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明治大学対策

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目次

一般入試の対策

英語の傾向と対策

◆2016年度版◆
 例年、全学部統一入試ではマーク式、一般選抜入試はそれぞれ記述・マーク併用式の試験が続いています。学部によって試験時間が異なりますが、文章量・設問数ともに試験時間に対して多めという点で共通しています。どの学部を受けるにしても速読・速解力が必要です。
 全体的な出題傾向としては、語彙やイディオム、文法・語法などの知識問題が独立した大問として出されたり、長文問題の枝問に組み込まれる形でやや多めに出題されています。学部や年度によっては発音・アクセントに関するものもみられます。これらはいずれも難易度が標準的なので、受験生として基本的な単語・熟語・文法をしっかり身につけ、確実に得点するようにしましょう。なお、長文中の語句に関する設問に対しては、難しい単語を多く覚えるよりも基本的な単語・熟語を押さえて言い換えや同義語の知識を増やし、その上で文脈から意味を推測する力を養うとよいでしょう。
 長文問題について、題材となる英文は、テーマの面では比較的読みやすいものが多いですが、内容を正確に把握するには緻密な読解力が必要です。様々な分野の、やや易しめから標準的な難度の英文を多く読み、速くて正確な読解力を身につけましょう。また、会話文もよく用いられますし、学部や年度によっては劇の脚本やインタビューも使われていますので、会話特有の表現を覚え、会話から話の推移を把握する読解練習もするとよいと思います。
 長文問題の設問としては、前で述べた知識問題のほか、言い換え選択や内容一致選択などの一般的な形式の問題をマーク形式で問うものに加えて、年度や学部によって、記述式の和訳や内容説明、英文の一部が与えられて空所補充をする形での下線部英訳、与えられた文(または文章)の補充位置選択問題など、様々な形式で出題されています。ただ、一見変わった形式でも、総合的に実力をつけることで十分正解できるものですから、しっかりとした実力をつけることを第一にし、その上で出題形式に慣れるために過去問を上手に利用するとよいと思います。
 また、理工学部では記述式の和文英訳が連続して出題されていますので、理工学部を受験する場合には基本から標準レベルの英作文を練習しておきましょう。
 なお、政治経済学部、農学部、情報コミュニケーション学部では年度により大問のうち1問が英語化されている例がみられます。加えて、例年、全学部統一入試や上記以外の学部の入試でも、長文問題の枝問に英問英答選択や内容一致英文完成選択が見られますので、上記3学部の志望者だけでなく、ほかの学部を志望する人も英語化された出題形式にも慣れておくとよいと思います。

国語の傾向と対策

◆2016年度版◆
 政治経済学部・情報コミュニケーション学部・国際日本学部・商学部・全学部統一入試は現代文2題・古文1題の大問3題、農学部・経営学部は現代文1題・古文1題の大問2題、法学部は現代文1題・文語文(または古文)1題の大問2題、文学部は現代文・古文・漢文それぞれ1題ずつの大問3題、という構成です。解答方式は、全学部統一入試のみマーク式、他はマーク式と記述式の併用です。農学部において解答が横書きなのが特徴的です。
 対策としては、現代文の読解の仕方や古文の文法・単語といった基礎を身につけた上で、私大向けの演習に取り組むというのが基本的な流れになります。加えて、漢字の読み書きや、文学史、和歌の出題も多くの学部で見受けられますので、これらの対策にも取り組んでおきましょう。また、学部によって記述量などの出題傾向が微妙に異なりますので、過去問演習には必ず取り組んでおきましょう。
 文学部志望者は、漢文についても基本事項(訓読法・句法など)の習得と問題演習に取り組む必要があります。商学部についても「漢文の独立問題は出題しない」ということですので、部分的に漢文が出題されることは考えられます。これまでの傾向から考えると優先順位は低いと言えますが、余裕があれば漢文の基本事項をおさえておくことをおすすめします。また法学部志望者は、文語文対策(詳細は現代文の学習法のページをご参照ください)も欠かせません。

【参考】2016年度の出題範囲
政治経済学部・農学部・経営学部・情報コミュニケーション学部・国際日本学部・全学部統一入学試験…「国語総合(漢文を除く)」
法学部…「国語総合,現代文B,古典B(漢文を除く)」
商学部…「国語総合(漢文の独立問題は出題しない)」
文学部…「国語総合」※漢文を含む

