『限界突破とかマジで無理でしたよorz』


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蒼く満ちた真冬の月が、郊外の巷を陰刻に浮かび上がらせる
昼は閑静な住宅街も、夜となればむしろ閑散と呼ぶべき静寂に沈んでいる
それは、普段は喧噪の絶えない明楽家もまた、同じであった
「ハァ……ッ、ハァ……ッ、……」
灯と音と温もりの消えた廊下、壁伝いに歩む小さな影がある
背格好は年頃の娘か、或いは華奢な少年ともとれる
薄い身を屈め、両手で抱くように何か棒状の物を数本携えている
「ハァ……ッ、熱い……熱いよ……ぉ」
短く整えられた艶髪が窓の外から届く僅かな光に煌めく
パジャマの襟元から覗く生白いうなじ、折れそうな細首が桜色に上気している
繊細な意匠の伊達眼鏡の下、やや垂れ目がちな瞳は夢現のように潤み蕩けていた
「ハァ……ッ
もう少し……っ、もう少しだけ我慢……ンッ……ッ」
明楽乙姫は両足の付け根から下腹を炙る熱を堪え、おぼつかない歩を進める
廊下の角、脱衣所の扉を開くと、縋りつくように洗濯機へと寄りかかる
震える腕で蓋を押し上げ、渇いた者が水を貪るように中の布を探る
やがて……
「……あ、あったぁ……!
ハァッ……は、早く……はやく欲しいよぉ……っ」
目的の小さな布切れを掴み出すと、文字通り倒れ込むようにして浴室へと続くガラス戸をくぐった
へたり込んだズボンの尻が床の湿りに冷やされ、僅かに残る湯気が乙姫の身を包む
「も、我慢……限界……っ
早く……ッ、我慢できないからぁ……」
床に背中をつけ、仰向けのまま膝を曲げた
つま先を立てて灼けた鉛のような腰を上げ、子を産み堕とすような姿勢をとる
小さく息を飲むと、ズボンと下着に指をかけて一気に膝下まで擦り下げた
「ひゃン……ッッ!!」
黒のガールズブリーフが一瞬何かを引っかけ、掠れた悲鳴とともに剥き出された尻がガクリと跳ねる
「はひ……っ、ひゃぁ……」
まろやかさとか弱さとが同居する発展途上の腰の上、艶やかな下腹の向こうに震えるのは紛れもない男性の証
男の親指ほどの青白い突起は健気に屹立し、半ば皮の剥けた先端からは桃色の柔肉が覗いている
乱暴に目覚めさせられ欠伸のように開いた口から、白く濁った涙が一粒零れた
同時に乙姫の臍の下がトクリと鼓動し、躯の中心から熱が溢れて一筋尻肉を伝う
「ンはぁ……っ、すごいよ……ぉ
ボクの……両方とも、凄く濡れてる……ッ」
熱に浮かされた視線が宙を漂い、やがて向かいの壁の鏡を捉えた
冷たい硝子の中、淫らに惚けた赤ら顔と目が合う
その股間、子供じみた肉枝の下には緋色の雌器官が淫靡に開花していた
――両性具有
そもそも明楽乙姫は明楽いっけいのクローンとして創造された
だが生みの親であるファウスト博士は乙姫を造る際、戯れに女の因子を追加したのである
結果として乙姫は男と女の間を彷徨う不安定な存在となった
その上、未完成の肉体は遺伝が乙姫に与えた高い呪力を持て余してしまっている
故に、明楽の血の力が最大となる満月の夜、乙姫の躯は体内の雄と雌がせめぎ合う激しい衝撃に苛まれるのだ
愛とも欲望とも無関係な獣じみた発情
雄の角が、雌の傷痕が、じくじくと疼いては「己を満たせ」と快感神経を掻き毟る
「なんで……こんな、気持ち悪い身体……っ」
嫌悪も恥辱も、むしろ全身を嬲る欲情の火を煽る為の燃料にしかならない
この灼熱地獄から救われる術は二つだけだ
一つは、乙姫の胎内へ誰か他の男の精気を取り込み、ひとまず雌の衝動を満足させる方法
だが、その肉体ゆえ性欲に忌避感を持つ乙姫に、男を漁るような真似はできない
もう一つは、この満月の夜が明けるまでひたすら自分を慰めるだけだ
事実、明楽家に拾われて既に三回、乙姫は独り虚しく体内の毒液を吐き出し続けた
「ごめん……ごめんね、いっけいくん……」
虚空に向けて赦しを請うてから、くすねてきた布切れを口元に当てる
それはいっけいの、この家で唯一の男の履き汚した下着
もう一人の自分を穢す背徳感に涙を浮かべ、しかし乙姫の欲望は熱く燃え上がる
右手が独りでに股間へ伸び、細い指が頼りない肉棒を包み込む
「はぁ……っ、はぁ……ンッ!
