絶対の自信を持つ「何か」やその場を支配する「不文律」といったもののの悉くを無効化する
『真理の目』と、あらゆる「欺瞞」や「虚飾」を時には白日に晒し時には更なる嘘で飲み込む
『虚構の目』という、本来であれば億に一人という確率で、悟りの境地に達した者がその証である
「第三の目」として開眼するべき技能を双眸に持ち使いこなす、「常識破り」の通り名を持つ暗殺者。
歳若いとされているが逸話には事欠かず、当時世界屈指の暗殺者と謳われていた中村問答を
「裏殺し」ごと葬り去り、陰陽問わず常勝無敗を誇る佐藤次郎とも互角に渡り合ったとまで
言われているが、尾鰭の付いた噂が先行するばかりでどこまで事実かは定かではない。
だが存在することは事実で、特異な技能者の幾人かが能力を否定されたまま朽ち果てたり、
目の前で堂々とイカサマされて絶対勝利不可にも関わらずカードを捲れば勝利確定など、
ありとあらゆる場にてその存在が報告されているが、正体を掴んだものは誰一人としていない。
最終更新：2009年02月06日 00:53
