教えろ!双子教師(その2)

姉「教えろー!」
妹「おし…って、えぇっ!?
――ふ、双子っっ」
姉妹『教師ー♪』
妹「もうっ、いきなり打ち合わせと違うじゃないですかー!!」
姉「あら妹、人生は臨機応変が大事ですのよ。
…私たちの人生、お先真っ暗ですけど」
妹「わぁーっ!? 何て事言いますか、この姉様は!」
姉「辛い現実を受け入れなきゃいけない時もありますわ…
それはさておき、今回は『宗教編その2』です」
妹「ゴチャゴチャしてて解りづらいと評判の天子教騎士団についてですよー」
姉「ま、結論からいくと考え無しに書いた莫迦が悪いんですの」
妹「ぶっちゃけ私たちは尻拭いですよねー…」
姉「さて、本題に入りますわよ?
組織の項目にもあるよう、天子教騎士団は全部で三つの騎士団からなる複合組織ですわ」
妹「一つ目は伽藍騎士団ですねー。
ここは天子教会の関係者メインのエリート騎士団ですよー」
姉「元々は教会内で秘蹟や聖遺物などを扱う組織だったようですわ。おもに恭光庁を中心に活動する、いわば騎士団の背広組ね」

妹「出世コースとしては、真面目にガリ勉して司教辺りになった方が有利みたいですけどねー」
姉「二つ目は聖堂騎士団。
中世の聖地奪還運動の際の、貴族や庶民の混成軍に端を発しますのよ。名前の由来は彼らが目指した聖地の聖堂から」
妹「俗世からの志願兵なので、会則が緩やからしいですよー。
…その分、任務が厳しいみたいですけど」
姉「外地の拠点で活動する外様ね。ただコネが無くても入れて、出世の可能性もゼロでは無いんですのよ」
妹「つまりは制服組って事ですねー」
姉「あぁ、それで思い出しましたわ。
実は三騎士団には制服着用義務と、帯剣もしくは帯銃義務があるんですのよ」
妹「戦時の交戦規定の関係ですねー。他にも常在戦場の思いで士気を高める意味もありますよー」
姉「装備としてもそれなりに有用ですの。
さて、話を元に戻して…」
妹「最後は学院騎士団です…って、学院ですかぁ?」
姉「始めは修道院が護衛の為に武装した僧兵組織らしいわ。修道騎士が社会貢献として学校や病院を運営していた事の名残ですわ
ね」
妹「現在は事務職や研究職の集まりで、前線に出てくる事は稀だそうです」
姉「他に騎士団内の裁判所としての役割もありますのよ」
妹「ふぅ、これで一通り話しましたねー…」
姉「今回はボケ足りなくて不満ですわ!」
妹「……」

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最終更新:2008年11月21日 17:01
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