教えろ!双子教師(その1)

妹「おっ、教えろ…!」
姉「双子!」
姉妹『教師ーっ!!』
姉「さて、そんな訳で頼まれもしないのに始まりましたわ」
妹「しかも確実に書き手の趣味オンリー、としあきさんたちポカーンな感じですよねー…」
姉「まぁ空気読めない塵芥の話は後にして…
記念すべき第1回目は『宗教編その1』ですのよ」
妹「わーっ、それはまた何と言いますかー…
…よりによって、一発目から地雷ですか…」
姉「誰も踏まない地雷を踏むのが趣味なんですの、あのエロゲーマー」
妹「巻き込まれる私たちは涙目ですよー」
姉「閑話休題。
さて本題に移るけど、今回の話は何だったかしら妹?」
妹「はい姉様! 今回は欧州最大勢力の一つ、天子教とその周辺の概要ですよー」
姉「よくできました妹、後でご褒美ですわね。
では時間も圧していますし、さっさか説明しますわ。
天子教は正確には降臨教という一大宗教の最大宗派です。
名前は宗派間対立において天子を特に重視する立場をとった事に由来。
他に天父を特に重視する天父教が存在し、双方が正当性を主張していますわね」
妹「また、天子教自体にも誓皇の使徒継承権を主張する旧派と、聖典主義を主張する新派に分かれているんですよー」
姉「教義は厳しめだけど完全に守っている人は稀ね。ちなみに信者数は十~二十億で世界最多と言われているの」
妹「でも、次郎様たち聖天にとって何より重要な事は…」
姉「強大な権力と経済力、武装集団『天子教騎士団』を擁する欧州最大級の組織という点ですわね」
妹「できれば仲良くしたいんですけどねー…」
姉「彼らは以前に派遣した交渉役が行方不明になった事件で、聖天に対し不信感を抱いているようですわ」
妹「交渉役さん、早く帰ってきて欲しいです…」
姉「もっとも、恭光庁全体が聖天と対立している訳では無いんですのよ。
…交渉役を派遣した聖堂騎士団は現在進行形でマジギレですけど」
妹「今は伽藍騎士団の人が新しい交渉役さんですよー。
ちなみに行方不明の人のお兄さんで、妹さんを捜す為に出世を棒に振って日本までやってきたそうです」
姉「私なら大事な妹の側から片時も離れませんわ!
…まぁ、そもそも離れたくとも離れられませんけど」
妹「…姉様、本当は私から離れたいんですか…?」
姉「ああああっ、違いますわよ!? これは言葉の綾というもので私は妹の側なら例え火の中水の中、お風呂の中やお手洗いの中でも
歓んで着いていきますわ! というか何時も楽しみにしてますのよ!!」
妹「……」
姉「…と、とにかく他にも『七頭十角』という特殊部隊の噂もありますし、注視すべき団体ですわね?」
妹「……。
聖天の姉にまともな人はいないんですかねぇ…」

教えろ!双子教師(その1)fin

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年11月16日 15:54
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。