タッグ皇帝1

プロ貴族とプロ皇子がタッグで皇帝に挑んでみる。




 下手の横好きciv廃人。貴族皇子は転がすけれど国王皇帝、夢のまた夢。
 そんなプレイヤー二人がタッグを組んで、普段より2,3段上の難易度に挑んでみようという話。


ゲームバージョン:Ver.1.12
文明・指導者ランダム プレイヤー同士はチーム
マップ:tectnics(地球型マップ生成スクリプト):泉30%
難易度:皇帝 早さ:迅速


 マップがtectnicsなのはその前のゲームがほぼ地球型(60%が水)だったため。
 いつものマップ(パンゲア等)よりもかなり草原が少ないので、内陸部の開拓が大変です。



文明決定



魂魄妖夢 攻撃/勤労(スコアボード名:tukumo)

「白玉楼の庭師・妖夢です。プレイヤーはプロ貴族。
 山を使ってライフル相手に歩兵ラッシュを決めるのが好きな程度の腕前」


藤原妹紅 帝国/呪文(スコアボード名:sigsig)

「人里の妹紅。プレイヤーはプロ皇子だ。群島マップで寿司を握るのがけっこう好きだな」



「こちらの首都は海沿いですね」

「蟹三つにブタ二つ。近くには金も見えるな。いい立地じゃないか」


「そのようです。早く金が取りたい」

「こっちは……一歩動いて平原丘に建てるかな。1ターン首都建てるの遅らせるぜ」


「そっちの国土はどうですか?」

「なんか、黄色い*……ぐはあ!」
(*パンゲアと違い、草原は極めて少ない)


「どうしました?」



「ああ、う~ん。……丘に登ったら海が見えた。海沿いにしたいが、首都が2ターン遅れるのもな。
 牛も使えなくなるし。……仕方ない。ここを里にしよう」

「……そちらは大変そうですね」





かく言う白玉楼周辺も野生動物が跋扈している。
開拓者裸単騎は諦めて護衛の弓兵を待つ。

第二都市建設。貴族と違い、一気に増える維持費にビビる。


「せめて石材を生かさないとな。万里を狙ってみよう」

「維持費で死にます。ファロス一直線」

「お、ピラミッドも建ちそうだぜ」

余裕はないハズなのだが、なぜか二人とも遺産病発動。


初期遺産
ヘンジ・ファロスが白玉に、万里・ピラミッドが人里に。
遅れた拡張を取り戻すべく、一気に開拓者ラッシュ。
万里があるから文化圏に蛮族は入ってこない。開拓者裸単騎での入植をかける。




てゐ 帝国/組織

「やっほ~!」

「てゐか。まあ、今は用はない」

「あっそ」

「(私と同じ帝国主義だから、早めにあっちさんに向けて囲い込みたい所だけれど)」


十六夜咲夜 金融/交易

「あら、こんにちわ」

「マンサも出やがったか」

「宣戦布告ですね?」

「いや、交易を拒否るだけだ」

 技術トレード大先進は怖い。


「さて、これからの拡張方針だが」

「二人とも人里の北側から来たな。山がちで食料もない地形だが、囲い込んでおくべきか」


レティ  拡張・金融
霊鳥路空 攻撃・帝国


「南の方で出会ったのは地霊殿と氷精連合ですね。作業船を出してきているようですが、姿は見えません」

「両方とも青い蛮族だと思っておけば問題ない」


「おい」




BC800年の世界。
①のあたりで永遠亭・紅魔館の斥候と接触。
人里はそのため、上に向けてともかく拡張する方針。

片や白玉楼は②の位置で地霊殿の作業船と遭遇したため、
実際の位置よりかなり地霊殿が下の位置にあると認識。
②の島はお空が取ると判断してしまったため、入植が遅れる。

