四堂家の受難・『第5話「お願い!! アイ(Ⅰ))にお金を!」 』


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「敵の数が多すぎて空が見えません!」
「敵が7分で青が3分。もう一度言います、敵が7分で青が3分!!」
「第一装甲板大破!」
「第三格納庫にプラズマ雲発生!」
「雷撃戦準備、全砲門開け!一斉発射!!」
「クソっこんなときに…!!」
十六聖天の新本拠地たる『聖天門(バビリム)』は彼らのほとんどが慰安旅行で
不在の間に敵の襲撃を受けていた
「ボクちゃん今週こそ汚名挽回させても~らいますよ」
暗黒躁魔17人衆の一人須藤蓮治は懲りずにまた十六聖天に挑戦してきた
「全国の女子高生の皆さんこんにちは。ここで早速お便りの紹介。
雷王星在住のギドドンガス君6歳からのお便りで、『まいしゅうたのしみに
みています。けれど、さいきんうちゅうかいじゅうぶんがふそくしていると
おもいます。もっとでばんをふやしてください。それではすどうさん、がんばって
ください』。応援ありがとう、ギドドンガス君見てるかな~?今回の軍団は
要望通りにメカ宇宙怪獣を用意したよ~。それでは早速、メカ宇宙怪獣のみなさん
やっちゃってく~ださ~いな。それポチッとな」
須藤蓮治が赤いボタンを押すとメカ宇宙怪獣達の数と攻撃が多くなった
「敵主力およそ6万、その数をさらに増やし全天を覆い接近中!」
「前館に被弾、第三館橋大破!」
「数が多くて迎撃が間に合いません!!」
「ぬう、なんてこった!」
メカ宇宙怪獣の個々の力は弱いが数が多すぎる
小さな兵隊型から巡洋艦級、旗艦クラス、母艦クラスまでレパートリーが豊富で、
子供心をくすぐる憎い商業展開だ
聖天門の誇る空間結界もその物量に押されている。戦いは数だよ兄貴
「後館にも被弾、消火急げ!!」
「レーザー8番から36番まで使用不能!」
「数さらに増大、約2億に達します」
「…敵主力はどこか?」
「本館の右後方35度、距離一万五千です!」
「主機関を臨界まで上げておけ、いざとなれば『雷鎚砲(マルドゥーク)』を使う!」
「館長、第7ハッチが開いています!」
「何ぃ!」
聖天門の側壁にある「関係者以外立ち入り禁止」と書かれてある小さな非常口から
三つの人影が出て来た
デンドン、デンドン、デンドン、デンドン・・・
ガチャ、ギィー
「なにこの音楽?第7ハッチってどこよ。
それより何であたし達は慰安旅行に連れて行ってもらえないわけ!?」
「まあ、影が薄いから忘れられたんじゃないか?」
「ぐっ、た、確かに夏夜姉の言う通りだけど・・・」
「嘘ですよー///春風おねえちゃんを残してはおけないですし、面倒を見るために
断りましたんですー///」
「はっはっは、ばれたか」
「絶対に許さないよ」
四堂家の三姉妹、夏夜、秋奈、冬音がだるそうにあられた
「そうむくれるな秋奈。今回聖天門を守れば臨時のボーナスが出るんだぞ」
「ホント?助かった、今月家計がピンチなのよ。そうと決まれば…ほら何してんの
早くいこうよ!」
「うん。早く春風おねえちゃんの所へも戻ってあげなくちゃです。ケロちゃん一人
では大変ですし///」
「よしさっさとやってしまうか」
三人は無数のメカ宇宙怪獣の中へと向かっていった
夏夜は分子の振動・動きを減速させる能力で冷気を発生させ凍結させていく
同時にその能力で敵の動きを止めにかかる
対し冬音は分子の振動・動きを加速させる能力で炎を発生させ焼殺する
同時に「超加速」を用い夏夜や秋奈のスピードをあげる
秋奈はサポート約に徹し、認識の壁を創るその能力で二人の姿を敵から遮断し、
攻撃を回避させる。同時に敵自体の姿も遮断することで連携を取らせないようにする
「なんかあたしだけ地味なんですけど…」
では、改めてまして。さらに秋奈は姉妹の中で最も格闘を得意としているので
「超加速」を利用し次々と敵を落としていく。必殺「ツインテールアタック」で。
これでどう?
「まー少しはましかな?」
しかし三人の善戦も虚しく圧倒的物量の前にほとんど効果をなさなかった
「圧倒的じゃないかボクちゃんの軍は!ついに今週で十六聖天は最終回。
来週から新番組<須藤蓮治と愉快な暗黒躁魔達>が始まるかもしれましぇーん」

