この国の文化(後編)

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この国の文化(後編)」(2008/11/25 (火) 17:51:12) の最新版変更点

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[次郎] 「あぁ……? あん? あぁ……」  寝ぼけているのか、目を開けずに唸る次郎。  その姿を見てエクスカリバーはちょっと不愉快になった。 [エクスカリバー] 「これ! 聞いておるのか!?」 [次郎] 「あー? アリスか? もう要らないって……デスメタルにやれよ……沙羅でもいいぞ……」 [エクスカリバー] 「コラァ!! 何故そこまで出てきてワシが出てこんのじゃ!」  半ばヤケになって叫ぶと、さすがの次郎も飛び起きた。  が、エクスカリバーに思いっきり股間を蹴り飛ばされて痛みに悶絶した。 [次郎] 「あが!?……っぐ……な……なんだぁ……?」 [エクスカリバー] 「ようやく起きたかうつけめ。」 [次郎] 「う……ば、バーさん? な、何で?」 [エクスカリバー] 「野暮なことを。うら若き乙女が深夜に男の部屋に来る用事など一つしかあるまい?」  そう言って次郎の体に圧し掛かるエクスカリバー。  一気に次郎の下着を脱がすと、妖艶な笑みを浮かべた。 [エクスカリバー] 「くくく、中々立派なモノではないか?」  自身も服を脱ぎながら次郎の股間から目が離せない。  文字通り一糸纏わぬ姿になると、次郎のペニスに指先を絡めた。 [次郎] 「お、おい……あんたも酔ってるのか? 勘弁してくれよ……」 [エクスカリバー] 「失礼な。何時まで経ってもお主がワシのマスターになってくれぬのが悪いんじゃ。」  両手で竿を扱くとビクンと肉棒が振るえる。  その動きに次郎は翻弄されて、呻くことしかできなかった。 [エクスカリバー] 「ふふん、ワシの手がそんなに良かったか? ん……ちゅ……ふふ……」  次郎のペニスの先端を温かいものがなぞる。  エクスカリバーの小さな口から伸びた舌がペニスを舐めているのだ。 [次郎] 「うぅ……バーさん……! いいかげんに……」  呻く次郎に構わず奉仕を続けるエクスカリバー。  気が遠くなるほど生きてきた剣精とはいえ、その幼い見た目はあまりにも背徳的だった。  実際に生きてきた年はともかくとして、その肉体はわずかに8歳の少女。  そんな女性と言うにはあまりに幼い少女が自分の肉棒に舌を這わせ、懸命に奉仕しているのだ。 [エクスカリバー] 「ふぅん……ちゅ……じゅる……ちゅ」 [次郎] (やべぇ……何も考えられなくなりそうだ……)  次郎もすっかり体に力が入らなくなって、ベッドに横たわったまま動くことができなかった。  心地よいダルさに全身を支配されてエクスカリバーを突き飛ばすこともしなかった。 [エクスカリバー] 「じゅる……ふぅ……どうじゃ? 気持ちよいか?」 [次郎] 「あ? あぁ……」 [エクスカリバー] 「そうか。良かった。続けるぞ」  優しくカリを舌で刺激し、睾丸を手のひらで撫で回す。  指先は竿を上下に扱き上げ、時折口を窄めて吸い付く。  一連の動作に次郎も唸りながら必死に耐える。  ともすればすぐに果ててしまいそうだった。 [次郎] 「あ、ああ……バーさん……そろそろヤバイって」  エクスカリバーはそんな声が聞こえないかのように、むしろ今までよりもさらに激しく動き出す。  口の端からこぼれた唾液を指先に絡めて、それが潤滑油の代わりとばかりに塗りたくる。  顔を激しく揺さぶり、喉の奥の奥までくわえ込む。  その苦しさに目の端に涙を滲ませながらもエクスカリバーは奉仕を続けた。 [エクスカリバー] 「んふぅ……ちゅ……ふぅ……んぅ……んぐ……」 [次郎] 「あぁ……本当に……くっ!!」 [エクスカリバー] 「ん!?ぐ……んぐぅ!」  刹那、口の中に粘ついた苦味が広がる。  その味と臭気に顔を歪めながらも、こぼさないように必死で飲み下す。  ペニスはビクンビクンと何度も脈打ち、その度に新たな白い塊が口内を蹂躙していった。  