いっけいくんのッ……いっけいくんの匂いがするよぉ……っっ」
包皮越しに敏感な内部を摩擦すると、痺れるような快楽が背筋まで駆け上る
衝動に溺れて息を吸い込む度、肺の中をいっけいの臭いが満たす
汗と尿に混じる僅かなホルモン臭を乙姫の雌の本能が嗅ぎ分け、臍下がゾクゾクと昂っていく
我慢できず、左手が女の花園へと向けられた
申し訳程度の柔毛が生えた土手を押し開き、複雑な形状の内部を指で掻き混ぜる
「ん……ッ、んンッ……んむ……っ
ぢゅるっ……気持ちいい……んァッ
……両方ともイイよぉ……こくっ」
支えを失った下着は口に咥え、化繊の布地に舌を這わせる
染み込んだ唾液を啜る度に塩辛さと苦さが広がり、飲み込んだ以上の体液が下半身から溢れ出る
「なかぁ……膣内にも欲しいの……ッ」
ゼリーのような柔襞を摘み上げていた指が、涎を垂れ流しパクパクと口を開ける雌孔に狙いを定める
一気に二本を突き込むとと、乙姫の脳内に火花が散った
「……ンあぁぁぁぁぁッッ!
……くぅッ……ボクイッてる……ッ
軽くイッてますぅ……んっ」
産みの親に調教され開花させられた女の本能で、誰に問われるでもなく絶頂を叫ぶ
ビクッビクッと震える竿の先から、ギュッギュッと締め上げる媚肉の隙間から、白く濁った蜜が零れる
「ハァッ、んッ……
も、もっとぉ……もっとイかないと……っ」
快楽馴れした女体は指が潜り込む度に吸い込むような動きで応え、抜き出す度に絡み着いてくる
シンクロさせるように欲棒をしごくその姿は、まさに自分自身を犯す自涜行為と呼ぶにふさわしい
「あっ……あーッ
次は……いっしょにぃ……っ
おちんちんとおまんこ一緒にイクのぉぉ……ッ」
胎内の指が熱い肉襞を掻き分け、やがてツブツブとした感触を探り当てた
「あぁぁ……ッッ!
あひッ……Gスポットすごいぃ……っ
もぅイきそう……ッ、イっちゃいそう……っっ」
衝撃のあまり先走りで滑る指が肉棒を引っかけ、先端を守っていた包皮がずるりと剥ける
「いひぃぃッッ!?
前も出そうっ、せいえき出そうなの……ッ」
露出したサクランボのような肉を半ば擦り潰すような強引な愛撫
突き上げるような快楽と下腹部を満たしていく熱
「イクッ、もうイきますぅ……っっ
ボクのちんことまんこイッちゃいますぅぅぅッッ」
限界を迎えた乙姫の雌孔に三本の指が突き立てられ、過敏な弱点をなぞった瞬間
「イクうぅぅぅぅぅぅぅ――……ッッ!!