「ちょっと厳しいかも…どうする夏夜姉、冬音?」
「お姉さまアレを使うわ」
「ええ、よくってよ」
夏夜と冬音が能力を合体する
「「うわああああああああああああああ!!!!」」
「スーパー」
「イナズマ」
「「キーーーーーーーーーーーック!!!」」
氷と炎の相反するエネルギーをスパークさせ全てを消滅させる光の光線が放たれる
聖天門の放つエーテルにも伝達し、発生する衝撃波も含めてメカ宇宙怪獣の
約5千万が消え去る

一方慰安旅行中のトム・ライスが呟く
「姉妹一人一人は単なる火だが、合わされば炎となる…
炎となった四堂家は無敵だ」
「ん?兄さん、なんか言わはりましたか?」
「HAHAHAHA。何でもありまセーン。オンリースピーチデース。
このエスカルゴ小さいデース」
「それ田螺どすえ」
「ぶるぁぁぁぁぁ」

さらに夏夜は額に指を当てる
「芭栖多亜美射武!」
分子の振動を極限まで減速させることで生まれるマイナス一億度の冷凍光線で
メカ宇宙怪獣を薙ぎ払う。その数約3万
「なにその名前」
「ああ、『必殺技で名前を叫ぶと威力が気持ち四割増しますので推奨』と月刊
十六聖天にあったものでな」
「そ、そう…」
しかしその隙をつきメカ宇宙怪獣1万の光球の集中砲火が聖天門を襲う
「じ、じゃあ今度はあたしが…」
秋奈は何処かからマントを出し叫ぶ
「芭栖多亜匙射瑠怒!」
認識の絶対防壁(事象には何等かの認識が作用しなくては発生しない、逆に全ての
認識が作用しなけれはその事象はなかったものとなるという非常に哲学的でよく
意味の解らない技)を展開しその攻撃を無効化した
「すごいですですお姉ちゃんたち///」
冬音が羨望の眼差しで二人を見つめていると、母艦クラスの大型合体メカ宇宙怪獣
が左右から三人を潰そうと挟んでくる
咄嗟に冬音がそれらを押さえる
「こんなのまでいるとはな…」
「甘く見ないでくださいです!駄震芭栖多亜惟駄亜!」
分子の振動を極限まで加速させることで解離・電離させ荷電粒子を含む気体とは別の
物質、プラズマを発生させ両手両足から超高圧の電撃を放ち、その敵を蒸発させる
「よし!このまま押し切るぞ!」
「オッケー」
「解りましたです」
炎となった四堂家と活躍と聖天門の攻撃で天目学的数のメカ宇宙怪獣達はほぼ壊滅した
「なんざんしょこの展開は!あんた達何者なのYO!」
須藤蓮治は地団駄を踏む
三人は蝶の仮面を取り出し顔につけた
「我が名は華蝶仮…春風、四堂春風。悪を断つ剣なり!」
「あ~なたの胸にぃ~直撃よっ!」
全く変装になっていない夏夜と冬音はポーズをとる
「まったく恥ずかしいな~。そういうこと私たちは四堂春風。そういうことだから
覚えておいて」
二人をよそに秋奈が冷静に対応する
「くう~四堂春風、次こそは必ず!!」
須藤蓮治がそう言うと、何処かから声が聞こえてきた
「お仕置きだべー」
ギャーといって須藤蓮治は逃げていった

「ふう何とかなったね。これでボーナスがもらえる!ボーナス、ボーナスぅ!!」
「いや秋奈、やばいかもしれない。あれを見ろ」
三人は夏夜が指差した聖天門をみた
ボロボロである
実はメカ宇宙怪獣の攻撃より三人の技によってうけた損害の方が大きい

「修理ですかー!天引きですかー!!」
「がっかりですです…」

こうして四堂家にはボーナスより多額の修理費が請求されるのであった

四堂家の明々々後日はどっちだ


~四堂家の受難・『第5話「お願い!! アイ(Ⅰ))にお金を!」 』・完~


この物語はフィクションです。登場する団体名・地名・人物などは
いっさい現実と関係ありません。
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