十六聖天外伝 ~今は亡き聖天士の友の話~


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「ヒャッハァ!真ァ~ッ二つウゥ!」

二本の指が閉じた時、巨漢の男は音もなく二つになっていた
更に、その男は閉じた指を再び広げると、男たちを見てニヤリ、と笑った

「はい、チョッキン♪」

その場にいた黒服のたちは、一滴の血も流す事なく、絶命していた
男がした事は、二本の指を開き、閉じただけ
それだけであった

「ヒィヤァーッハッハッハッハハァ!紫閃滅鋏断だよぅ!?」

男の名はヴァイオレットキャンサー
概念すら切断すると言われる男。人呼んで、断滅の紫鋏


さて、君たちは海が好きですか?私は嫌いです
塩水がベタつきますからね。そうそう、海といえば様々な生き物がいますね
そう、例えばサメ。サメは何億年も前から基本的な姿が変化していないのですよ
いわゆる一つの完成系なのかもしれませんね

あぁ?私の名前?申し遅れました。私の名前はヴァーミリオンシャークと申します
ええ、貴方達の敵です。以後、よろしく
何故海の話をしかたと言うとですね。私の能力に関係あるのですよ
あぁ、失礼。泳げますか?泳げないなら申し訳ない
どうしました?先ほどからピクりとも動かれませんが…
あぁ、死んでしまいましたか。まだ話の途中だというのに残念です
ですが残念ですね。私の能力はこれからが本番なのですが、溺れ死なれては少し退屈です
ちなみに私の能力というのはですね

ビルの屋上。長身痩?の男の前には四角い海が存在していた
その四角い海の中、死して漂う男達の身体が肉の塊に変わっていく

「これが私のヴァーミリオン・オーシャンです。この海は特殊な海でね。何でも食べるんですよ」


茶色オックスは命がけであった
彼に任務を託した仲間は、彼を進ませるために、その妨害者となるものと今戦っている
仲間の思いを無駄にしないためにも、彼は走った
既に目的の場所には凄まじい数の人がいる

まさかこれほどとは…
茶色オックスの頬に一筋の汗が流れる
これは…時間との戦いである以上に自分との戦いだな、と思う
彼の前に立つ人間は順番に消えていく。当然だ。そういうシステムなのだから
そして彼の番がきた

「リトルバスターズエクスタシー、6本」

彼は予約券を6枚取り出すと、目的のものを買う
亡き二人の友の分、狂った友の分、そして今、長蛇の列に嫌気がさし
小遣い欲しさに適当なヲタク狩りを始めた二人の友の分、だ
2008年夏 日本は平和だった

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