十六聖天のクリスマス5


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[アリス]
「う……うーん……?」

 見慣れた部屋、見慣れた景色。
 いつの間に移動したのか、自分のベッドの上でアリスは目を覚ました。

[アリス]
「……寒っ」

 凍てつく真冬の寒さにアリスは身を震わせる。
 紛れも無い現実の感覚がアリスを支配した。

[アリス]
「……夢……か。」

 次郎の肌、甘い匂い。
 しっかりと抱き合った感覚が残っている。

 その感覚を思い出して、一人体温が上昇していくのを感じた。

[アリス]
「や、やだ……なんて夢を見てしまったの?」

 どこからが夢だったのだろう?
 それとも最初から全て夢だったのだろうか?

 そういえば、とアリスは振り返る。
 懐かしい友人の姿があったことをふと思い出した。

[アリス]
「ブロウ……パイソン……」

 死んでしまったはずの友人が、かけがえのない仲間が、そして愛しい人がそばにいた。
 暖かくて、大切な、しかし二度とやってこないはずの時間。

 急に寂しさを覚えてアリスの頬を涙が伝う。
 ぐしぐしと袖で目をこするとアリスはベッドを抜け出した。

[アリス]
「あ、あれ?」

 パーティー会場で脱いできたはずのドレスが綺麗にかかっていた。
 そして着ているのは夢の中で次郎が用意したドレス。

 そして床には脱ぎ散らかした下着。
 真っ赤になりながら洋服越しに股間を捜す。

[アリス]
「な……ない! ぱんつはいてない!」

 アリスの頭が混乱する。
 どこからが夢で、どこからが現実なのか。
 それとも全てが現実のものであったのか。

[デスメタル]
『アリス、おはよう。』

 さらにアリスを混乱の淵に追い込む事態。
 突然、いや、おそらくずっとそこに居たのであろうデスメタルが声をかける。

[アリス]
「え!? で、デスメタル!? ど、どうして!?」

[デスメタル]
『昨日泊めてもらった……と思う。色々した……と思う。』

[アリス]
「ど、ど、どうなってるの……?」

 記憶が曖昧すぎた。
 夢なのか、現実なのか、そもそも昨晩デスメタルが来た覚えが無い。

[アリス]
「色々した……って何?」

[デスメタル]
(…………ポッ)

 なんとも反応に困る反応にアリスは頭を抱える。
 必死になって自分に落ち着くよう念じてみても、どうにも不安に駆られる。

[デスメタル]
『あと、アリス。ぱんつは穿いたほうがいいと思う。』

 いそいそと部屋を出た。


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[アリス]
「えっと? で、結局何があったの?」

 二人分のコーヒーと手頃なせんべいを用意して二人でコタツに入る。
 やはり冬の寒さは耐え難く、まずは暖を取ろうと言うことに落ち着いた。

 軽く会話をしたもののお互いの会話は食い違っていて、矛盾が多い。
 最も、お互いに大事なことだけは隠していたのだが……

[アリス]
(い、言えるわけ無いもん……)

[デスメタル]
(あ、これおいしい。)

 軽快にブノレボソのせんべいに手を伸ばす。
 エクスカリバーのような古い考え方をするものには硬さが足りないと言うだろうがデスメタルにはちょうど良かった。

[デスメタル] 
(それにあの人が食べたら歯が欠けそう……刃だけに。)