世界史の傾向と対策

◆2016年度版◆
 幅広い地域・時代から出題され、解答方式も、全問マーク選択式を中心とはしていますが、語句記入式や論述方式といった形も一部出題されています。
 対策としては、全範囲を満遍なく押さえることが大切です。手薄になりがちな地域(南北アメリカ、北欧、アフリカ、東南アジア、朝鮮など)・分野(現代史、文化史、宗教史など)にもしっかり取り組みましょう。
 正誤判定問題では、各選択肢の文章が長く、細かな知識を問う問題がみられますが、多くは教科書に載っている内容です。まずは教科書の内容を脚注も含めて確実に押さえましょう。用語集の注釈を含め、資料集をこまめに確認して、切り口が異なる問題に対応できるようにトレーニングしましょう。過去問等の正誤判定問題を解く時は、はじめのうちは、各選択肢ごとに間違っている箇所を見つけ、根拠をもって(下線を引くまたは正しい語句に直すなど)次の選択肢に進む練習をすることをオススメします。それから問題の傾向に慣れてきたところで時間配分を考えて解いてみましょう。
 論述が課される学部(国際日本・商・政経など)を受験する場合は、指定字数に必要事項をうまく収める訓練が不可欠です。最初は字数に収めるというより、用語集などに載っている文章やキーワードを参考にして自分で説明できるようにしましょう。問われる内容自体はそれほど複雑なものではありませんが、年度・学部によっては地図・図版・史料に関連した出題も見られるので、勉強の際には必ず資料集も合わせて使うようにしましょう。
 また志望学部以外の他学部の問題を解くことで、問題傾向を把握し、多くの問題に慣れておくことも必要でしょう。

日本史の傾向と対策

◆2016年度版◆
 2016年度の入試においても、例年同様、大半の学部で古代~現代までの問題が幅広く出題されました。ただし経営学部では、例年同様近世~近現代のみの範囲で大問が出題されました。全般的な傾向として近現代史の設問が多めであるほか、政治史、社会・経済史、外交史、文化史といったテーマ史が多く出題されていることが挙げられます。『攻略日本史 近・現代史 整理と入試実戦』、『攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦』(いずれもZ会出版)などの問題集を用いて学習すると良いでしょう。また、史料問題を課す学部も多いので、教科書・参考書・史料集などに出てくる史料を熟読し、内容や歴史的背景などを確認しておきましょう。
 設問については、中には細かな知識を問うような問題も見受けられるものの、教科書の内容を確実に押さえておくことで対応できる問題が概して多いので、教科書の内容をしっかり理解しておくことが肝要です。歴史事項の背景を常に意識しながら、参考書・用語集・年表なども参照しつつ、正確な知識を身につけましょう。問題形式は、全学部入試は全問マーク式ですが、一般入試ではマーク式問題の他に単答式の記述問題がありますので、用語・人名などを正確に書けるようにしておきましょう。例年政治経済学部でみられた記述問題が、2012年度にはみられなかったものの、2013年度以降再び出題されています。また、例年に引き続き、2016年度も文学部で簡単な説明問題が出題されており、文学部を受験される方は注意が必要です。  


地理の傾向と対策

◆2016年度版◆
 全般的に世界地誌の出題が比較的多く、系統地理も必ず出題されます。正確な知識と資料の読解・分析力が必要とされます。

 学部別入試の受験を考えるのであれば、私立大学ながらも、記述問題の対策が必要であると思われます。もっとも、統一日程も含めて、全体的に決して細かく難しい内容というわけではなく、教科書を中心とした学習で十分に対応できます。
 学習の際は、教科書の熟読を基本に、用語集や資料集、地図帳、サブノート形式の問題集といった補助教材も併用しながら知識の確認・定着を図りましょう。その上で、問題演習を通して、知識を実戦的なものにしていきましょう。問題演習には過去問が最適です。志望学部の過去問はもちろんのこと、余裕があれば志望学部以外の過去問にも取り組んでおきましょう。また、センター試験用問題集も正誤文選択問題の対策に有用です。記述問題対策には、『実力をつける地理100題』(Z会出版)などの問題集をお勧めします。可能であれば、自分が書いた解答を学校の先生などの第三者にお願いして添削していただくと、客観的に良い点・悪い点を把握することができるでしょう。

