2010年度入試 志願者数・合格者数・合格者得点状況

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2012年度入試の情報は下記リンク先をご覧ください。
 ⇒ 2012年度入試速報 東京大学 第1段階選抜実施結果〔前期〕


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目次

2010年度入試速報 東京大学 第1段階選抜実施結果〔前期〕(2010/02/11)

東京大学(前期日程)は、2月10日に第1段階選抜実施結果を発表しました。第1段階選抜の仕組みとともにお伝えします。


■第一段階選抜とは…


国公立大の中には、志願者数が募集人員を大幅に上回った場合、個別試験の実施が困難になるなどの事態を予測し、あらかじめ、センター試験の得点を使って受験者を絞る大学・学部がある。これが「第1段階選抜」と呼ばれるもので、大学・学部はその合格者に対して個別試験(=第2段階選抜)を実施する。なお、第1段階選抜で不合格になった(門前払いされた)場合は、個別試験は受験できない。

●前期日程の第1段階選抜例(2010年度入試の場合)
大学 学部 実施基準 選抜方法
東京大学  文科一類 志願者数が募集人員の3倍を上回った場合 センター試験得点
京都大学  理学部 大学入試センター試験の5教科7科目の素点(ただし、英語は250点満点を200点満点に換算)の合計が、900点満点中630点以上の者を第1段階選抜合格者とする。

東京大学文科一類は相対的な基準、京都大学理学部は絶対的な基準を設けている。

■東京大学前期日程 第1段階選抜結果


東京大学は、科類によって「予告倍率」を設定しており、志願倍率(志願者÷定員)が予告倍率を超えると、センター試験の得点により、個別試験を受験できる受験生の数を絞ることになっている。2010年度も例年のように、選抜後の倍率がほぼ予告どおりとなるように第1段階選抜が実施された。なお、東大後期日程の第1段階選抜の結果は、3月10日(前期日程の合格者発表日)に発表される予定。

(表1)第1段階選抜 実施結果
科類 定員
(昨年比)



志願者 第1段階選抜
10 09 増減 志願
倍率
合格者数 合格率
(単位%)
選抜後
倍率
10
-09
09
-08
10 09 10 09 10 09 10 09
文一 401(+0) 3.0 1,265 1,643 -378 301 3.2 4.1 1,203 1,210 95.1 73.6 3.00 3.02
文二 353(+0) 3.0 1,142 1,205 -63 -115 3.2 3.4 1,064 1,059 93.2 87.9 3.01 3.00
文三 469(+0) 3.0 1,529 1,501 28 -191 3.3 3.2 1,410 1,410 92.2 93.9 3.01 3.01
理一 1,108(+0) 2.5 3,037 2,893 144 -152 2.7 2.6 2,778 2,770 91.5 95.7 2.51 2.50
理二 532(+0) 3.5 1,963 2,094 -131 -172 3.7 3.9 1,864 1,868 95.0 89.2 3.50 3.51
理三 100(+2) 4.0 503 541 -38 123 5.0 5.5 400 392 79.5 72.5 4.00 4.00

(表2)第1段階選抜 合格者科類別成績
科類 満点 2010 2009
























文一 900 880 97.8% 613 68.1% 753.29 83.7% 884 98.2% 704 78.2% 772.92 85.9%
文二 900 870 96.7% 696 77.3% 760.98 84.6% 868 96.4% 722 80.2% 773.97 86.0%
文三 900 869 96.6% 717 79.7% 766.67 85.2% 858 95.3% 729 81.0% 776.41 86.3%
理一 900 876 97.3% 705 78.3% 774.31 86.0% 878 97.6% 694 77.1% 789.35 87.7%
理二 900 889 98.8% 649 72.1% 749.63 83.3% 872 96.9% 716 79.6% 775.93 86.2%
理三 900 881 97.9% 676 75.1% 790.27 87.8% 881 97.9% 703 78.1% 797.45 88.6%

