ビーストハザード外伝 ~とっとこ公太郎~


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ホームセンター、コ―ナン
至って普通のコーナンである。強いて言うなら名前がコーマンっぽくて厭らしいこと以外は
何処にでもあるそこに、一匹の獣が現れた
その獣…グリンメルスハウゼンは、ペット売り場に潜伏し、機会を窺っていた

十六聖天は必ず障害になる。否、事実障害となった。
ウォーカーウォーターウォーリアーと呼ばれているそれの助力がなければ
ルドラが死ぬことはなかったのだ
故に、暗殺者としてグリンメルスハウゼンは独断で十六聖天を一人ずつ消すことにした
まずは17位、田中茂である
そして、このコーナンこそ、田中茂が頻繁に訪れるホームセンターなのだ

だが、予想外の事が起こった
田中茂より先に、裏六位、明楽いっけいがその場に姿を表したのだ
彼はこれを好機、と見た。愛らしい自分の姿に心を許さぬ人間など、存在するはずがない

明楽いっけいは、案の定ペット売り場でグリンメルスハウゼンのしなやかな肢体に酔いしれた
それほどに、グリンメルスハウゼンは愛らしかったのだ

「はは、こいつ可愛いな。買って帰ったら案外みんな喜ぶかな」

いっけいが、グリンメルスハウゼンに隙を見せた瞬間、グリンメルスハウゼンは天使の面を悪魔の面に付け替えた

エクスプロージョン・ノヴァ。火山の噴火に匹敵するエネルギーを対象に叩きこむゴールデンハムスターに伝わる技である
本来ならば、発動の遅いこの技をいっけいが喰らう事もなかっただろう
だが、完全に油断していたいっけいに、ベスビオ火山の噴火に匹敵するエネルギーが襲う

「…何…だと…」
「ほう、まだ生きてやがるか。流石は不死身に近いと称されるだけの事はあらぁな。」
「クソ…ッ」

完全に油断した。敵だとわかっていれば、こんな無様は晒さなかったのに…。後悔がいっけいを身を苛む
とはいえ、咄嗟に法術で防御した辺り、さすが裏六位と言えるだろう。
リノリウムの床に身体を投げ出し、動けないいっけいの顔を
グリンメルスハウゼンがつかみ、持ち上げる

「お甘くて、お優しい聖天サマだなァ?大地の怒りをその身に受け、大気圏外まで吹き飛ばされちまいなァ」
「卑怯…者…ッ!」
「甘いんだよガキが。日常常に戦いの場にあるべし。戦士の心得って奴だぜ」
「ちくしょう…」
「飛ばされて、考えるのを辞めちまいなァ…知れ、星々の激昂!エクスプロージョン・ノヴァ!」

いっけいの身体がコーナンの天井を突き破り、屋根を突き破り、成層圏を突き破り、宇宙に吹き飛ばされる…
レジ打ち…店員、客、誰しもがそれを覚悟していたが
いっけいの身体はコーナンの天井を突破することはなかった

「ほ~ぅ、良い事言うじゃねェか。このハム公」
「あら、田中さんだわ」「あらほんと。田中さんだわ」

パートの沢田と山下がふと口にしたその名
彼こそ、このコーナンの常連にして、当初のターゲット
存在するはずのない17位田中茂、その人であった

クリムゾンブロウ曰く「冬の服装のがツボにくるんだけどよぉ…ムダ毛処理怠りがちなのがいけねぇ」
ブラックパイソン曰く「腋から陰毛生やしっぱなしの女なんざ、こっちからお断りだ。死ね」

ビーストハザード外伝~とっとこ公太郎~
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。