政治・経済の傾向と対策

◆2016年度版◆
 2016年度も、商・政治経済・農・国際日本・経営・情報コミュニケーション・法学部の各学部はマーク式・記述式の併用、全学部統一入試はマーク式での出題でした。いずれの学部も解答数は40前後です。全学部を通して、正誤文選択と空欄記述・空欄選択問題が出題形式の中心ですが、学部によっては、70字未満の論述問題(法)、字数制限のない論述問題(情報コミュニケーション)、字数制限がなくテーマ型小論文に近い、キーワード5つを指定した論述問題(国際日本:2016年度「マイナンバー制度への賛否」2015年度「成果報酬制度への賛否」)もあります。
 学部によって差はあるものの、全体として難易度はかなり高く、とくに正誤文選択問題で難しいものが多く出題されています。制定年などの年代はもちろんのこと、用語や出来事についてのかなり踏み込んだ理解が要求されたりするなど、正誤判断が難しい選択肢が非常に多く存在しています。
 政治・経済・国際関係など、分野は比較的まんべんなく出題されていますが、何より、時事問題の出題割合がとても高いので要注意です。入試の前年度に起こった出来事や話題になった用語まで出題され、詳細な理解の有無が問われます。

 対策としては、教科書に載っている重要語句の理解は前提条件となります。標準レベルの問題を取りこぼしなく得点することが必須なので、教科書の説明だけでなく、用語集や参考書・最新年度の資料集も適宜使って、なるべく深く正確に理解しておきましょう。年代が正誤の分かれ目となる問題も多いので、その出来事は何年に起こったのか、というレベルまで正確に覚えておきましょう。
 また、時事問題が頻出なので、市販の最新の時事用語解説本でとくに話題のトピックとして取り上げられている用語・出来事は、しっかり読み込んで理解しておく必要があります。例えば、G7の各国首脳の所属政党、近時の総理大臣の就任順や与党構成、金融危機なども出題されています。ふだんから、テレビ・新聞などでニュースに接し、政治や経済、国際社会、地方の動向にアンテナを高くしておくことも欠かせません。特に、志望学部系統の内容については丁寧にチェックしましょう。
 国際日本学部を志望する場合は、(突然出題構成が変わる可能性もないとは言い切れませんが)時事テーマについて400字程度以内を目安に賛否とその理由を示すテーマ型小論文の対策をしておくと良いでしょう。

 問題演習の積み重ねや過去問演習は当然ですが、同一年度での学部間の出題テーマの重複がかなり目立つので、併願する場合は必ず、受験した学部の入試問題をその日のうちに復習しておきましょう。同じような問題が別の学部で出題される可能性はかなり高いといえます。

数学(全学部統一入試)の傾向と対策

◆2016年度版◆
 全学部統一入試では、数学Ⅲは理工学部と政治経済学部のみに課され(理工学部は必須、政治経済学部は国語との選択)、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bは理工学部と政 治経済学部が必須、その他の学部は選択の形で課せられています。どちらも60分間の試験で、例年数学Ⅲは大問4題、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bは大問3題が、いずれもマーク形式で出題されています。
 どちらも難易度としては標準レベルですが、特に数学Ⅲは時間的にかなり厳しく、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bもあまり時間の余裕はありません。すべての問題を解き切ることよりも、解ける問題をしっかりと完答することが重要です。基礎的な問題集に加え入試標準レベルの問題集もこなし、過去問を用いてマーク形式に慣れるようにするとよいでしょう。センター試験と傾向が近いので、センター試験の過去問を解くことも良い対策になります。ただしセンター試験よりも時間対分量の比率が厳しくなっているので注意が必要です。とにかく時間配分が重要になりますので、よく練習しておいてください。