 などと下らないことを考えながらパリパリと食べ続ける。
 最後にコーヒーをズルズルとお茶のようにすすってほぅっと溜息をついた。

[デスメタル]
『昨日の夜部屋に来たはず。でもその後ちょっと曖昧。』

[アリス]
「うーん、私も部屋に戻ってきた後眠くなって……き、気がついたら朝だったわね。」

 思い出してアリスの顔がぽっと赤くなる。
 温もりも、匂いも、重ねた肌の感触も、全てが現実のように感じられた。

[デスメタル]
『そういえば昨日私の郵便受けにおいしいジュース入ってた。アリスは?』

[アリス]
「何それ? こっちには何も無いよ?」

[デスメタル]
『ふーん。半蔵とタイガーからのプレゼントだって書いてあった。』

[アリス]
「う……!? げふっ! ごほっごほっ!」

[デスメタル]
『大丈夫?』

 手近なタオルを渡す。
 飛び散ったコーヒーを拭いて背中を撫でてやると、アリスもやっぱり年頃の女の子と変わらない様に見えた。

[アリス]
「う、うん……あ、ありがと……」

 口元を押さえながら、それでも何とか呼吸を整える。
 エクスカリバーから渡された薬の効果を思い知った。

[アリス]
(あ……アレか……)

 花火の直前、受け取った飲み物を思い出す。
 他に原因らしい原因は考えられなかった。

 原因は分かったが、結局どこからが夢なのかは分からない。
 もしかしたら最初から全てが薬の見せた泡沫の夢だったのではないかと言う不安が募る。

[アリス]
(ってことは……あ、あれが見たい夢だってこと…?)

 確かに、暖かくて幸せな夢ではあった。
 しかし、それ以上に淫猥なある種の悪夢と言えなくも無かった。

[アリス]
「……欲求不満なのかなぁ……」

[デスメタル]
『……?』

 嬉しいような残念なような。
 どちらにしても最高の形で幕を閉じた一夜のラブロマンスは朝霧のごとく霧散した。

 それはデスメタルにとっても同じことで、昨夜アリスと過ごした甘く淫らな一時は最初から無かったと分かると小さく肩を落とした。
 互いに敢えて語ることは無かったが、それでも微妙な落胆は色濃く見え隠れしていた。

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 そしてしばらくの間、穏やかな談笑に包まれたゆったりとした時間が流れていった。
 これまでの事、これからの事、幼い彼女達には避けられない事であり、それを互いに信頼している彼女達は心行くまで話し合った。

