ソロ・アナスタシアの復活に伴い、遙か古代からの眠りより醒め再びその姿を現した、真のバビロニア王国。
天空宮殿を頂点とした山脈状の浮遊島(広さは凡そオーストラリア相当)を国土とし、天空より
愚民を管理することを目的に建造された、選民主義の選民主義による選民主義のための国。
人格はどうあれ古代のエリート中のエリートが集うため、知識・文化・技術は現代においても充分以上に
通用するものがあり、特にこの天球王国が生み出した、愚民を管理・統制するために用いられた数々の兵装は
現代においても驚異的存在となるほどである。
頂点には玉座を据えた天空宮殿を据え、四方を「難攻不落」「絶対無敵」「完全無欠」の力を司る
三大虚神騎士と「天下御免」の力を司る機械龍神機・輝戒皇が守護し、自称世界の管理者を名乗るだけの
殲滅力と防衛力を兼ね備えている。
また、後世に十二神具や十天魔王器などと呼ばれ語り継がれることもある宝具を数多く所蔵しており、
ある者にとっては永遠に追い求める宝の山、ある者にとっては野望を叶える為の手段がある地とされて
いたこともあり、無駄に探究心だけはある者を数多く呼び寄せては討ち果たされることにもなった。
宙に浮んではいるものの、基本的には少しだけ位相のズレた所に存在しており、何処かの地に在るとされる
バビロニアタワーを踏破した者か、バビロニア宮殿と周囲との位相のズレを認識できる能力を持つような
「選ばれた者」が天球王国が「そこに存在する」ことを認識しない限り存在を知覚することはできない。
そのため、復活後も一般人の日常生活において支障が出ることはない。
最終更新:2009年03月26日 23:31