数学(一般入試-文系学部)の傾向と対策

◆2016年度版◆
 マーク式・記述式の併用で、時間はどの学部も60分です。年度によって多少変動がありますが、大問数は3~4題の出題が続いています。また、多くの問題がマーク形式ですが、どの学部でも一部で記述問題が出題されています。特に商学部では例年最後の大問がすべて記述式であり、証明問題も頻繁に出題されているので、マーク形式だけでなく記述形式の練習も十分に行う必要があります。どのような事実からどのような結果が導かれるのかわかりやすい答案を心がけましょう。
 難易度としては、どの学部も入試標準レベルです。いくつかの単元・分野を融合した総合的な問題が出題されますから、まず基礎を確実にした上で、入試標準レベルの 問題集に取り組むとよいでしょう。なお、情報コミュニケーション学部では、2015年度、2016年度の3つの選択肢の値を計算し大小関係を調べるという問題や、2014年度の関数の具体例を挙げるという問題など、少し変わった出題が見られます。情報コミュニケーション学部志望の受験生は特に、事前に過去問を数年分解いておくと良いでしょう。全体として整数問題や図形問題、微積分という、多くの文系受験者が苦手意識を持つ分野からよく出題されているので、苦手を残さないようバランスよく勉強を進めましょう。またセンター試験の傾向にも近いのでセンター試験の過去問を用いた演習も有効でしょう。

数学(一般入試-理工学部)の傾向と対策

◆2016年度版◆
 90分間の試験で、数学Ⅲをメインに高校数学の全範囲から出題されています。2014年度までは大問4題の構成でしたが2015年度は大問が3題に減り、2016年度は大問数が5題に増えました。しかし2015年度は第1問で小問が3つ出ていたので、全体的な分量としては例年あまり変わりません。基本的に空欄補充形式(マーク形式もしくは記述式の穴埋め)ですが、例年完全記述形式の問題も出題されています。
 全体的な難易度は理系としては標準レベルの試験ですので、まずは教科書レベルの基礎事項をしっかりマスターし、その後入試標準レベルの問題集で入試の定石をしっかり身につけましょう。バランスよくどの分野からも出題されていますので、苦手を残さないようにしてください。90分ということで時間に余裕があるように思えますが、中には計算量が多い問題もあるのでそこまで余裕はありません。時間配分を意識しながら問題演習に取り組むとよいでしょう。記述形式の問題への対策としては、単に答を出すだけでなく、解答の根拠を明確に意識しながら問題演習をすることが重要です。また過去問演習の際は明治大学の過去問だけでなくセンター試験などのマーク形式の問題で演習することも有効でしょう。

数学(一般入試-農学部)の傾向と対策

◆2016年度版◆
 最近では大問数にばらつきがありますが、2016年度は大問6題構成でした。しかし大問数が多い年も少ない年もそれぞれの小問などでばらつきをなくすようにしているため、分量としては例年あまり変化ありません。試験時間は、もう1科目(学科により指定、あるいは選択)と合わせて120分です。範囲としては微積分、ベクトル、数列、確率などが頻出ですが、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの範囲からバランス良く出題されています。全問空欄補充形式(大半はマーク形式で、例年数箇所だけ記述による穴埋め)で、難易度は基本~標準です。したがって教科書や標準的な問題集を通して、典型的な解法を身につけておくことが重要です。
 農学部の数学の入試問題では2014年度までは、数学を実世界に対して応用した問題が出題されていました(2014 年度は下水管を流れる水の量を題材にした問題でした)。このような問題は問題集で経験をする機会があまりなく、試験場では難しく感じると思いますが、落ち着いて考えれば既知の事柄から答が出せるはずです。2015年度、2016年度と過去2年ではこのタイプの出題はありませんが(2016年度第2問は少しその名残がありますが)、いつ復活するかは分からないので、余裕のある人は過去問を使ってこのような形式の問題に慣れておくとよいでしょう。日頃から解法を丸暗記するような勉強をするのではなく、その解法に至る考え方や理由について勉強することで、見慣れない問題にも対応できるようになるでしょう。

数学(一般入試-総合数理学部)の傾向と対策

◆2016年度版◆
 例年大問4~5題構成ですが、小問などで分量が調整されているため全体的な分量には変化ありません。時間は120分ということで少し余裕がありますので、ミスに注意して丁寧に解くことを意識してください。範囲としては高校数学の全範囲からバランスよく出題されています。マーク形式と空所補充問題、そして記述問題を組み合わせて出題されており、問題形式の面では理工学部の入試が参考になるでしょう。
 難易度としては入試標準レベルですので、教科書の内容をしっかり復習して基礎事項を身につけることから始めてください。その後は理系入試の標準的な問題集を使って定石を身につけていくのが良いでしょう。基本的な問題をしっかり解けるかどうかが問われているので、無理に難問を解くよりは各分野の基礎~標準的な問題で繰り返し問題演習をしておく方が良いと思います。また記述式の問題も出題されており、証明問題も毎年見られます。日頃の演習でも、ノートに計算式を羅列するだけではなく、解答の根拠を簡潔な言葉で書きながら問題を解いていくような勉強をしてください。2015年度の第3問や2016年度の第2問のように整数問題もよく出るので、整数問題対策もしておくとよいでしょう。