 2010年度もセンター試験が難化した影響で、東京大学では、全体的に志願者減が予想されたが、文科三類(+28名)と理科一類(+144名)では前期日程の志願者が増加した(表1参照)。不景気になると、実学系(理系学部、法・教育学部系など)の志願者が増えると言われるが、昨年度、難関大の法学部系で、唯一大幅に志願者を伸ばしていた文科一類(法学部に相当)は、その反動で志願者を大幅に減らした(-378名)ため、二段階選抜ラインも昨年より91点ダウンして、全科類で最も低い613点(得点率68.1%)となった。なお、新司法試験の合格率の低下(2007年度40.2%、2008年度33.0%、2009年度は29.6%)も文科一類の志願者減の一因であろうと思われる。また、文科三類で二段階選抜ラインの低下幅が12点と小さかったのは、志願者が増えたからであろう。
 一方、センター試験が難化したにも関わらず、理科一類で志願者を大幅に増やしたのは、昨年度の二段階選抜ラインが全科類で最も低かったことが最大の要因であろう。この結果、合格最低点は昨年より11点アップして705点(得点率78.3%)となった。また、理科二類は2年連続で志願者を大きく減らした(2009年度-172名、2010年度-131名)が、これはセンター試験の難化の影響を最も強く受けたからと推察される。さらに、昨年度大幅に志願者を増やした全国最難関の理科三類は、その反動とセンター試験の難化により、志願者減となった。
 なお、合格最低点は、センター試験の難化により、理科一類以外の科類はすべて下がっている(表2)。
 ところで、例年、理一と理二はトレードオフの関係にある(理一が増えれば理二が減り、理二が増えれば理一が減る)と言われているが、センター試験が難化した場合は、他の要素(競合関係にある東工大など)の影響も出てくる。


2010年度入試速報 東京大学 志願状況(2010/02/05)

2月3日(水)に、国公立大学個別試験の出願が締め切られました。
最新の東京大学の出願状況を速報でお伝えします。


 前年度より志願者数が増えているのは文三と理一のみ。他はすべて減少しています。
 文一は、2009年度に大きく増加していたため減少幅が大きくなっていますが、2008年度と比べると85名の減で、元に戻ったという印象。
 また、2008年度と比べると、志願者数が増えているのは理三のみで、他の科類はすべて減少しています。 
 なお、前期・後期のすべての科類で、第一段階選抜を実施する目安となる倍率を上回っています。

期別 科類 募集人員 志願者数 志願倍率 第一段階
選抜
予告倍率
2010 2009 増減 2010 2009
(最終)
2008
(最終)
増減数
10-09
前年比 2010 2009
(最終)
2010
前期 文一 401 401 0 1,257 1,643 1,342 -386 76.5% 3.13 4.10 3.0
文二 353 353 0 1,140 1,205 1,320 -65 94.6% 3.23 3.41 3.0
文三 469 469 0 1,528 1,501 1,692 27 101.8% 3.26 3.20 3.0
理一 1,108 1,108 0 3,032 2,893 3,045 139 104.8% 2.74 2.61 2.5
理二 532 532 0 1,952 2,094 2,266 -142 93.2% 3.67 3.94 3.5
理三 100 98 2 499 541 418 -42 92.2% 4.99 5.52 4.0
2,963 2,961 2 9,408 9,877 10,083 -469 95.3% 3.18 3.34 -
後期 全科 100 100 0 3,130 3,166 3,485 -36 98.9% 31.30 31.66 5.0
100 100 0 3,130 3,166 3,485 -36 98.9% 31.30 31.66 -
3,063 3,061 2 12,538 13,043 13,568 -505 96.1% - - -
※2008、2009年度志願者数は最終。
※後期日程は理科三類を除く。
※後期日程第一段階選抜の倍率は、全出願者のうちから東大前期日程合格者を除外した後の出願者に対し実施する倍率(約5.0倍)である。





このページの最終更新日時: 2012/02/09 18:31:21
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