金剛鉄兵機械師団外伝 ~狂う様な月の下で~

「金剛鉄兵機械師団外伝 ~狂う様な月の下で~」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

金剛鉄兵機械師団外伝 ~狂う様な月の下で~」(2008/12/22 (月) 16:05:22) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

「くっくっく…“今夜は狂いそうな月”だぜェ…なァ…?オイ!?」          「タイガー!」              !  ? 下半身のをゼロの一撃で吹き飛ばされつつも、タイガーはもはや人とは言い難い 封印してい生物である その程度で死ぬはずもなく、毒の領域から新たなる肉体を形成し、再生しようとする だが、そんなタイガーに向けてゼロは再びその鋼鉄の身体を走らせる 「オラ…“終わっちまえ”よ…?“ウザってー”からよォ…!?」 毒の領域にその身を沈めながらも、侵食されるより早く その身は毒の領域とタイガーを引き裂いていく。それは常識では考えられないことだった 狂える鋼鉄の龍は毒の沼で踊り狂う 「くっくっく…“十六聖天”…?“ハードラック”と“ダンス”っちまったなァ…?」               !  ? 「こいつ…!タイガーから離れなさいよ!!」 鬼神煉獄殺…!忍のオリハルコンをも砕く拳が、ゼロの頬を直撃する だが ―ニヤリ 「テメー…“汚ねー”な…?“タイマン”に“手を出す”なんてよォ…“殺してくれる”ぜェ…!?」               !  ? 「嘘…でしょ。全力で殴ったのに…」 「どうした…オラ。“来ねー”ならこっちから“往く”ぞ…?」 標的を忍に変えたゼロは、その鋼鉄の身体をくねらせ忍に襲いかかる 「馬鹿みたいに真っ直ぐ突っ込んで来たって!」 「“遅ェー”な…?“ド偉れー遅ェー”ぞォ…?」        !   ? 「嘘!?」 「“簡単”じゃねーんだよォ…?“スピード”はァ…。“スピード”舐めんじゃねーぞォ…?」 忍の瞳に驚愕の色が浮かぶ。突っ込んでくるゼロの身体を跳躍して交わしたというのに 上空でゼロに背後を取られたのだ。ゼロの常識はずれの速度と跳躍力は 忍の予想をはるかに上回っていた 「“十六聖天”だァ…?“人間”だァ…?“上等ォー”“ベコベコ”にしてくれんぜ!?」 「!?」 龍の尾が無防備な忍の背に振り下ろされる 如何に常人より遥かに強い肉体を持つ忍といえども、その一撃は肉体の限界を超えていた 轟音と共に地面にたたきつけられる忍の頭を、ゼロは踏みつけ笑う 「まるで“壊れた”“ヌイグルミ”だぜ…?“十六聖天”…?」 だが忍はまだ終わっていなかった。彼女こそは ―鬼姫 自分の顔を踏みつけるゼロの足を、忍は全力で握りしめた。否、握りつぶそうとした 「ンだとォ…?“こざかしーぞォ”…? テメー…」 何度踏みつけられようとも、忍はその手を放そうとしない ゼロの足が、徐々に薄紫に変色していく 「ごあぁぁあぁぁ!“殺してくれる”ぜ!この“アマ”!」 「舐めるんじゃぁ…無いわよ…!」 忍は持てる全ての力を使い、吠えた。その叫びは鋼鉄の龍の叫び声すらかき消すほどであった そして鋼鉄の龍は宙を舞う 「テ…“テメェ” “テメェ”はもう“お終い”だァ…!?」 「持ち上がっているところ悪いのだが、こっちはこっちでまだ終わってはいないのだがネ…」          !   ? 「あぁ…“ウザってー”から“死んどけ”よ…“テメー”はよォ…!?」 忍との戦いの間に再生が完了したヴェノムタイガーが再びゼロの前に立ちふさがる そしてもう一人。この戦いに参戦しようとする男が現れた 「俺も参加させてもらうぜぇ…」 「あぁ…?全員まとめて殺すか?あぁ!?」 「椿さん!」 「テ…テメェは…」          !    ?     椿の姿を見た時、ゼロの顔に初めて動揺の色が映った 金剛鉄兵機械師団外伝~狂う様な月の下で~

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。