物理の傾向と対策

◆2016年度版◆
 一般選抜(理工学部)、全学部統一とも大問数は3題(一般選抜(理工学部)は物理と化学の計6題のうち3題選択して解答)で、例年「力学」を中心に「電磁気」「その他の分野」から万遍なく出題されています。その他の分野からはこれまで波動もしくは熱力学からの出題でしたが、2016年度の全学部統一日程では力学と電磁気分野の融合問題を含む原子分野からの出題でした。「力学」では円運動と単振動、斜面の運動、「電磁気」からはコンデンサーやコイルの問題が目立ちます。
 解答方式は一般選抜(理工学部)で一部記述式がありますが、ほとんどがマーク式で、よく見る典型的な問題が多く、難易度としては基本~標準レベルとなっています。ただ、空所補充形式の問題がほとんどで、途中で詰まってしまうと次に進めない問題もあるため、上手に誘導に乗れるかがポイントになります。過去問演習やセンター対策演習を活用して流れに沿って解答する訓練をしましょう。また、直前期の過去問演習では、時間配分にも気をつけるようにしましょう。グラフや図の選択問題もよく出題されているので、教科書に掲載されているグラフなどは必ずチェックしておき、さらには公式や実験結果などをグラフに表してみて、物理現象をイメージしやすくしておくのも有効です。
 どちらの日程も入試問題は同じような出題ですので、過去問演習には両方の入試問題を活用するとよいでしょう。なお、3年連続で近似計算も出題されていました。

化学の傾向と対策

◆2016年度版◆
 大問数は、一般選抜(理工学部)が3題(物理と化学の計6題のうち任意の3題を選択して解答)、一般選抜(農学部)が5題、全学部統一入試が4題でした。どの学部も小問数自体が多く、計算問題も多いため、ある程度のスピードを必要とします。小問集合での出題がほとんどなうえに、各問のリード文が長いので、問題を見たら、すぐに解答の方針が立てられるよう、積極的に問題演習を重ねて情報を的確に読み取る力をつけておきましょう。特に農学部では、大問数が多く、農学に関連した内容で出題する傾向が見受けられ、その場合、リード文が長いです。また、学部および入試方式別に、出題形式や出題内容など、傾向の似た問題が出題されることが多いため、いずれの学部も過去問演習が有効になるでしょう。
 難易度は標準レベルで、理論分野、無機分野、有機分野全体から幅広く出題されているため、全範囲にわたって穴のないよう、学習しておく必要があります。正誤問題の出題も目立ちますので、基本事項について正確に理解しておき、あやふやな知識はなくしておきましょう。知識を定着させるために教科書傍用問題集の反復演習も有効です。
 なお、ほとんどがマーク式のなか、一般選抜の理工学部で2014年度は50字以内、2015年度は24字以内、2016年度は20字以内の説明問題が出題されましたので、添削などを活用しながら、自分の考えを簡潔にまとめる練習もしておきましょう。

生物の傾向と対策

◆2016年度版◆
 大問数は一般選抜(農学部)が5~6題、全学部統一が5~7題で、2015・2016年度はどちらも5題構成でした。基本的にマーク式ですが、一般選抜(農学部)で一部、記述式の問題が出題されることがあります。
 難易度は標準レベルですが、用語や文章の組み合わせを選ぶ正誤判断問題が多く、正確な知識力と考察力が問われます。とくに一般選抜(農学部)では細かい知識を問われることもあり、選びにくい正誤判断もみられます。計算問題も各分野から出題され、2016年度は、呼吸で発生するATPの物質量・ヒト血液中の有形成分の質量(全学部統一)・イントロンの塩基数の割合(一般選抜(農学部))など、2015年度は世代時間(全学部統一)・遺伝子型の出現頻度(一般選抜(農学部))など、典型的なものだけでなく、問題文に示された考え方に沿って計算を進めるものがみられます。グラフや表の数値をもとに解答する考察問題も多いため、単純な知識対策だけではなく、さまざまな実験考察問題で演習力を磨いておく必要があります。
 一般選抜(農学部)のほうで、より発展的な題材や見慣れない図を交えた出題がみられますが、全体的な出題傾向は似ているといえます。自分の受験学部・方式以外の過去問にも目を通し、対策に活用するとよいでしょう。いずれも試験時間(60分、一般選抜(農学部)は2科目で120分)に対して問題の分量・小問数が多めなので、一度の読解で問題文のポイントを把握し、選択肢を効率的に絞り込む訓練をしておきましょう。


