高1・高2期のマネジメント
受験勉強をはじめようと思うけど、何からやればよいのかわからない。そんな人も多いはずです。
ここでは、高1・高2の時期の入試対策について挙げてみました。
大学入試を知ろう
一口に大学受験と言っても、入試方法は大学によってさまざま。入試に向けて動きはじめるには、入試を知ることが第一歩です。
まずは、「大学入試基礎講座」で入試のしくみをおさえましょう。
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「大学入試基礎講座」に進む
入試対策の進め方~どの大学を受けるにもまずは基礎!~
それでは、入試に向けて具体的に何をやればよいのか?この点について考えてみましょう。
実はどの大学の入試問題も、基礎学力なしには太刀打ちできません。そして、この基礎学力が後々の本格的な対策をスムーズに進めること、そして合格につながっていきます。高1・高2の間は基礎学力の完成を重視して学習を進めていきましょう。
■ 基礎とは何か?
では、基礎とは何か?おおまかに挙げてみます。
【英語】文法・構文の知識をしっかりしたものにし、基本的な単語を蓄えておくこと、標準的な長文を読める力をつけること
【英語リスニング】上記+英語を毎日聞き耳を英語に慣らすこと
【数学】教科書にある公式や定理をおさえ、基本的な解法を身につけておくこと
【国語】現代文の読み解き方(問題文(=筆者の主張)に忠実に読む方法)をおさえること、古文の文法・単語、漢文の基本事項(訓読法・句法など)をおさえ、古漢ともに基本的な読解力を身につけておくこと
【物理】基本法則や公式をしっかりとした知識にし、それらを使えるようにすること
【化学】理論分野では、化学的な考え方を習得し、計算問題での解答過程を理解できること、無機・有機分野では、基本的な反応や化合物の性質などを押さえておくこと
【生物】教科書の内容を一通りおさえ、用語の定義を正確に覚えていくこと
【地学】覚えるべき用語の定義を正確に覚え、基本法則や公式はしっかりとした知識にしてそれらを使えるようにすること(=教科書の内容を一通りおさえること)
【日本史・世界史】歴史の流れをおさえ、教科書に掲載されている用語や事柄の内容を確実な知識にしておくこと
【地理】地図帳・統計資料を併用して教科書の内容を一通り理解し、統計は、キーとなる産物や製品・資源などの生産・輸出の上位国・規模を頭に入れ、地形図は典型的な地形を読み取れるように慣れておくこと
【現代社会・倫理・政治経済】用語集や資料集など補助教材も参考にして、教科書の内容をしっかりと身につけておくこと
■ 基礎を身につけるには?
基礎を身につけるには、習ったことをその都度身につけていく、ということがもっとも近道です。授業に集中して取り組む、出された課題を怠らない、ということが、当たり前のことのようですが、最も大事なことです。授業でわからないことがあった時には、教科書やノートを読み返したり、先生に尋ねたりして、その都度解決することを心がけていきましょう。授業を最大限に活用するために、予習・復習の仕方も授業の進み方に合わせて工夫してみてください。
学習の進め方Q&A
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部活と勉強の両立法
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部活と勉強の両立法
まずは
生活にめりはりをつける
ということを心がけてみましょう。学校から帰ったらてきぱきと食事・宿題・入浴をすませ、できるだけ早く寝て、翌日はすっきり目覚めて授業をきちんと聞くようにできたら理想的です。
通学時間が長いのならば、学校の行き帰りやお風呂の中、寝る前のベッドの中なども貴重な勉強時間と思って活用してみてください。特に細々とした暗記物などは、そのようなちょっとした空き時間勉強でかなりの成果があげられます。
普段は学校の授業をしっかり聞き、ちょっとした空き時間に暗記物などをすませ、寝不足にならないよう睡眠時間をとるようにして、落ち着いてしっかり勉強をするのは部活のない休みの日などにするというのはいかがでしょうか?
