明楽いっけいの憂鬱 第十二話

「ひょっとしておにいちゃんはゲイですか?」
「いや、何故そうなる」
「じゃあインポテンツですね」
「だからそうなる根拠を言え!!」
「だって私がこれだけ誘惑してもちっとも抱こうという素振り見せないじゃないですか。今だって乳首とクリトリスにローター付けて準備万端なんですよ」
「そんな準備万端いらねえ!!だいたい子どもなんて抱く気になるか」
「じゃあブリュンヒルデさんはどうなんですか。あんなにおにいちゃんのザーメンを機械まんこにどぴゅどぴゅさせて妊ませてほしいって言われてるじゃないですか」
「初耳だそんな話!!だいたいまだ右も左もわからない子を襲えるか」
「と言うことはドローテアさんなら良いんですね。もう大人ですし分別もつきますよ。だいいちあんなに美人じゃないですか」
「いや、ああいうのはちょっと引く」
「じゃあもうガチホモ認定ですね。これからはガチホモいっけいと名乗ってください。別にいっゲイでもかまいませんよ。そして二度と汚わらしい顔を見せないでください。舌噛みました。前言撤回してほしいなら傷口舐めてください」
「どさくさにまぎれて深いこと要求してんじゃねえ!!……だが、嫌いじゃねえ」



「という夢を見ました」
「これほど夢オチで嬉しかったことはねえ」
~明楽いっけいの憂鬱外伝その11~

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年10月21日 20:49
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。