[もう騙されないわ
この人だけは特別なんてないもの]
終わりを望む十三人の一人
中世ヨーロッパ時代、小国の王子を船の難破から助けた人魚が
彼に恋をして海の魔女にその美しい歌声と引き換えに人間にしてもらった
しかし再会した人魚の献身的愛も虚しく王子は隣国の姫と結婚し
人魚は魔女との契約によって海の泡となって消えた
かに思われたが不憫に思った海の神が肉体を固定する魔法で復活
悲恋の悲しみと世界への恨みを声にならない声で7世紀以上歌い続けている
呪言の魔法は属性を持たず周囲全てに静寂を与える
次郎に理不尽を断ち切られ新たな恋を見つけるが謎の魔術師に魔法を奪われ海の泡となった
最終更新:2009年04月25日 22:38