クリエイト入門

無限の可能性を秘めたLBPのクリエイトモード。
ここでクリエイトの基本的な流れを学びましょう。

はじめに

さあクリエイトを始めよう!
と意気込むのはいいですが、まずはチュートリアルを一通り終わらせておきましょう。
ええ、言いたいことは分かります。長くて面倒、しかも一度観ただけではよく分からないですよね。
細かい設定、ツールやロジックの役割・使い方なんてものは遊んでいるうちに覚えます。ここで大事なのは操作に慣れることです。
長いチュートリアルを終える頃には、ポペットを開いてツールバッグを選択して…といったクリエイトの一連の流れがなんとなく掴めるはずです。
エディットセクションのチュートリアルでは、クリエイトの超基本的で大事な操作を教えてくれます。
せめてこの部分だけはしっかり覚えておきましょう。

テーマを決める

まずはどんなステージを作りたいか、そこをしっかり考えましょう。
アクションメインのステージ、見た目や雰囲気を重視したステージ、シューティング、ミニゲームなど。
また、見た目のテーマを決めるのも大事な事です。
緑豊かで幻想的な森林、メカニカルで活気溢れる工場、ダンボール素材を多用したクラフト風、ライトやホログラムを多用したアート風などなど。
とにかく、作り始めるための「きっかけ」を得ましょう。

プレイヤーへの配慮

頑張って作ったステージ。どうせなら多くの人に、楽しく気持ちよくプレイして欲しいですよね。
プレイヤーの国籍・年齢・性別・嗜好は実に様々です。万人に受けるステージなんてものはありえませんが
せめて嫌われるような要素はできるだけ排除しておきましょう。
もちろん「あえてそうしている」のであれば問題はありません。
  • どこに行けば分からない
  • ヒント無しの難しすぎる謎解き
  • 弱点が分かり辛いボス
  • 操作し辛くなるようなカメラアングル
  • チェックポイントが少なく死ぬと大分戻される
  • 目が痛くなるほどのフラッシュ
  • 大きすぎる音の演出
  • 長々とした反復ジャンプ
  • 暗すぎて見辛いステージ
  • 一度死ぬまで分からないような初見殺しの罠
  • 長過ぎるカットシーン
  • エロ・グロなどの不快な演出
何度もテストプレイを繰り返していると、感覚が麻痺して作っている本人は気付かないことが沢山あります。
できれば一度はフレンドにテストプレイしてもらうなどして意見を求めるのが良いでしょう。

ワッペン作り

プレイヤーがステージを選ぶ際、一番最初に目にはいるのがワッペンです。
なので多くの人にプレイしてもらうためには、目を引くようなオリジナルワッペン作りがかかせません。
デフォルトのステッカーや適当に撮った写真をワッペンにしているステージは沢山ありますが、そういうステージは手抜き感があってあまりプレイしようとは思わないですよね。
ですから、ここでも気を抜かずに頑張って考えましょう。
シンプルかつステージの内容を表すようなデザインが理想です。単純にステージ名を入れるというのも良いですね。

このようにレイヤーを意識しながら各要素を並べて作っていきます。

スタートメニューからフロント視点をオンにするとこうなります。
この状態でポペットメニューから写真を撮るわけです。

最近流行っている縁に色がついたワッペンはこのように作ります。
真ん中を丸くくりぬいた素材を最前列の薄レイヤーに置いています。
左右がはみ出していますが、ワッペンには写真の中央部分だけが使われるので問題ありません。

Moveパックで追加された「ペイント」機能を使って作るのも有効な方法です。
絵に自信がある方はこちらの方がしっくりくるかもしれませんね。

ステージ名/説明文

ステージの内容を連想させるようなクールでキュートなタイトルをつけましょう。
LBPは外国人プレイヤーが大半ですので、できれば英語の名前が良いです。日本語と英語を併記するのも良いでしょう。
説明文は簡潔で分かりやすく。特殊なステージタイプ(ミニゲームやシューティングなど)の場合、説明したいことが多くなりがちですが、あまり長いとほとんどの人は読んでくれません。
ここは簡単な説明にとどめて、細かい説明はステージ内でするのが良いでしょう。
こちらもまた日本語と英語、2通りの説明文を書いておくのがベターです。

アップロード後

アップしたら後はプレイ数が伸びるのを信じて見守るだけ。
時々LBP.meでレビューやコメントが来ていないかチェックしましょう。
中にはバグの報告などもあります。気付いたら出来るだけ早く修正して上書きアップロードしましょう。

上書きアップロードをすれば、「上書き」であるかぎりそれまで蓄積したプレイ数やハート数は削除されません。
極端な話、全く別のステージでも上書きであれば数字は引き継いでくれます。

毎日のように新ステージがアップされるLBPでは、お気に入り数1000超えのベテランクリエイターでさえその山に埋もれてしまい、プレイ数が伸びないことがあります。
ましてやもしあなたがクリエイトを始めて間もないという方ならば、伸びないのはある意味当然と言えるでしょう。
初めのうちは数字なんて気にせずクリエイトを楽しみましょう。
そうすればクリエイトが上達していき、段々とプレイ数も増えていくはずです。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年10月12日 14:52