刀幻郷

主を失い世に絶望した刃、血に染まる宿命から逃げ出した刃、聖剣修行に耐え切れず
逃げ出した刃らが集まって出来たとされる、無人島に形成された刀剣類だけの村落。
地理的にはインド洋東部インドネシアの程近く、干拓により一つになったココス諸島である。
島全体が夢破れた刃にしか感知できないという特殊な領域に覆われており、
主持ち宿命に生きる刃には訪れることは出来ないとされている。
この地にふらりと現れて社に篭った神剣フツノミタマを「姫神様」と崇め奉ってはいるが、
別に宗教ではない。一方通行なプラトニックラヴというやつである。

住民は主に人化の法を会得していない刀剣類。各自武器そのままの姿で生活をしているが
身を研ぐときなどは人化の法を会得したものが率先して役割を担うことになる。
不定期開催の不幸自慢大会と新刃歓迎会の他、年に一度フツノミタマを讃える
姫神祭を行うという風習がある。

フツノミタマが主を定め郷を去った後は、傷を舐め合い姫神信仰に逃げるための場所から
再生と自己改革のための修練の場となったが、フツノミタマの結界が薄れたこの地に
魔剣ダインスレフが現れたとき、闇に堕ちた刃の巣窟へと変貌することになる・・・。

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最終更新:2008年12月13日 21:35
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