 学問、人付き合い、そして恋愛。
 年頃の彼女達にはどれもが魅力的でありながら、その生立ち故に今まで語る相手がいなかった。

[デスメタル]
『ほー……アリスもジロウが好きなんだ。』

 ついポロリと口を滑らせて言ってしまった一言。
 だがその一言はアリスにとってあまりにも重要な、ある種の秘め事であった。

[アリス]
「あ、いや、その、何と言うか……うん?」

 も?
 薄々感じていたことではあるが改めて聞くのは躊躇われたこと。

[デスメタル]
『分かるよ。私もジロウが好き。』

 それをあっさりと言ってのけるデスメタルにアリスはあっけに取られて押し黙った。

[デスメタル]
『でも……』

 そうして少しだけ押し黙り、うつむく。
 やがて覚悟を決めたように、アリスの瞳をまっすぐに見つめて言った。

[デスメタル]
『同じくらい、アリスのことも好き。』

[アリス]
「……え? いや、ちょっと待って、さすがにそれはちょっと……」

[デスメタル]
『アリス、私のこと嫌い?』

[アリス]
「……いや、そんなこと無いけど、女通しでってのはさすがに予想外と言うか何と言うか……」

[デスメタル]
『どうして? 一緒にお買い物したり、お茶飲んだりしたい……ダメ?』

[アリス]
「あ、そっちの……友達通しでって事ね……」

 アリスの言葉にデスメタルは頭に疑問符を浮かべながらも、残念そうに、今にも泣きそうな顔をする。
 少しだけアリスの心が痛んだ。

[アリス]
「私もあなたのこと、好きよ。もう随分前から私達親友じゃない。」

 ニコリと微笑むアリス。
 デスメタルの瞳に溜まった涙が光の雫となって零れ落ちた。


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[次郎]
「ちぃーっす。アリスいるか?」

 能天気な声を上げて、話題の男が現れた。
 無遠慮に、豪快に、それでも愛しい声が聞こえ、その男がやってきた。

[アリス]
「あ……」

[デスメタル]
『ジロウ!』

 手には小さな小箱を持って、それでも日本刀を携帯するところは変わらない。
 長い間会えなかったと言うわけでもないのに、二人は胸の高鳴りを押さえられなかった。

[次郎]
「いやいや、参った。さっきそこで警察に職質されちまったぜ。
コスプレですっつって逃げてきたけどさ。」

 それは逆に怪しい、といいかけてアリスはやめる。
 変わりにこぼれたのは朗らかな笑顔。

 まるで天使のような笑顔に、デスメタルは少しだけ眩しいものを感じ、次郎は全く気にすることなく話を続ける。

[次郎]
「ま、何だ……この前は逃げて悪かったな。デスメタルも居るし、ちょうどいいや。」

 手にした小さな箱をコトリと起き、おもむろに蓋を開ける。
 穏やかな、それでいて優しいメロディーが辺りを包み込んだ。

[デスメタル]
『おぉ……』

[アリス]
「すごーい! オルゴールだったんだー!」

 優しい中にも、どこか物悲しい雰囲気を感じさせる曲。
 ふと、仲間達の、友人の、そしてかつての敵の顔が思い浮かんだ。

[次郎]
「すげーだろ? 俺が作ったんだぜ!」

 まるで子供のように目を輝かせる次郎。
 その顔があまりに幼く見えて、アリスとデスメタルは苦笑した。

[アリス]
「あ……ご、ごめんなさい! そういえばお茶も出してませんでした……」

[次郎]
「え? あ、あーそうだな……ま、会社も休みだし良ければ少しゆっくりしていくか。」

[デスメタル]
『私がお茶淹れる。アリス、お茶受けまだある?』

 テキパキとした動作で素早くお茶を用意する。
 アリスも残った菓子を手際よく凡に乗せる。

[デスメタル]
『おまたせ。冷めないうちに飲んで。』

[アリス]
「甘いのとしょっぱいの、どっちがいいか分からなかったんで両方持ってきました。」

 遅れて来たアリスがデスメタルの後ろを移動した時、デスメタルの体が前のめりに倒れた。
 ローブの裾をアリスが踏んでしまって、いい感じに次郎の顔面に降り注いだ。

[次郎]
「うおおお!?」

 ばしゃ、と音がした時にはすでに遅く、次郎は頭から肩まで濡れて、すっかりお茶の香りを漂わせていた。

[デスメタル]
『あ……ごめん』

[アリス]
「あああ!! た、大変大変!」

 素早くハンカチを取り出して次郎の顔を拭いてやる。
 熱かったはずのお茶は大気に触れて急速に冷えていた。

[デスメタル]
『ごめん……服洗濯しないと風邪ひいちゃう……かも。』

[アリス]
「あ、あ、そうだよね。じゃあお風呂の準備しないと。」

 言うが早いか、アリスはそそくさと奥に引っ込むと次いで水音が聞こえてきた。

[次郎]
「え゛、い、いや、そんなことせんでも……これくらいどうって事ねーよ。」

[デスメタル]
「だめ。風邪引く。」

 結局有無を言わさぬ二人の迫力に負けて一時の入浴を楽しむこととなった。
 服が乾くまで、と言うことだったがしっかりした洗濯、乾燥が終わるまでの時間はある程度長いものだった。



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[次郎]
「はー、参ったな。」

 次郎はシャワーを浴びながら一人呟いた。
 自作のオルゴールを半ば見せびらかせる為にやってきた次郎にとって、この展開は予想していなかった。

 アリスもデスメタルも一昔前に比べたら随分と成長した。
 武力による強さだけでなく、精神的な部分においてもしっかりと成長していた。 

 二人の押しの強さにはっきりとした成長を感じて、次郎は口元が緩むのを抑えられなかった。

[次郎]
(まだまだガキだと思ってたんだがなぁ……)

