「十六聖天外伝 ハロウィンの章 死霊使いと仲間編」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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「ちょっと待てよ!」
「なに…?」
「礼、言ってなかったな、ありがとよ。この借りは必ず返す、必ず、な」
「…!」
「…もうすぐ次郎とかも家にくるんだ。今日ウチで蟹鍋でよ」
「お前もその、どうだ?…最近のガキは家にSFCなんかないだろ。ジーコサッカーもやれるしよ」
「…いいの?」
「メシは大人数で囲んだ方がウメーウメーだしよ」
「ハハハこやつめ。調子のいい奴よ」
「ありがとう。けどみんなには私のこと秘密にして…欲しい」
「あぁ。訳アリなんだろ。姿隠してるのは。わかってるよ」
「とりあえず、家に入ろうぜ。ここは寒くていけねぇや」
「だとよ、お前のジーコサッカー見せてくれよ」
「私のジーコはつよい」
これが、次郎とパイソンと、ブロウと、みんなで過ごした最初のハロウィン
おとうさんと、おかあさんがいなくなってから、今までで一番楽しかったハロウィン
そして、みんなで過ごした最後のハロウィン
十六聖天外伝 ハロウィンの章 死霊使いと仲間編 完