かくして、人里が北に伸び、人里と白玉楼の間は白玉が埋める方針を確定。


「人里に半島封鎖される形ですね。ならばこちらは軍備を抑えめにして、研究力と商業を重視します。幸い、ピラミッドで代議制にできます」


「こっちは少しでも進出したいから研究0%進行、軍備最小限で開拓者出してるんだけどな」

二人の軍備を合わせても、弓兵10体が関の山という無防備ぶり
白玉に至っては全ての都市に防衛ユニットすら配置していない。

都市予定地にも蛮族がガンガン都市を建てている。




「この大陸、北側から回り込んで西から戻って来られたけど?」

「海かと思ったら池だったか。となると封鎖のためにもコーカサスは欲しいな」

とはいえ軍事ユニットはほとんど作らないので、制圧部隊など用意できるはずもなく。
東方ユニットで制圧


「つまり私が弾幕を張り」

「私が殴ればいいわけね」


ゆかりん&ゆうかりんの凶悪傘コンビ。
二人だけで蛮族都市のお掃除開始。


研究は法律・封建制にまず一直線
二人がかりでピラ代議制なら、さすがに皇帝でも研究で置いていかれる事はないだろう。


森近霖之助 勤労・哲学

咲夜さんの向こうあたりからこーりん出現。


「やあ」

「白麗神社が出ましたね」

「咲夜と通行を開いていないから、東側はまったく未開だな」

「ではそろそろこちらと通行を開いては? ついでに技術交換なども」

「却下。技術トレードも最小限だ」



寄り道


「封建制が終わったら美学ルートを攻めましょう。アレク狙えるかなあ?」

「てゐが美術独占だから、追いつけんと思うが」

「勤労ですよ勤労。建ててみせます」

「大理石もないのにようやるわ」


「ビール派にしな?」


 遺産建ててるときに改宗要求とかマジ外道!
 当然のように紅魔館が持っていきアレク建たず。


「お空め!」

「アレク建造までどうせ4ターンだったろうが。改宗なしでも間に合わなかったよ」

「(´・ω・`)」

「ま、予想通りだな」


美学ルートで得るものがないのも癪なので、音楽一番乗りと、大芸術家ジャンプで演劇を獲得しておく。


「そろそろパターン化も取っておかんとな」

「第二枠は幽々子さまと映姫さまですね」

「裁判長にはやってもらいたい仕事がある」

「ほう」

「彗音ん家で不幸おさえててくれ」

「…………」

「幽々子さまは……」

「はい~?」

「……しばらくスタンバイユニットのまま飛んでいて頂いて大丈夫ですよ」


「リプレイ博物館はもうお空さんが持っているようです」

「パターン化は長いことお空の独占だしな」





内政モード

tectnicsマップはともかく内陸部が平原と砂漠ばかりで改善が難しい。
山がちで水が引けない半島中部をどうしようものか…。
仕方なく熟練労働者の手も借りて、水色のルートで灌漑を引いてくる。
平原農場と砂漠・丘風車、中部の都市は維持で手一杯というところ。


「平原ばかり。草原ときれいな水が欲しいです」

「……これは、全体的に不足が多すぎるな」

「平原が多すぎて食料がろくにまかなえない。人口も伸びず、生産力も足りずじゃ食われるのを待つだけだな」

「となれば、チームが白玉楼なのは幸いだ。死者の王国を採用したい」

 死者の王国は不幸が出るものの、農場から食料+2、しかもカーストと奴隷制。
 足りない食料をまかない、ついでに生産力を緊急生産に依存できる。

「死者の王国一直線だ。前提の活版印刷は私が取りにいくから、そっちは金を貯めておけ」

「わかりました」





「…………」

「…………」

「ところであの二人、なんでこっち見てるんだ?」

「私がビール派に改宗したので、中国酒派のお二人には」

「あー、外交ペナか……」


軍事力ゲージ比率
永遠亭>>(越えられない壁)>>>氷精連合>人里>紅魔館>>>(無防備の壁)>>白玉楼


「攻めちゃってもいいんだけど~」

「そっちは来るなら来い。怖いのはてゐだけだからな」

「中国酒派にしない?」

「喜んで」


「ついでだ。咲夜に技術を渡して、中国酒派に引き入れておこう」

「中国酒同盟ですね」

「(いざとなれば世界の敵になってもらえるしな)」




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その間にも漁船やら斥候を乗せたガレー船やらで探索。
この旅で地霊殿・妖精連合の位置も判明。南の島がガラ空きだった事を知り、あわてて開拓者を送る。


比那名居天子 攻撃・拡張

ついで氷精連合の向こうで妖怪の山と出くわす。妖精連合と国境を接しているが、仲は悪くない様子。
こっちの既知の文明全てと出会っている。


「最初からいらだってます」

「通行でも結んでおく? あと桃食べる?」

「十六夜咲夜が主敵で、主敵との交易ペナルティが既についているわね。宗教も違う。しかも咲夜の主敵じゃない。却下よ」

 外向的には国境が隣接するてゐと咲夜が一番重視なのだ。

「君子は周して比せず。小人は比して周せず。
 幻想郷の賢者を名乗るくせに身内びいき?」

「人にして不仁ならば礼を如何せん。あなたは四書を語る前に敵の多さを自省するべきね」

「このお二人の言ってることはよくわかりません」

「安心しろ。私にも分からん」





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1200年。お空が地図を放出したので、200ゴールドで購入。世界がやっと見える。
予想通りこーりん・てゐが圧倒的。

「こっちは血を吐く思いで拡張してるのに、あっちはその倍の国土とはな」

「コーカサスの4マス先に建てちゃえ」


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国境付近に無理矢理入植して逆ギレするAIどもめ。ちょっとは自重せい。


「永遠亭に大商人を送っている途中なのですが。宣戦が怖いですね」

「では、少しコーカサスに滞在しておきましょう」

「すみません。幽々子様」




外交面はまま良好。
中国酒派最前線のマンサもとい咲夜さんが世界の敵。
これは好都合。技術トレードで先進国になられる心配は少なそう。


「属国要請か。もはや脱落とみていいだろうな」


では、世界が見えたところで交易を。

白玉の主な輸出品はカニ。
ともかくカニ。

カニだけで35ゴールドの収入




死者の王国採用


AI連中がそろそろ教育を研究できるようになってきたので、
化学→自由主義で鋼鉄ゲット

三人目の東方ユニット作成。

「三人目の枠は私と妖夢か。お互い、指導者が出ることになるな」



「死者の王国を採用。緊急生産しまくりだな」

「ああ! ノートルダム寺院が紅魔館に先を越されました」

「惜しかったな。死者の王国のせいで不満があふれまくりだぜ」

「こちらも死者の王国に変更」

「そっちは死者の王国あんまりいらなくないか? むしろ首都が神立地だけに邪魔だぞ」

「え? そうなんですか?」

「首都で不満が出る逆官僚制だからな」

 プロ貴族の帝国運営が足を引っ張る。

「指導者の器じゃないわね。あなたが運営したら?」

「直きを挙げて諸れを枉れるに錯けば則ち民服す。
 枉れるを挙げて諸れを直きに錯けば則ち民服せず、よ。…妖夢はいい指導者になるわ」


「枉りまくってる上が言うと説得力があるわね。
 ところで咲夜はそっちに属国要請出す程度の文明なんだし、そろそろこっちと交易してくれない?」

「カニを進呈しましょう」

「カニウマー!」

「……蟹玉楼」

白玉楼カニ外交継続中。


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最終更新:2009年12月12日 18:05
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