いずれにしても、学校の授業を大切にすること。少しでもわからない部分があれば、そのままにせず必ず先生に聞くなどして解決しておいてください。今学校で習っている内容は、受験の基礎となる非常に重要な部分です。ここがしっかりしていないと、あとで痛い目に合うということを肝に銘じ、有意義な学習方法を身に付けてください。
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苦手科目克服法
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苦手科目克服法
取り組みの最初の段階として、苦手の原因をよく見極めることが大切です。基本事項が理解できていないのか、理解しているはずなのに問題が解けないかでは対応が異なってきます。
基本事項が理解できていない場合、一からスタートを切るつもりで、数学・理科・地歴なら教科書の内容マスターを、英語・国語では文法・語彙などの基本から、系統的に学習をしていくことが必要になります。基本が理解できていない人の場合、部分的にしか理解していないというケースがよくあります。これは系統だった学習ができていないことで、連携してマスターしておくべき事項・知識が身についていないということです。こうした状況ですと、その後の問題を解く段階で、部分的にわかっても全体を把握できないために問題が解けないことになりますので、学習は系統的に進めるようにしましょう。
一方、基本は分かっているのに、実際に問題が解けないという場合も、基本事項について確認してみると抜け落ちていることが結構ありますので、まずは教科書などをさっと読み返してみてください。内容理解に問題がなければ、問題演習を重ねることで力は伸びてくるはずです。
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定期テスト対策
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定期テスト対策
入試に備えるためには、なるべく苦手分野を作らないようにすることが大切です。そのため、定期テストにおいても、好きな教科を伸ばしつつ、嫌いな教科でも少なくとも平均点以上は得点できるようにしっかり対策していきましょう。
■ 基本方針
定期テスト対策の基本方針は、学校の授業をまず中心に据えるということです。定期テストの勉強は学校の授業で使ったノートを見直し、自分なりにまとめる、理解するというオーソドックスな方法が最も有効です。それでも理解できない部分は、教科書・参考書などで補強します。数学など理数系科目は解法を覚えても実際には使えない場合が多いので、問題演習を重ねることも大切です。
■ テスト前日の丸暗記について
テスト前日に丸暗記しても実力はつかないという考えは、ある意味正しく、またある意味では間違っていると言えます。高1・高2の学習過程にある時点では未習分野を効率よくこなして全体像をつかむことは困難です。そのため、丸暗記に頼らざるを得ない局面も出てくるでしょう。暗記するところから、より深く学習することが始まる場合もあると思うのです。また、暗記することは理解するために必要なことである場合も多々あります。
ただ、単なる暗記で終わってしまっては何にもなりません。実力育成のためには忘れては覚え、忘れては覚えるという地道な反復が不可欠です。そのうえに、考える力が加わると、応用力がついてくることになります。覚えるべきは覚え、考える場面ではじっくり考えて、実力を高めていってください。
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模試対策
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模試対策
模試というのは第一に「普段の勉強の成果を試す機会」であるため、模試のために何らかの対策をする必要は特にないと思われます。日頃の実力を存分に発揮することを念頭に置いて臨んでください。もし何もしないのは落ち着かないということであれば、今まで学習した中で不安が残る箇所を重点的に取り組んでおきましょう。
そして、結果が返ってきたら、しっかり復習してください。もし結果が悪くてもそんなに気にする必要はありません。何が不十分だったのかを考え、同じような間違いを繰り返さないように復習したり、普段の勉強方法で改善できる部分がないかを検討したりしていきましょう。
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教科間のバランスの取り方
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教科間のバランスの取り方
どの教科も満遍なく進めていければ理想的ですが、あえて挙げるとすれば、
英語・数学・国語
を高1・高2の時点では優先的に取り組んでいくことをおすすめします。
この3教科は、高2の終わりまでにしっかり基礎を固めておくことが大切です。理科や社会はある程度追い上げが利く面を持っていて、その気になれば高3になってからでも対応可能な教科ともいえますが、英数国に関してはそんなにすぐに実力がつく教科ではありません。「高2までに基礎を確立して、高3の演習で力を伸ばしていく」という勉強が英数国の学習として最も適していると言えます。
理科、地歴・公民については、学校の授業の勉強を第一に、そして余裕がある時に問題演習などに取り組むという程度でよいと思います。
ただし、理科3科目が必要な医学部志望者は、2年生のうちに、理科2科目についても基礎固めをめざすことが必要です。
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塾は行った方がよいの?
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塾は行った方がよいの?
他の受験生が塾に行っていると聞くと、自分も塾に行った方がよいのではないかと不安になってしまうところですが、受験するからと言って必ず塾に通わなければいけないかというと、そんなことはありません。塾はあくまで学習法の1つです。人それぞれ学習法との相性もありますので、Z会の添削教材、市販の教材、塾や予備校など、様々な学習法の中から、自分が一番学習を進めていきやすいと思う方法を選ぶことが大切です。そして、何よりも、選んだ学習法にしっかりと取り組むということが大事です。自分の選択を信じて、選んだ学習法にしっかりと取り組み、力をつけていきましょう。
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志望校の入試情報を集めることも大事
効率的な入試対策を進めていくためには、目指すゴールを見定めることがポイントです。
そのために必要なもの、それは志望大学の入試に関しての情報です。
たとえば入試傾向。入試対策は志望大学の入試問題の傾向を知ることで効率的に進めていくことができます。
そして、選抜方法。実は大学によって選抜方法はさまざまです。どのような入試方式がおこなわれているのか、入試科目は何か、はやめに確認しておきましょう。ただし、選抜方法は年度によって変わったりもします。そのため、こまめな確認も重要です。入試の変更点は大学のホームページで発表されることが多くなっていますので、大学ホームページをこまめにチェックすることをおすすめします。最終的には自分が受験する年度の選抜要項・募集要項を確認することも怠らないようにしてください。
志望校の入試情報収集には、各大学のページをご活用ください。各大学の入試情報や科目別対策法などを掲載しています。
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志望大学別対策
センター試験に関しては… ⇒
センター試験対策
入試情報収集Q&A
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「選抜要項」「募集要項」って何? 選抜要項・募集要項の発表時期は?