 いつの間にか成長していた。
 知らぬ所で、守るべき存在が成長し、信頼できる仲間になっていた。

[次郎]
「もうあいつらを子供扱いできねぇな……」

 と、感慨に耽る次郎の後ろでガタン、と物音がした。
 しかし次郎は全くそれに気付くことは無い。

 一通り体を洗い、いざ、風呂に浸かるかという所でそれは起きた。

[デスメタル]
「ジロウ、体洗ってあげる。」

[アリス]
「あの、あの、ご、ごめんなさい……」

 全裸の二人が、立っていた。

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[次郎]
「あ? は? え……?」

 次郎は何が起こっているのか分からずに目を白黒させて立ち尽くした。
 アリスは恥ずかしそうにもじもじと体を揺すり、デスメタルもその白い裸体を晒している。

[次郎]
「う、うわ!? な、何やってんだお前ら!?」

[デスメタル]
「ジロウ、うるさい。」

[アリス]
「あ、そそ、そうだ、まずはその、座って……」

[次郎]
「あ、ああ、そ、そうだな、まぁ、その、お、落ち着こう……」

 流れる水の音を掻き消すほどに心臓の音が大きくなる。
 尋常じゃないほど広いまるで銭湯のような浴場は3人が個別に座っていてもなお相当な余裕がある。

[次郎]
「いや待て! 違うだろ!? 落ち着くところじゃないっつーの!」

 声を上げる次郎とは対照的に、デスメタルはいたって冷静。
 一方アリスは一人で慌ててあまり話しが通じそうも無かった。

[デスメタル]
「体洗ってあげる。アリスが背中流してくれるってさっき言ってた。」

[アリス]
「ご、ごめんなさい。そ、その、元はといえば私達のせいだし……せめて、背中だけでも……」

 どうやら本当にただの善意からの行動のようだ。
 次郎は嬉しいやら恥ずかしいやら、よく分からなくなって混乱した。

[次郎]
(こいつら……こんな大胆だったか?)

[次郎]
「って、うぉい!!? 何やってんだ!?」

[デスメタル]
「タオル忘れちゃったから……」 

 知らぬ間に石鹸を泡立てて体に塗りたくったデスメタル。
 その薄い胸板を揺らして体で次郎の体を擦っている。

 ヌルヌルとした石鹸とデスメタルの暖かさにむず痒い快感を覚えていつの間にか勃起していた。

[デスメタル]
「……気持ちよかった?」

[次郎]
「あー、な、何だ……その、すまん……」

[デスメタル]
「……えへへ」

 気恥ずかしいやら照れくさいやら。
 思わず顔を背けた次郎の目に、今度はアリスの姿が映る。

[アリス]
「むー」

[次郎]
「な、何だ? 何か悪いことしたか?」

[アリス]
「……ろりこん」

[次郎]
「うっ」

 否定できない自分が悲しい。
 別に自分が悪いわけではないと言い聞かせたかったがそれも無理だった。

[デスメタル]
「舐めてあげる……ほら、アリスも。」

[アリス]
「え? う、うん……」

[次郎]
「おわわっ!」

 次郎の股間に顔を埋めて左右から肉棒を舐め回す二人。
 一瞬ビクンと震えた次郎は情けない声を上げて悶えた。

[デスメタル]
「ちゅ……ふふ、ジロウ……」

[アリス]
「ん、はぁ、ちゅ……ふふ、可愛い……」

[次郎]
「うぐぐぐ……」

 歯を食いしばって快感に耐える。
 それもすぐに限界が来ると分かっていてもそうすることしかできない。

[デスメタル]
「ぴくぴくしてきた……」

[アリス]
「うふふ、イきそうなんですか? ……いいですよ。受け止めますから……」

[次郎]
(こ、これはゆ、夢か!? そ、そうだ、きっと夢……)