まるで終わりが無いかのように吐き出される精液を小さな口内で留めて置けず、ついに口の端からこぼれだした。 [エクスカリバー] 「んぐ……んぐ……コク……ん……こく」  小さな喉が少しずつ動き、やがて口内の精液を全て飲み干すと涙を浮かべたまま咳き込んだ。 [エクスカリバー] 「ゴホッ……はぁ……はぁ……どうじゃ? ワシも中々のものじゃろ?」 [次郎] 「あ、あぁ……その、すまない。無理に飲まなくても良かったんだぞ?」 [エクスカリバー] 「ふん、無理じゃないわい。この程度造作も無い。」  そう言って笑うエクスカリバーの口の端からは少しだけ精液が垂れていた。  その姿があまりにも妖艶で、次郎のペニスは再び活力を取り戻していた。  月明かりに照らされた白い裸体はこの世のものとは思えぬほどに背徳的で。  かろうじて女性らしさを主張する胸は小ぶりながらも調和が取れていて、エクスカリバーの魅力を引き立たせている。  じわりと汗ばんだ髪の毛は光を纏って輝き、まるで女神のように映った。  だと言うのにもじもじと太股をこすり合わせる様は、娼婦のように淫猥だ。 [次郎] 「なぁ……」 [エクスカリバー] 「え!? あ、な、なんじゃ?」 [次郎] 「続き、いいか……?」  エクスカリバーの姿に次郎も興奮を隠しきれない。  夢心地で、このまま最後まで行為を続けることを望んでいた。 [エクスカリバー] 「あ、ふ、ふふん、望むところじゃ。ワシのテクで骨抜きにしてやるわい」  そのまま次郎の上にまたがってゆっくりと腰を下ろして行く  無毛のワレメにペニスを擦りつけ、入り口にゆっくりと導いていく。 [エクスカリバー] (さすがに少し緊張するのう……)  次郎は気がつかなかったがエクスカリバーの秘部はすっかり熱を帯びて潤っていた。  おかげで迎え入れる準備はすっかり出来上がっていたものの、未成熟な体は男性を受け入れるには苦痛が大き過ぎるように思えた。  エクスカリバーはそんなことも構わずに半ば無理矢理ペニスを性器に挿入する。  股間からは純潔の証である鮮血が垂れて、次郎のベッドを赤く染めた。 [次郎] 「え……? な、何で……」 [エクスカリバー] 「ぐ……ぎ……は、はは、さすがに痛いのう……」  無理矢理作った笑顔で精一杯の軽口を叩く。  次郎はそれよりも顔に疑問符を浮かべて何が起こっているのかわからない様子だった。 [次郎] 「バーさん……何で? アレクサーとは……」 [エクスカリバー] 「たわけ。こんな時に他の者の話をするでない。」  ゆっくりと、だが確実に腰を揺らして刺激する。  その動きはたった今処女を散らした少女とは思えなかった。 [エクスカリバー] 「とはいえそうじゃの……ワシの再生能力はそこらの奴らとは比べ物にならんぞ。 いわゆる常に初物じゃ。いつでも襲いに来て良いぞ?」  コツをつかんだのか、水を得た魚のようにその動きが早くなる。  急速に体が馴染んだのか、膣口の締りが次郎にこの上ない快感を与えていた。 [次郎] 「何言ってるんだ……それっていつまで経っても辛いままじゃねぇのか……?」  処女膜を喪失することは体内に裂傷を負うことと変わらない。  故にその痛みは尋常ではなく、その苦しみは想像に難くない。 [エクスカリバー] 「はぁ……いいから……お主は……ワシに任せて……はぁ……気持ちよくなっておればよい……」 [次郎] 「…………わかった」  幾許かの逡巡。  そして次郎の出した結論。  それはこの状況を受け入れて、エクスカリバーの好きなようにさせること。  最良の選択肢はそれなのだと次郎は思った。 [次郎] (女にここまでさせて文句言っても悪いしな……)  自分の上に跨って、懸命に腰を振る少女。  痛みに耐えて自分のために必死になってくれている。  そんな女の子に無理矢理やめろと言うことなどできるはずが無い。  それに言っても聞かないことは今までで嫌と言うほど分かっている。 [エクスカリバー] 「あ……はぁ……くぅん……」  苦痛の中にも僅かに熱っぽい喘ぎが混じる。  その声がもっと聞いてみたくなって、両手で乳首を抓り上げた。 [エクスカリバー] 「あにゃぁ!?