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「選抜要項」「募集要項」って何? 選抜要項・募集要項の発表時期は?
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情報収集の方法は?
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情報収集の方法は?
志望校の入試情報収集には、各大学のページをご活用ください。各大学の入試情報や科目別対策法などを掲載しています。⇒ 志望大学別対策
センター試験に関しては センター試験対策 をご参照ください。
この他、オープンキャンパスに参加されることをおすすめします。オープンキャンパスについて詳しくは、 オープンキャンパス活用法 をご覧ください。
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いつ頃からはじめればよい?
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いつ頃からはじめればよい?
なるべくはやめからはじめておけば、余裕を持って研究できると思います。
特にオープンキャンパスは高1・高2の時期から積極的に参加することをおすすめします。
ただし、入試科目や選抜方法は年度によって変わることもあるので、最終的には必ず
自分が受験する年度の
選抜要項・募集要項を確認してください。
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進路が決まってない人は?
高1・高2の時期は、自分が進みたい方向が決まっていない人も多いはず。まだ決まっていなくても、落ち込んだり、焦ったりする必要はありません。できるだけ広い選択肢を持って、これからいろいろなことに積極的に挑戦し、いろいろな経験をしていく中で、納得のいく進路選択をしていきましょう。
進路選択について詳しくは… ⇒
進路のマネジメント
■ いつまでに決めればよいか
一般的に入試傾向に合わせた対策に本格的に取り組みはじめるのは高3の9月と言われています。そのため、高3の夏休みが目安と言えるかもしれません。
■ 注意点
行きたい大学が決まってから勉強をし出すとなると、負担が大きくなります。行きたい方向が決まった時にスムーズに対策に移っていけるよう、進路探しに力を入れつつも、日頃の勉強にしっかりと取り組んでいきましょう。
今を楽しもう
高1・高2は部活や課外活動などにもぜひ積極的に取り組んでみてください。
高校はただの大学への通過点ではありません。また、高3になると嫌でも受験一色になります。高1・高2のうちにやっておけばよかったー!と後悔しないよう、今は一度しかない高校生活を思いっきり楽しんでください。
先輩の声
受験されたみなさま・受験生のみなさま、志望大学に合格するためには高1・高2の時にどのような勉強をすればよいか、高1・高2の時にやっておいた方がよいことなど、高1・高2生へのアドバイスをお寄せください。どんな些細なことでも大歓迎です。
※“名前”には、大学生の方は、受験入試年度・大学・学部(学科)を、高校生の方は現在の学年を記していただけましたら幸いです。
- 難関大学を目指す人でも、1・2年の頃から難しい問題に取り組んだり、志望校の問題に取り組んだりする必要はありません。学校の予復習を怠らずに、教科書の内容をしっかりと基礎を固めておくことで、3年になった際にすんなりと受験対策を始められるようにしておくことが大切です。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-17 17:48:09)
- 先取り学習をするにこしたことはない。ただし、速さよりも理解の深さの方が重要なので、大学に合わせた学習はセンター後でも間に合った。早くから大学を意識するのはいいけど、結局定期テストでいつも上位だった人は東大でも京大でも好きなところに合格していた。難関大合格のための特別な勉強やコツなんてない、普段の学校の勉強が何より大事なんだと思う。 -- 早稲田大学人科 (2010-03-17 20:28:03)
- 上記コメントにあるとおり,高校1, 2年生でするべき勉強は,基本を固めておくことです.学習サイクルとしては授業の予習復習,定期テストの対策の勉強とテストの復習,そしてZ会の添削問題を提出して復習することが基本になります.とりわけ英語,数学,国語は学習を進める上でも,受験においても基本となる科目なので,文理の志望を問わず手を抜かずに勉強しましょう.また,理系でも地歴公民を,文系でも理科をセンター試験で受験することがありますから,それらの科目の授業もきちんと聴くようにしましょう. -- 2007年度・東大理科一類入学 (2010-12-10 23:30:42)
関連項目
このページの最終更新日時:
2012/03/03 17:56:34
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