十六聖天外伝 死神を目指すモノの章 第七話「隔離」


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「ごちそうさまでした。一晩の恩義はわすれません」
「ふむ…。しかし坊や、どこに行こうというのじゃね」
「この地方にある伝説を調べています。それを」
「そうではないのじゃ」

デスメタルの言葉を遮って老人は首を振った
その行動に疑問を感じたデスメタルは

「そうじゃない?」
「この村からは決して出ることができんのじゃ」
「…?」
「ふむ…自分の目で確認した方が理解も出来るかの。坊や、試しに村から出ようとしてみなさい」

そう促され、デスメタルは村の入口に向い、外に出ようと足を踏み出した
が、村の外に足を踏み出したはずなのに、何故か村の中にいた
何だコレは…。魔術の結界の類だろうか…。
(これしきのことで!)
またこの近辺まで来るのは面倒だが、それでもこんな所で足止めを食らうよりはマシだ
転移陣を発生させ、とりあえず別の場所に飛ぶ…!
だが転移陣が発生しない
(それでも!)
ならばメタルシリーズを召喚して結界ごと吹き飛ばす
だが、メタルシリーズは現れない
(だとしても!)

護身のために常に持ち歩いている
ゴシックメタルが大蛇の如く猛り、村の外の樹に巻きつき、デスメタルを村の外に引っ張り出そうとする
が、そもそも樹に巻き付くことすら出来なかった
(超スピードだとか催眠術だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてない)

「そんな…」
「どうじゃ。理解できたか?」
「どうなってるの?」
「見えるかの、あの城を」

そういい、老人が指出す方向、森に包まれハッキリとは見えないが
城らしき建造物が見える

首を縦に振り、老人に続きを促す

「うむ。あれはの、この地方の領主。ヴラド・ツェペシュ様の城じゃ」
(ヴラド・ツェペシュ…!ドラキュラ…!)
「この村はの、何百年も前から世間から途絶しておるのじゃ」
「ヴラド様のお力かの…。外のものはこの村に気づかぬようじゃ。お前さんのようにたまに迷い込む人間が
 数十年に一人、おるかおらんかじゃ」
「住む所なら、ワシが手配してやろう。じゃから坊や、可哀想じゃが諦めなさい…」

そう言いながら、自分の後についてくるように促し、家に戻る老人に続くデスメタル
その仮面の下に狂気の笑みを浮かんでいる事に気づいたものは、誰もいない

―森に佇む古城
「…ついに金色の魔眼がこの地に来たか。待ちわびたぞ」
「さぁ、我が元へ来るがいい…」

森の中の古城に、狂気満ちた笑い声が響き渡る


クリムゾンブロウ曰く「どう思う?無論、女子高生のスカートについてだ」
ブラックパイソン曰く「いや、それよりシャツの方が問題だろう。ブラ丸見えだぞ。陰謀の臭いがする。行くぞ、友よ」

十六聖天外伝 死神を目指すモノの章 第七話「隔離」
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