…………んひっ……あはぁ……っ」
狭い鈴口が内側から押し広げられ、白い奔流が間欠泉のように吹き上がった
同時に、指を引き抜かれ口を開けたままの肉洞から、白く泡だった歓喜の証が止めどなく溢れ出す
「……ひっ……ひぃッ……ひぁ……ッ」
だらしなく開いた口から涎を零し、虚ろに蕩けた目でガクガクと震える未熟な肢体
放たれた白濁は仰向けの乙姫に降り注ぎ、腹や胸はおろか顔までも汚していく
唇に落ちた一滴を本能的に舐め取ると、紛い物の牡にふさわしく牝臭い味がした
やがて、永遠に続くかと思われた痙攣が解け、焦点を失っていた瞳に正気が戻る
「ハァ……ひはぁ……
……足りない……、まだ全然足りないよぉ……っっ」
激しい絶頂を迎えたにも関わらず、乙姫の牡は萎えるどころか一段と固さを増している
赤く染まった肌は熱く疼き、乱れた寝間着の感触すら耐えがたい快感に変わる
「やっぱり……この程度じゃダメだよぉ……っ
もっと激しく……気絶するくらいじゃないと……!」
腕を伸ばし、持ち込んだ数本の棒を引き寄せる
それは明楽いっけいが頼みとする一群の剣たち
封印形態の今、その姿はどこか大人の玩具を彷彿とさせた
「いっけいくん、ごめんね……
後でどんな罰でも受けるから、今だけチカラを貸して下さい……」
寝返りをうって腹ばいになると、膝を立てて腰を突き上げる
「いやらしい……
いっけいくん……今ボク、すごく恥ずかしい格好してるよぉ……っ」
牡を誘う牝犬のような姿になり、一番太く長い魔剣を掴み取る
黒々と傘の張ったそれを、未だ淫蜜の止まらない肉孔に咥え込んでいく
「んっ……んんんんん――……っっ
……はぁっ、入ったぁ……
太くて大きくて……子宮まで届いちゃってるよぉ……っ」
男剣ディルドニアスは、主人に合わせて自在にその形を変えるという
今入ってきたのがいっけいの大きさだと思うと、単なる発情とは違う何かが乙姫の子宮を熱く潤ませる
「あと……こっちの穴も……」
隣にあった太い数珠のような鞭を手に取ると、口に咥えてしゃぶり回す
「ん……ちゅるっ……れるっ……んぐっ」
胡桃ほどのピンクの連珠へ滴るほどに唾液をまぶすと、乙姫はそれを何の躊躇も無く菊蕾へあてがう
「……んッ……うぁ……ッ
ボクのおしり……パクパクして欲しがってるよぉ……っ」
幾度か擦りつけてとば口をほぐすと、少しずつ力を入れて押し込んでいく
普通の少女なら嫌悪感が先に立つ行為だが、乙姫はかつて敵の手に堕ちた際に肛虐調教に狂わされた過去を持つ
故に淫乱衝動に冒されている現在、乙姫はこちらの孔にも強烈な疼きが襲っているのだ
ゆっくりと、肉欲に駆られた手が括約筋の抵抗を崩し、陰花が最初の一粒を美味しそうに頬張る
「んン……ッ
……ふっ……ふぁっ、うぉっ、おぁぁ……ッ
……おぉぁぁぁぁぁッッ!?」
一つ、二つと次第に呑み込むペースが速まり、終いに数個の球が一度に突き入れられる
同時に動物じみた呻きを上げ、乙姫の躯がまたも痙攣を迎えた
「ひぁッ……いひぃッ……
ま……またイッちゃった……っ
……せっかく入れたの、抜けちゃいそう……」
その言葉通り、前に刺さっていた男剣が再び姿を現していた
淫蜜で汚れた刀身は雁首だけでぶら下がり、絶頂の残滓にヒクッヒクッと上下している
「…………っ
さ、先に後ろ動かした方が……入れた時、気持ちいいかな……?」
好奇心から、先に後ろへ刺さる鞭の起動呪紋を指でなぞる
呪力を込められた鞭が燐光を放ち、次の瞬間
「……おッ、おほぉぁぁッッ!?
