ビーストハザード外伝 ~金色の剣 漆黒の槍~

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「気に入らんな」 「ほう…やはり余所者。裏切るのですかな」 月明かりの下、クレイオスの金色の装甲が淡く輝く そんな彼の眼前に立つ漢 彼こそは、ビーストハザード一の槍使い ヘラクレスオオツノカブトムシのジャガーノートであった 地上侵攻軍の将校であり、クレイオスの一応の上司である ジャガーノートの大きな角の間には、力なきもの…女や子供が拘束されている ビーストハザードに強襲され、壊滅した栃木県民の生き残りである 「勘違いするな。貴様のやり方が気に入らんと言っている」 「ほう。何が、どう?」 口元を残虐にゆがませると、ジャガーノートは胸角と頭角で、拘束していた人間を ―グシャリ と潰した 「貴様…!」 「何を怒っているのですかな。彼らは敵なのですよ?」 「だが彼らに戦闘の意思も、力もない。何故無用に殺す?懐柔するという選択肢もあるはずだ」 「甘い。甘い甘い。あまァーい。クヌギの樹液より甘い…。古来より、勝者は敗者を蹂躙するのが常!  弱きものは強きものに虐げられ、強きものは弱きものを虐げる権利がある!お分かりですか?  私は強い…!」 ジャガーノートが得意げに持論を語り終わると同時に クレイオスは左足にしびれを感じ、膝をついた そう、一瞬、ほんの一瞬の隙にジャガーノートは卓越した腕前を見せクレイオスの左足を撃ったのだ 「く…貴様…」 「力なきものは、弱きものに蹂躙される。さぁ…貴方はどうですかね」 「その言葉、そのままお前に返してやる」 「何…貴様…!?」 ジャガーノートの触覚に、うっすらと切れ目が入る クレイオスもまた、ジャガーノートに一撃を加えていたのだ 「面白い…。仲間同士の争いはご法度?そんな事は知ったことではありません  前々から貴方は気に入らなかったのですよ。あなたを殺して差し上げますよ…クレイオス」 「フン、いいだろう。下らぬ者を斬る趣味はないが、この俺の剣に掛かることを誇りに思い、死んでいけ」 ビーストハザード外伝 金色の剣 漆黒の槍

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