……な、何をするんじゃ!」 [次郎] 「いや、ちょっとでも負担を軽くしてやろうと思って。」 [エクスカリバー] 「よ……余計な……ひゃうん! ……お、お世話……あひぃ!」  次郎の指先が幼い胸を撫でる度、幼い体が跳ねる。  飛び散る汗が月光に照らされて神秘的な輝きを放っていた。  それでもエクスカリバーは行為に没頭しているのか、あるいは快感に翻弄されて思考が回らないのか。  どちらにしてもその激しい動きは止まらなかった。  互いの動きは止まることなく、確実にその時が近づいていく。  エクスカリバーの絶頂に向けて激しくなる動きに合わせて、次郎も下から突き上げる。 [次郎] 「く……バーさん、そろそろ離れてくれ……イきそうだ……」 [エクスカリバー] 「はぁ……はぁ……よい……そのままワシの中で……」  一気に絞りとるように、激しく繰り返される往復に耐えられなくなる。  頭の中が弾けるように、一瞬何も考えられなくなる。 [次郎] 「ぐぅ……い、イくぞ!」 [エクスカリバー] 「あぁ……! はぁ! ワシももう……! あぁ!!い、あぁぁぁぁぁぁ!!!」  口の端から涎をこぼし、そのまま背を仰け反らせて絶頂に達するエクスカリバー。  同時に、次郎のペニスから精液が迸り幼い膣を満たしていった。  力が入りすぎたのか、爪先が次郎の体に食い込み、小さな傷跡となって血を滲ませていた。  そのことに気がつかないまま、二人は絶頂後の気だるい感覚を楽しんだ。 [エクスカリバー] 「あ……はぁ……はぁ……どうじゃ……? 良かったか?」 [次郎] 「あぁ……その口調が直ればもっと良かったんだがな。」 [エクスカリバー] 「これは何百年も培ってきたワシの癖じゃ。そんな簡単に直ってたまるかい。」  そう言って微笑みながら自分の顔を覗き込む幼い少女。  その小さな唇が次郎の唇と触れ合って、直後にエクスカリバーは意識を失った。 [次郎] 「…………おつかれさん。」  そんな二人の姿を月だけが見ていた。 ;----------------------------------------- [エクスカリバー] 「うー……」 [次郎] 「…………さっきから一体何が気にいらないってんだ。」 [エクスカリバー] 「だって! だって! ワシだけ眠りこけてしまうのはずるいじゃろう!?」 [次郎] 「……何が?」 [エクスカリバー] 「きっとあの後ワシの体はいい様に弄ばれたに違いない。なんと言う鬼畜なヤツじゃ……」 [次郎] 「何言ってるんだ。バーさんが寝ちまったから俺も寝た。何もしてねぇよ。」 [エクスカリバー] 「ぐぐぐ……これほど魅力的な婦女子がそばに居たと言うのにそのまま寝たじゃと? 本当に何と言うヤツじゃ。」  結局、そのまま夜が明けるまでエクスカリバーは意識を失い、そのまま下敷きになった次郎も深く考えずに眠りに落ちた。  朴念仁の次郎とはいえ裸の少女を抱えたまま寝るというのは相当の精神力を必要とした。 [エクスカリバー] 「まあ、そんなことはこの際いいとしよう。」 [次郎] 「あー?」 [エクスカリバー] 「これからもよろしくのう? 次郎……いや、二代目剣聖よ」 [次郎] 「…………頼むから呼ぶときは今まで通りで頼む。」  やってしまったことは仕方ない。  今更一人や二人守るべきものが増えたとしてもそんなことはどうでもいい。  エクスカリバーを使う、ということは彼女を道具として使うということだ。  こんな幼い少女を殺すための道具として。  それが次郎には我慢ができなかった。  武器として存在するエクスカリバーにとっては迷惑かもしれないと分かっていても、なお我慢がならなかった。 [エクスカリバー]  「キサマが逃げてもどこまでも追っていくぞ? 責任は取らせるから覚悟しておけよ次郎。」  ニヤリと笑うエクスカリバーに次郎は苦笑いを浮かべるしかなかった。  結果、相変わらずの中途半端な距離を保つことになって周りの女性がさらにヒートアップすることを次郎は知らなかった。

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