 そっと二人の頭を撫でる。
 ペニスを舐め続ける二人の目が僅かに緩む。

[アリス]
「ふ……んむ、ちゅ、じゅる、んふぅ」

[デスメタル]
「はぁ……はぁ……ふふ……イっちゃえ」

 二人の動きが激しさを増す。
 快感に耐え切れず、次郎はあっけなくその白い塊を吐き出した。

[次郎]
「ぐ、す、すまん……!」

 ビクンビクンと震えるペニスから放たれた精液が二人の顔を汚していく。
 それを蕩けるような表情で眺めた後、二人はそれを綺麗に舐め取っていった。

[次郎]
「お、おい……」

[デスメタル]
「……にがい」

[アリス]
「……はぁ……ん、変な味……です」

[次郎]
「そりゃ……口に入れるようなモンじゃないしな……」

 罪悪感に苛まれながらも、次郎は喜びを隠せない。
 肉親のように感じながらもどこかで二人を女性として認めていた。

[デスメタル]
「ジロウ……今度は……」

[アリス]
「私達にも……」

[次郎]
「…………」

 仰向けになって次郎を誘う二人。
 その淫猥な姿に再び次郎のペニスが活力を取り戻した。

[次郎]
「ぐ、く、どうなっても知らんからな!」

 アリスより近くにいたデスメタルに覆い被さるとそのままペニスをねじ込む。
 そこはすでに濡れていた。

[デスメタル]
「う……あ、あああ……!」

 それでも体の小さなデスメタルには相当な負担だった。
 さらにデスメタルがまだ処女だったことも彼女に負担を強いる結果になってしまった。

[次郎]
「お、お前……」

[デスメタル]
「う、ぐぅ……だ、だって……ジロウに……もらって欲しかったんだもん……」

 デスメタルの瞳に涙が浮かぶ。
 想像を上回る苦痛に、あるいは愛する男に処女を捧げた喜びに。

[アリス]
「あ、わ、私だって……」

[デスメタル]
「い、良いよ……動いて……」

[次郎]
「……すまん。」

 ゆっくりと腰を動かす。
 デスメタルの膣内はきつく、キュウキュウと断続的に締め付けてきて、気を抜けばあっという間に達してしまいそうだった。

 腰を引き、抜けてしまわぬうちにまた押し込む。
 痛々しい鮮血が太股を伝い落ちた。

[デスメタル]
「う、あ、ああぁ……はぁ、く……うぅ……」

 苦しげな呻き声を上げるデスメタルにアリスがそっと唇を重ねる。
 それに答えるようにデスメタルもその小さな舌を突き出した。

[アリス]
「ちゅ、んふ……くちゅ……」

[デスメタル]
「んはぁ、あ、アリス……ジロウ……」

 舌を絡ませながら、アリスの指先が伸びる。
 薄い胸を手で包み、小さな乳首を摘み、愛撫する。

[デスメタル]
「あ、あああ! ん、あ、あ、やぁ……」

 いつしか痛みを通り越して快感が生まれる。
 デスメタルの表情にはほとんど痛みは残っていなかった。

[次郎]
「ふ、ふう、そろそろ……」

[デスメタル]
「う、うん、きて……中……中に欲しいよぉ!」

[次郎]
「い、いくぞ!」

 射精の瞬間にデスメタルの最奥に突き刺すように深く挿入させる。
 幼い胎内に次郎の精液が満たされていった。

[デスメタル]
「う、はぁ……はぁ……あ、ぁぁ」

 虚ろな瞳が空中を泳ぐ。
 だがその顔はどこか幸せそうに見えた。

[次郎]
「はぁ……はぁ……」

 次郎がペニスを引き抜くと、ごぼ、と小さな音を立てて血と精液が混ざった液体が零れ落ちた。

[アリス]
「次郎さん……」

[次郎]
「ああ……いいのか?」

 デスメタルを抱いていたアリスが声をかける。
 その顔はすでに覚悟を決めた顔だった。

[アリス]
「アリスも……同じです……次郎さんのこと、好きです……」

[次郎]
「そりゃ、嬉しいけどよ……んむ……」

