十六聖天外伝 ハロウィンの章 死霊使いと流れ星


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「酔いを覚ます」二人の男はパーティーから席を外し
夜空を見上げていた
笑い声や騒ぎ声はまだ続いている
酔ったアリスは酷い酒乱だった。木下は泣き上戸だった
ナナエルは酷い絡み酒だった。カイザーは一口で昏倒して、救急車で運ばれた
それでも、おそらく、仲間達がまだ馬鹿騒ぎしているのだろう

「よせシルヴィア、それはギデオンだ。楽器じゃない!」
「そうッスよ…それは多分新種のメガネザルッス」
「ぼくとくま。あきたろうかしゅうたろうかわからないの」
「私はこの世界の歪みは何なのか、どうすれば世界がよくなるのかを」
「兄さん、ちょっとキャラが違うんちゃいますか?酔ってはるんです?膿みはったん?脳を」
等という声が、外にまで聞こえてくる
「…俺ァよ、ホント言えば怖かったんだ」
「あぁ」
「変な声だわ、小さいわで、てっきり陰湿なジジババの類と思ってた」
「あんなガキだったんだな。可愛い幼女じゃねぇか」
「冷たく当たってた自分たちが情けねぇ」

次郎に「ワカメの女」と呼ばわれていた時のデスメタルの顔を
思い出して、二人同時に小さく噴き出した

「死者を操るってのも訳アリなのかもしれねぇな」
「決めたぜ、兄弟」
「何かあったら、今度は俺が守ってやるさ」
「俺達、だろう」
「…そうだな」

流れ星が一つ、続けてもう一つ。二つ落ちた
お酒に酔って別室で寝ていた少女は、それを見て
みんながげんきでしあわせいっぱいでありますように
と祈った

十六聖天外伝 ハロウィンの章 死霊使いと流れ星 完
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