。
対戦はもっと深いものですので、続けているうちに必ず壁にぶつかります。
「攻撃が当たらない」「相手にばかり攻撃を当てられてる」
「逃げている相手を捕まえられない」「単発の技がうっとうしくて近づけない」
「飛び道具がどうにもならない」などなどです。

それらは別の機会で述べていきます。
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最終更新:2010年11月17日 12:47