・・・先輩の声

投稿募集中! 対策法、利用した教材、受験した感想・問題の印象といった体験談や受験生へのアドバイスなど募集中です。“名前”の欄には、受験年度・学部・学科を記していただけたら幸いです。

  • 英語は、Z会の『英文法・語法のトレーニング』と『速読英単語必修編』を夏休みまでに徹底的に取り組みました。夏休み以降は、一日に長文問題を一つ読み、わからない文法、単語、熟語はその都度確認していきました。n -- 2006年度情報コミュニケーション学部 (2010-05-25 20:30:41)
  • 国語について。私は、現代文がかなり苦手だったので、予備校に通い、その先生の解き方を身につけられるよう取り組んでいました。予備校で身につけた解き方をZ会の添削問題で実践するという学習法でした。現代文の解き方が確立していない場合は、量をこなすよりも一つひとつの問題を丁寧に解いていくことの方が大切だと思いました。 -- 2006年度情報コミュニケーション学部 (2010-05-25 20:40:11)
  • 世界史について。私は歴史の流れを理解するよう努めました。『青木世界史B講義の実況中継』や、歴史漫画、三国志などを読み、出来事だけでなく、その出来事が起こった背景も確認していきました。ストーリーになっていると、興味をもつので、覚えやすかったです。苦手だったり、わかりにくい部分がある場合には、ぜひ試してみてください。 -- 2006年度情報コミュニケーション学部 (2010-05-26 19:44:39)
  • 今日はやはり難しい! -- アンダー (2011-02-05 15:22:38)
    • 投稿ありがとうございます。2月5日は明治大学の2011年度全学部統一入学試験日でしたね。お疲れ様でした。 -- Z-wiki管理者 (2011-02-07 10:39:16)
  • 明治大学商学部の場合、明治の政経学部や経営学部は勿論のこと、早稲田の商や社学、慶応の商を受験する人との競合になります。明大の入試要項をみればわかることですが、商学部の合格最低点はほぼ7割です。日本史には難問が多く見受けられますし、英語も今年から出題傾向が大きく変わり、近年難化傾向にあります。まず商学部に合格するには、一番配点の高い英語で点数を稼ぐことです。速読力よりも精読が大切なので、過去問演習を重ねて語彙力を強化してください。今年度は文法事項を直接問う問題や会話文も出題されたので、注意が必要です。単語は『早稲田の英語』文法は『ネクステージ』会話文は本学の過去問(明治の経営や早稲田の教育、商、さらにセンターも類似問題を出題しているので、こちらもやっておくといい)、長文(精読)は『基礎英文問題精講)をおすすめします。 -- 2016年度明治大学商学部合格者 (2016-02-24 16:24:31)
  • 明治大学の文系学部には、政治経済学部、商学部、経営学部という一見すると「何が違うの?」と思える -- 2016年度明治大学商学部合格者 (2016-02-24 16:30:44)
  • 〈英語〉文、政経以外は精読重視の長文問題が出題され、学部ごとに文法問題や会話文問題の出題傾向は異なる。経験上、出題傾向が大きく変わりやすいので、明大の過去問演習はほどほどにしたほうがよい。明大合格者のほとんどが早慶志望者であることからも分かるように、早慶の過去問やそれに対応する問題集をやっておけば問題ない。単語レベルは高くなく、大まかな論旨が掴めれば対応できる。〈国語〉現代文の出題形式は知識問題を中心にオールマイティな能力が求められるので、読解力を問う問題を正解するだけでは、合格点は取れない。本学の過去問演習は最新の1、2年分でよいから、早慶志望者向けの参考書をひたすらやり込むこと。ただ、早慶と比較すると、記述問題が多いので、模試や問題集を活用して、予備校講師の方法論を体にしみこませること。どんな問題がでても常に同じやり方で解けるようになると、ムラはなくなってくる。これについては、古文も同様。単語、文法は最低限でよいからなるべく多くの問題にあたるといい -- 名無しさん (2016-03-03 13:10:28)
  • 〈日本史〉学部ごとの出題傾向が大きく異なるので、社会科目については、志望学部の過去問をできるだけやりこんでおくこと。どの学部も近現代重視の出題傾向だが、時代を横断したテーマ史や文化史が各時代まんべんなく出題されるので注意が必要。対策としては、教科書を中心とした学習法が最適だろう。B用語集や『実力をつける100題』、『標準問題精講』といった難解な問題集をやらなくても標準問題(教科書レベル)をおとさなければ、合格最低点は超える問題になっているので、教科書学習は手抜かりなくすすめておくこと。文や政経で必要な記述問題(100字程度)や史料問題も、教科書だけで十分対応できる(未見史料が出されることもあるが、文中にある(答えを導き出すための)キーワードは教科書レベルなので、十分対応可能)。 -- 名無しさん (2016-03-03 13:23:23)
  • いずれにせよ、基礎を疎かにせず、標準問題の取りこぼしがないように心がけること。明大は一般入試だけでなく、センター利用や全学部をうまく利用すると、合格可能性は高くなるだろう。総評としては、セ利の七科目入試が一番受かりやすく、法や政経はセ利が一番受かりやすいと思う。全学部は問題は非常に簡単だが、合格点は高い。過去問を解いてみて、どれが一番受かりやすいかを各自で確かめておくこと。ちなみに、商や経営は、一般入試の倍率が他学部に比べて高いので、どうしても商や経営の合格が欲しい人は、セ利、全学部、一般ともにすべて受けておくといいかも。商と経営は意外とセ利や全学部のほうが受かりやすかったりするので -- 名無しさん (2016-03-03 13:36:59)
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明治大学入試情報

