十六聖天外伝 ~九州戦域の章~ ヴェノムクリエイション


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「半蔵、君は下がっていたマエ」

偽神・ナイトオブアルガスを前にしたヴェノムタイガーは不敵にほほ笑むと
片膝をつき、地面に掌を密着させる
彼の掌から広がった毒の領域は、一定の大きさを保つと拡大を止め
ズズズ…水気のある湿った音があたりに響く

「見せて差し上げるヨ。これこそこのヴェノムタイガーの真の力…
 プリエデイターヴェノム・ヴェノムクリエション!」

毒の領域が横にではなく、縦に領地を広げるかのように
それは姿を現わした
―ソニックシーカー
数時間前にヴェノムタイガーが腐食破壊させた躁魔機に、それは似ていた

『そうダネ。蝕毒機ヴェノムシーカーとでも名乗ろうカ』

いつの間にか、その毒の躁魔機と融合していたヴェノムタイガーが笑う

『ソニックシーカーを取り込んだか』
『ご明察。まぁ、同僚の機体、一眼見ればわかるカナ?』

ヴェノムタイガーの笑い声を背に、半蔵は仲間であるはずのタイガーに複雑な感情を抱かずにはいられない
彼は友を失い狂った。だが同時に、敵対する彼の友の死を弄んでいるのだ
その事に、ヴェノムタイガーは気づいているのだろうか

『で、どうするのだ?そのヴェノムシーカーとやらは』
『決まっているじゃなイカ。こうするのダヨ!!』

取り込んだソニックシーカーの特性を引き継いでいるのだろうか
ヴェノムシーカーは凄まじい速度で偽神に接近すると、その巨体を変貌させた

『プリエデイト!』

大きく広がった“それ”は、偽神を覆い尽くし、飲み込んだ
勝負アリだ。この毒に触れれば最後、腐食し、浸食され確実な死が待っている

『ハーッハッハッハ!何ダネ!?これが最強!?偽神…ククク!まさに偽物!
 毒の神と化した僕の敵じゃァ無いンだヨゥ!?』

『なるほど。少なくとも私は毒の神を超えたらしい』
『!?』
『マギウスオウル。ソーラ・レイ』

太陽の光にも似た閃光が、九州を包みこんだ

十六聖天外伝 ~九州戦域の章~  ヴェノムクリエイション
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