概要

2.概要
定電圧定電流電源を、リニアレギュレーション方式で作ると、たくさんの熱が発生するため放熱器などが必要になって大型になってしまいます。
そこで、もっと小さい電源を作るために、PICを利用します。PIC16F819は、小型にもかかわらずA/DコンバータとCCPのPWMモジュールを内蔵していますので、これを使ってスイッチング方式で制御した定電圧定電流電源を制作します。長時間充電電流を流していてもほとんど発熱しませんので、リチウムイオン電池の充電などに安心して使えます。
出力電圧は0Vから10Vまで可変でき、出力電流は最大0から1Aまで設定できます。調整も簡単にできますので、誰でも完成させることができます。
出力電圧と出力電流、設定電圧と設定電流の4つの状態を、液晶表示器に常時表示しますので使いやすくなっています。外観は写真8-4-1のようになっていて、電圧設定と、最大電流設定がパネル右のつまみでできます。
出力端子左横の発行ダイオードは、出力電流制限が始まっていることをします表示器です。

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最終更新:2008年09月29日 02:22