UTAUのエンベロープ機能は、音量の段階的な変化を最大5つの点を使って表現するものです。
エンベロープは適当なノート一つを右クリックすることで選択できます。
エンベロープを開くと、このように最初は4点を選択できます。
この点を結ぶ直線で音量を変化させます。
pre / ovl
先行発声とオーバーラップのこと。
無記入の状態は、原音設定の先行発声とオーバーラップとして扱われる。
原音値
pre / ovl に原音設定の先行発声とオーバーラップを明示的に入れること。
無記入と実質同じなので、基本的に気にしなくてよい。
正規化
エンベロープは、母音結合などでこのようにクロスしてしまうことがある。
こうなった音は再生されないことがあったり、色々問題が起こる。
この問題をこのボタンを押すとエンベロープが自動で調整され、クロスしなくなる。
正規化前
正規化後
また、エンベロープがクロスしてしまっている場合は[!]マークが出る。
エンベロープを4点から5点にする
[e]ボタンを押すと隠れていた5点目が出てくる。
連動
連動にチェックが入っていると、
p2がp1に連動して動き、p3がp4に連動して動き、p5がp2に連動して動いてしまう。
連動のチェックを取ると、それぞれを独立して動かすことが可能。
リセット
エンベロープの初期化をすることが出来る。
小ネタ
- 語頭のエンベロープを大きくしておくと、子音が強調される。
最終更新:2020年06月16日 09:59