「試練1」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

試練1」(2008/10/14 (火) 21:01:59) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

とりあえず道に沿って歩いた。それにしてもこの廊下のような道は不気味で怖い。 壁には落書きがあり、荒れ果てていた。電気は上に所々吊るされている豆電球くらいだ。 しばらく歩くと、扉とであった。扉の脇に箱がそえてあった。 箱を開けると、中にはおれの妻子の写真が。写真の裏に、 「私の見た方で見ろ」 どういう意味だ?さらに、銃弾が一つ。ポケットに入れておいた。 ---- 扉を開けると、またもや薄気味悪い部屋にたどり着いた。 部屋は赤いランプに照らされ、赤く染まっていた。地獄部屋にそっくりだ。 部屋の中央に、男が手と足に鎖をはめられていた。鎖は部屋に取り付けられ、とてもはずせそうにない。男は40代くらいのよくいそうなサラリーマンみたいだった。 男は言った。 「助けてくれ!」 おれは男に近づき、男の首にぶら下がっていたカセットテープを再生した。 さっきの、低くて冷酷な声が聞こえてきた。 「その男の名前はテレス。毎日引ったくりを繰り返し、個人情報や金を騙し取っていた。  今日は自分を見つめてもらおうと思う。」 「いやぁああ!なんだぁ!何をする!」 男は叫ぶ。 「これはジョニー、君へのテストだ。彼を助けるか、見殺しにするかは任せよう。  だが、私の味方で見て欲しい。君はこの男を「被害者」と見る。  私はこの男を「生きるに値しないもの」と見る。お前はどう判断するか。  ここで見届けよう。」 部屋を見渡すと、監視カメラが設置されていた。なるほど、おれの行動を見ようというわけだ。 「その男の手足にはめられている鎖を外す鍵は一つ。場所は、部屋の隅においてある金庫の中だ。金庫を開ける数字は、テレスの頬の皮膚の裏に。ナイフで削げ。ナイフは金庫の上にある」 「やめてくれぇ!」 「私は「助けるな」という。君の「執念」は何を言うのか?」 くそぉ! 「ゲームスタート」 ---- -[[見殺しにする]] -[[助ける]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: