スコットランド壊滅編 一章 新たなる騎士


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アヴァロン学園高等部
この学園の生徒会は、その名を円卓と呼ばれており
円卓に入るには、類まれなる戦闘力と、人格や人望など
数多くの物を要求され、これに参加出来たものは一生の名誉になるとすら言われている程であった

「間違いなくコイツはクールと言わざる他ないぜェーッ!YAHHHHH!」
「言わざる他ないな。間違いない」

ジョン・ランスロットとジョージ・ガウェイン
彼らは在学時の業績を認められ、1年生ながら異例の“円卓入り”を果たしたのだった

―本日より、円卓の騎士と認める。
 放課後、円卓の騎士を二名向かわせるので、続いて円卓の間に来られたし―

この一方を聞いて以来、ジョンは基本的にYAHHHとクール以外の言葉を喋らず
余り感情を露わにしないジョージの顔にも笑顔が浮かんでいた
つまる所、常にはしゃぎっ放しの二人である。
そんな二人を先導する、二人の上級生は

「あらあら。はしゃぎ過ぎて怪我しないでね」
「YAHHHHってMAつけるとYAMAHAみたいで良いよね。うんうん。君たち良いよ」

と温かい眼差しで若い二人の騎士を見守っていた。

ケイ・トキトーとフューリー・パーシヴァル。彼らは三年生であり
ジョンとジョージの2個上の先輩に当たる

ケイは、日本人とのハーフでありながらも円卓の騎士入りを許された程の使い手であり
ボブカットと笑顔の似合う、芯の強い女性である
弓などはからっきしだが、ナイフ投げ等の投擲術には天才的な才能を示し
ザミエルの異名を誇る事で有名である
下級生を人質に取られ、武装解除を求められ、全ての武装をアッサリ投げ捨てた後
転がっていた石コロ一つで魔化物を穿った話は、この学園で知らぬもの等いない

その隣に立つパーシヴァルは円卓の騎士でも1.2を誇る力を持っており
かつて暗黒躁魔17人衆の先兵がスコットランドに現れた際
素手で、試作型躁魔機を持ち上げた程である
普段は円卓の騎士でも最も温厚な人物であり、典型的な
気は優しくて力持ちと言ったタイプの人間である
とはいえ、何処か人とズレた所があり家庭科の授業で
生クリームが切れたからと、マヨネーズをためらわず使うあたりに
その一端を垣間見ることが出来るだろう

そんな二人の個性的な先輩に連れられ、ジョンとジョージはついに円卓の間に到着した

「いい?ここをくぐったら、貴方達はもう円卓の騎士。リングトゥエルブの一人よ」
「これから、辛い事も苦しい事もあるだろう。だが、それ以上の喜びを分かち合いたいものだね」

左側のドアと右側のドアを、二人の上級生がゆっくりと開いていく
そしてドアが開ききるのと同時にケイとパーシヴァルが叫んだ

「ようこそ!リングトゥエルブに!」

その声と同時に、クラッカーが破裂する音、シャンパンが開く音
そして新たな騎士を歓迎する声と拍手が、ジョンとジョージを包み込んでいた

「改めて、歓迎するわ。ランスロット君、ガウェイン君
 私が副生徒会長代理のケイ・トキトー。さっきまで一緒にいたのは、フューリー・パーシヴァル
 そして今私の後ろにいるのが…」

笑顔を向けるケイの後ろに立つ男性
そう、彼こそがジョンのあこがれであり、目標とする騎士
後にアレクサーと名を変えることになる男

「久しぶりだね、ジョン。ジョージ。君達がリングトゥエルブに選ばれた事を嬉しく思うよ」
 リングトゥエルブ
“円卓の騎士”の長、アーサー・リーンヴォードが微笑んでいた

「みんな、今日は無礼講だ。楽しく行こう!新たなる騎士に乾杯!」
『乾杯!』

この時、彼らは幸せであった。
半年後、三人を残し一人残らず全滅する円卓の騎士の、幸せな記録の一ページである

クリムゾンブロウ曰く「昨日は小正月だ。みんなは小豆粥を食べたかな」
ブラックパイソン曰く「誰に言ってんの?病気?きめぇ」

スコットランド壊滅編 一章 新たなる騎士
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