入試科目・配点

※入試科目・配点は各大学が出している『入学試験要項』で確認するのが確実。ただし、入試科目・配点など選抜方法は年度によって変わることもあるので、受験する年度の入試情報を必ずチェックしよう。

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入試変更点

※下記の変更が見られます。詳細は、大学ホームページ及び大学案内・入試要項を確認のこと。
2018年度入試変更点
2017年度入試変更点
2016年度入試変更点
  • 一般選抜入学試験・全学部統一入学試験及び大学入試センター試験利用入学試験における実施教科・科目の出題範囲・指定科目の「英語」「国語」「地歴・公民」「情報総合」に変更があります。
    2016 年度一般選抜入学試験・全学部統一入学試験及び大学入試センター試験利用入学試験における「数学・理科」以外の教科に係る出題範囲・指定科目について
  • 国際日本学部の大学入試センター試験利用入試及び全学部統一入試の教科「外国語」において、「ドイツ語」「フランス語」を利用科目から除外し、「英語」のみ利用科目とします。
  • 理工学部数学科は、AO入試の学生募集を停止します。
  • 2016年度一般入試 Web出願スタート…2016年度入試から一般入試(一般選抜入試・全学部統一入試・大学入試センター利用入試)すべてにおいて、Web出願になります。パソコン・スマートフォン・タブレットから出願できます。
  ※詳細は、一般入試要項(明治大学ホームページにて11月上旬公開予定)をご確認ください。
  ※特別入試・推薦入試では、Web出願を行いません。
  • 政治経済学部…地域行政学科は、2016年度入試(2016年4月入学)から、大学入試センター試験利用入試(後期日程)の学生募集を停止します。なお、同学科において実施しております、大学入試センター試験利用入試(前期日程7科目方式)については、これまで通り募集いたします。
  • 国際日本学部…【大学入試センター試験利用入学試験及び全学部統一入学試験】では、教科「外国語」において、「ドイツ語」「フランス語」を利用科目から除外し、「英語」のみ利用科目として認めることとします。
  • 文学部センター利用型入試前期3・5科目型の理科の変更(基礎科目の追加)
    • 3科目型…【2015年度】外・国・歴公or数or理→【2016年度】外・国・歴公or数or「理or理基2」
    • 5科目型…【2015年度】外・国・歴・「公or数or理から2科目」→【2016年度】外・国・歴・公or数or「理or理基2」から2科目
2015年度入試変更点


入試結果

大学情報


このページの最終更新日時: 2016/05/27 16:19:48
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