十六聖天外伝 ~ネッシーと湖畔の騎士の 第二章 後編~

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十六聖天外伝 ~ネッシーと湖畔の騎士の 第二章 後編~」(2008/10/22 (水) 17:45:32) の最新版変更点

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「やぁ、ネス子。今日もとってもチャーミングだ!」 「それは照れる楠。しかし汝は毎日のようにここに来るが、暇なのかえ」 「ワッツ!?そんな事ないさ!ここに来れば君に逢えるし、ネッシーを君と見れるかもしれないじゃないか!」 「ネッシーを妾、とか。それはどうかのぅ…」 「信じれは夢は叶うさ!明日を信じる力が人類をここまで繁栄させたんだぜ」 「あ、そうだ。ネス子、これあげるよ!」 「これは?なんじゃ。この青いのは」 「その青いのはスピルリナ色素さ!これはダブルソーダバーっていうんだ。この青さ、クールだろ…?」 「うむ。青いのぅ…。して、これをどうするんじゃ」 「こうやって割れば、ホラ!ふたつになった!」 「おぉ…!大した奴じゃな、堕震葬惰婆とやらは…」 「はい!1個あげるよ!とってもクールだ!」 「おぉ…!礼をいうぞい。うむ。冷たいのぅ」 「HEYガキ共!どきやがれだぜ!」 「うわぁ!暴ロボ族だ!」 「これはこれは。感情をもてあました若人の群れか。危ないのぅ。む。ジョン、汝、堕震葬惰婆を落としてしまったぞぃ…」 「ガッデムだぜ。こいつはクールじゃないよ…60スコットランド円もしたんだぜ…」 「畜生!人類の英知は時には暴力にもなるのか!理性無き力なんか、暴力と同じだよ!」 「む。ジョン…! やれやれ。いってしもうたか…。しかしあやつら、あれは灸を据えんとイカンの」 「ん。堕震葬惰婆に蟻が群がっておるのぅ…。どうじゃ、美味いかろう、蟻よ。スピルリナ色素じゃぞ」 『YES!マイロード!美味であります!」 「そうかそうか」 ―その夜 「ヘイ、トーマス!グレゴリー!みてくれこの俺のロボを!三段シートとロケットカウルを!」 「“ド偉ェー”クールっすよ、マッシュさん。それでこそ俺達「異血護・魅留苦」の頭っすよ」 「よーし!今日はこのままネス湖付近の”B”突まで流すぞ!」 「ワー」「ワーワー」「ワー」 「オメーら止まれェ!なんだァ!?このチビっ子はァ!?」 「…ふぅ。ガス臭いのぅ」 「んだァゴルァ!ガキでもさらって凌辱すんぞテメー!」 (明日を信じる力が人類をここまで繁栄させたんだぜ) 「品性の欠片も感じぬの。汝ら、少し大人しゅうせい」 「オーゥ ネッシーだ!これはネッシーに違いねぇ!見たことないけど違いねぇ!」 「ギャー」「ワーワー」「ワー」 「ヘイジョン。こっちを向け。母と対話するんだ」 「ママ、その名古屋巻きはクールじゃないよ。年齢と骨格を考えてよ。まるでバケモノだ!」 「なんてマウスの効き方だ!やるのか、このママと」 「…いや、いいよ。クールじゃない。で、なんだい。クールなことかい」 「今、NHKでネッシーがどうとかやってたぜ。テメーの好奇心を刺激するんじゃねぇのかい。ほら、TVつけるぜ」 「被害にあったのは、暴ロボ族、イチゴミルク…?のメンバー250人と、対向車線を走っていたカロー…」 「なんだって!?本当だ。ネッシーが人を襲う!?そんな馬鹿な!」 「…げるさんと… 幸い死傷者は出なかった模様です」 「なにかの間違いに違いない。全然クールじゃないよ!」 「うるさいガキだぜ。さっさと、そのオートミールを食らってジュニアハイにゴーしちまいやがれだぜ」 「ハッ…!ネス湖って事はネス子は…!?襲われてたらどうしよう!」 「ヘイジョン。どこへ行く。ランドセルを忘れてるぜ。オイジョン!」 「うるさいママ!少し黙ってやがれだぜ。僕には行かなきゃダメな所があるんだ!」 「フ…ジョンめ。あやつ、漢の目をしておるわ…。成長したって事みてーだな。ママ的に今日の事は不問にしてやるぜ」 「クソ!クールじゃない。こんなのホットだ。ネス子、君の事を考えるとクールからホットに変わっちゃうぜ! クリムゾンブロウ曰く「キングゴジュラスマジうるせぇ」 ブラックパイソン曰く「あと24時間でヘレンが家にやってくる」 十六聖天外伝~ネッシーと湖畔の騎士の 第二章後編~

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