金剛鉄兵機械師団外伝 ~その名はゼロ~


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「何。その報告は正確か?」
「どうしたOBAMA」
「J・F。魔化印が大破したらしい」
「馬鹿な…」

メタルプレジデントの計算は狂いだした。彼ら四体のマスタープレデントならば
恐らく現在モニターに映っている聖天を倒すことは可能だろう
だが他の量産型はどうであろうか。特別機ですら破壊されているのだ
この現状には危機を抱かずには居られない
重苦しい沈黙が、マスタープレジデント達を包む
そんな中、一本の通信が彼らに入った
その通信を受けたOBAMAに表情があれば、恐らく不敵に微笑んだであろう

「ククク…まさか彼らが手を貸してくれるとは、な…」


秋葉原の戦局は殆ど決していた
忍の拳はブッシズムを完全に破壊せしめ
タイガーの毒の領域は、ブッシズムをはじめ全てのプレジデントを飲み込み
更なる力を得る
忍は多少なりとも存在感を発揮し
タイガーは思い出の場所を守りきった。二人は見事に勝利したのだ

「タイガー、アナタが来てくれて助かったわ」
「キミは誰だったカネ」
「なん…ですって…」

正確には、封印前すでに人格が壊れ出していたタイガーである
封印され、さらに記憶に一時的な混乱をきたしただけなのだが
その一言は、忍の心を深く射抜いた

「良くはワカラナイが…恐らく御同胞なのダネ」

心ここに有らず…と言った様子の忍は気付く訳もなかったが
その一言はタイガーが若干正常に戻りつつある証拠だった
恐らく依然と全く同じ状態には戻るまい。それでも封印される直後は
敵味方の区別なく襲いかかる毒獣であった彼からは、想像も出来ない姿だった

「影の薄イ女、避けたマエ!」
「!?」

突然の銃撃
とはいえ、彼らも聖天士。突然の奇襲にも反応してみせる
誰だ?敵は完全にタイガーが飲み込んだ。今の攻撃は誰が…?
更なる銃撃。だが敵に攻撃され続けて黙っている忍ではない
自分に飛来する銃弾をつかみ取ると、それをそのまま射手に向って投げ飛ばす
低い呻き声と共に、一人の男が喫茶店「コロナ」から落ちてくる
それを皮切りに、頭上を走る線路から、複数の影が降り立つ

「やめておきなさい。アナタ達じゃ私たちには勝てないわ」
「死にたイと言うのなら掛かってきたマエ。授業料はキミ達の命でカマワナイヨ」

その言葉を皮切りに、謎の集団は二人に襲いかかった
その動きは忍が想像していた以上に鋭く、素早い
だが、所詮それ止まりだった。忍に叶うはず一人、また一人と倒れていく
しかしそれでも、忍に倒されたものは幸せだっただろう
タイガーは無駄のない動きで攻撃をかわすと、対手の顔を掴んでいた
それで哀れな襲撃者はその時点で死亡した
そう、タイガーに襲いかかったものは一人残らず毒で腐り、ミートソースとなり果てたのだ

「ちょっと待ってよ!アナタやり過ぎよ!」
「ソウカネ。コイツ等の正体ならもう分カッタのだがネ」
「何です?」
「駅員ダネ」
「駅員…?」
「恐らくタダの駅員では無イだろうガ…。ここは本部に戻るのが得策ダネ」
「駅員が民衆を襲撃したとあっては…小うるさい日本の世論が許さないわね…」

その刹那、ヴェノムタイガーの下半身が焼失した

「!?」
「ちょ!タイガー!?」

タイガーを攻撃したもの
そう、それこそは…

「“待”ってたぜェ!!この“時”をよォ!!」

鋼鉄の龍の咆哮が大地を揺るがした
戦いは、まだ終わらない

クリムゾンブロウ曰く「自慰行為の最中にティッシュがロスト、そうその瞬間こそ」
ブラックパイソン曰く「男としての価値が試される。これまでの人生はその通過点に過ぎぬ」

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