 唇を塞がれる。
 もうとっくに分かっていたことなのに、次郎はどこか迷っていた。

[アリス]
「こういうときは……言葉はいらないんですよ?」

[次郎]
「ああ……すまん。」

 そのままアリスを押し倒し、足を広げると一気にペニスを挿入する。
 アリスもまたデスメタルと同様に赤い血を滴らせて涙を流した。

[アリス]
「うあ!! あ、ひゃ、い、痛っ……」

[次郎]
「大丈夫か?」

[アリス]
「は、はい……い、痛いけど……なんだか……幸せで……」

[次郎]
「…………」

 痛みに耐えながらアリスは笑う。
 その姿に次郎は胸が熱くなる思いだった。

[アリス]
「はぁ……はぁ……う、動いてもいいですよ……」

[次郎]
「ああ……」

 次郎が腰を動かすとアリスも小さく震える。
 やはり小さな体には負担が大きいのか、時々ふっと目の焦点が定まっていない。

[アリス]
「あ、ふぁ、じ、次郎さん……次郎さん……」

[次郎]
「ああ、アリス……何だ……?」

[アリス]
「あ、あ、お願い……キス……してください……」

[次郎]
「ああ……」

 二人の唇が重なる。
 アリスはそこから舌を伸ばし、次郎を求めた。

[アリス]
「ちゅ……んむ……」

[次郎]
「はぁ……アリス」

 小さな体を抱き寄せて思う存分口内の味を楽しむ。
 ヌメヌメとした唾液が絡み合いそれが二人をさらに高ぶらせた。

[デスメタル]
「むー! ジロウ、私にはしてくれなかったのに……ずるい!」

[アリス]
「……え?」

 いつの間に立ち直ったのか、アリスのすぐ後ろにデスメタルが座っていた。

[デスメタル]
「アリス……私も……してあげるね?」

[アリス]
「きゃっ!」

 小さな手をいっぱいに広げてアリスの胸を包み込む。
 デスメタルの手に収まるほどの胸だが、それでも女性らしい柔らかさは持っていた。

[アリス]
「あ、あ、ふにゃ、ちょ、ちょっ!」

[デスメタル]
「んふふ……可愛い……ほら、硬くなってきた……」

 コリコリと乳首の先を指先で弄る。
 それだけでアリスは絶頂を迎えそうになるのを感じていた。

[アリス]
「あ、あ、だ、だめぇ! 次郎さん! 次郎さん! い、一緒がいい!」

[次郎]
「ああ、俺ももう……一緒にイこう!」

 ずっと腰を振っていた次郎も限界だった。
 すでに二回も射精していたにもかかわらず、アリスの膣に侵入した時から長くはもたないと感じていた。

[アリス]
「ん、ん、あぁ、はぁ……んぁぁぁぁ!」

[次郎]
(我ながら早すぎるぜ……)

 一気に腰の動きを加速させる。
 これ以上留まっていたら自分だけが達してしまいそうだった。

[次郎]
「ぐっ!!」

 三度目の射精だというのに勢いは全く衰えなかった。
 アリスの小さな体を満たし、それでも収まりきらず膣口からどろりとこぼれた。

[アリス]
「ん、はぁ……はぁ……」

[次郎]
「はぁ……大丈夫か?」

[アリス]
「ん……はい……」

[デスメタル]
「アリス……すごく……えっちな顔してた……」

[アリス]
「そ、そんなこと……」

 照れるように微笑みあう二人を見て次郎は決意を新たにする。
 二人とも自分が守ってやらなければ、と。

[デスメタル]
「ジロウ……」

[アリス]
「ちゃんと責任……とってくれるんですよね?」

 早くも後悔しそうだった。
 だがそれでも、大きな決意は揺らがなかった。


 クリムゾンブロウ曰く「今の時代はロリよりペド」
 ブラックパイソン曰く「そんなことより俺ら出番少なくね?」
ツールボックス

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