きたッ、きたぁ……ッ
おひりの中ッ、いっぱいブルブルしてるよぉぉ……ッッ」
埋め込まれた無数の球がそれぞれ独立して振動し、乙姫の腸神経が感電した
「つ、次ぃ……前にも欲しいよぉ……ッ」
股間に腕を差し入れ、抜けかけた男剣の柄に手をかける
脳を揺さぶるほどに鼓動が高まり、期待感で唇を舐めた刹那
――ぶちゅるッ
「……――いッ、ひぎ――……ッッ!!」
勢いのついた一突きが牝の奥底を叩き、同時に張り出した傘が鋭敏な性腺を抉っていった
乙姫の意識が白く弾け、触れてもいない性根から突如として白濁が噴き出す
「はぅッ……はひッ……へぁぁ……ッ
……しゅごいぃ……すごいのきたよぉ……っっ」
余韻に浸る乙姫の躯、淫らな牝の本能が疑似根を引き出させ、再び突き込ませる
始めは恐々とした動きが熱烈なピストン運動となるまで、大した時間はかからなかった
腸内から伝わる振動が、肉壷を震わせる衝撃が、乙姫の心を冥く蕩けさせていく
既に全身が性感帯となり、一度も触れていない乳首すらビリビリとした快感電流を放つ
上気した肌は余すところなく汗に塗れ、それでも堪え切れぬ灼熱感から舌を出して犬のように啼き散らす
夢現の中、乙姫は生みの親と憎き敵に前後を犯されながら、いっけいの肉棒に縋り必死にしゃぶりつく幻覚を見ていた
そして、半ば光を失った瞳が、淫蜜と腸液に塗れた自身の幼根を見つけ
濡れ光る手が伸ばされ
「……――ッッ!?
おほぉぁぁぁぁぁぁぁぁ――……ッッ!!」
そこで、乙姫の正気は途絶えた……

………

……


気がつけば、乙姫は脱衣所の床に寝そべっていた
「…………?」
事態が飲み込めず、しばし呆然とする
見下ろせば、濡れ汚れた身を包むようにバスタオルが数枚
ならば誰かが意識を失った自分を発見し、介抱してくれたのだろう
だが、それならば最初に躯を拭ってくれるくらいはしてくれても良い筈だ
そこまで考えて、乙姫は一つの結論に至る
彼女を発見して、しかし触れるのを躊躇した人物
それは……
「……いっけいくん
そこに、いるんだよね……?」
脱衣所の扉がガタンと鳴り、小窓の向こうの影が頭を掻く
「……悪い、その……
色々と見ちまった……」
ばつの悪そうな声音に、乙姫は小さく首を振る
「ううん、謝るのはボクの方
……いっけいくんに、嫌な事させちゃったね」
身を起こすとバスタオルが落ちる
自分と触れていた部分に、汗とそれ以外の体液が染み込んでいた
「汚かったでしょ?
ボクの身体……
……自分でも嫌なのに……」
扉の向こうの彼が、小さく息を呑む
「……気持ち悪い、男でも女でもない身体……
勝手に熱くなって、勝手にドロドロになって……
……ひっ……ぐすっ……」
話しているうち、独りでに涙と嗚咽が漏れ出る
「ごめんね……ごめんねいっけいくん……
こんなボクがいて、ごめんなさい……」
瞬間、脱衣所の扉が勢い良く開かれ
乙姫の脳天に、重い衝撃が降って落ちた
「――あ痛ぁ~~ッッ!?」
「……っの馬鹿野郎ッ、なんでそんな悲しい事言うんだよ!
お前は仮にも俺だろ!?
ならもっと人生図太く生きてみやがれッ」
肩を掴むいっけいの視線の強さに、乙姫は思わず俯いてしまう
「……なぁ、乙姫
確かにお前は過去に辛い事があったんだろうさ
それは多分、俺なんかがしたり顔で『気持ちは分かる』なんて言えない事なんだろう……」
語る声は静かで、ともすれば叱られた子供のようですらあった
「……だから、泣いて良い
苦しんで、立ち止まって、助けを求めて……それで良いんだ!
『何時でも』なんてとても言えないけど
それでもお前が側にいて欲しい時、声が聞こえたら、俺がお前の側に行ってやる
だから、お前も俺の側に歩いて来いよ」
自分と同じ小さな手のひらの感触が、涙と汚れを拭い去っていく
「そして……
いつか、笑顔を見せてくれ」
不器用にウィンクする姿に、不意にさっきより熱い涙が溢れ零れた
だからそう――きっとこの熱のせいなのだろう
彼女が、決して口にしてはいけない言葉を告げてしまったのは
「…………ねぇ、いっけいくん……

――ボク、いっけいくんが欲しい……」

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