金剛鉄兵機械師団外伝 ~狂う様な月の下で~


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「くっくっく…“今夜は狂いそうな月”だぜェ…なァ…?オイ!?」         
「タイガー!」
             !  ?
下半身のをゼロの一撃で吹き飛ばされつつも、タイガーはもはや人とは言い難い
封印してい生物である
その程度で死ぬはずもなく、毒の領域から新たなる肉体を形成し、再生しようとする
だが、そんなタイガーに向けてゼロは再びその鋼鉄の身体を走らせる

「オラ…“終わっちまえ”よ…?“ウザってー”からよォ…!?」

毒の領域にその身を沈めながらも、侵食されるより早く
その身は毒の領域とタイガーを引き裂いていく。それは常識では考えられないことだった
狂える鋼鉄の龍は毒の沼で踊り狂う

「くっくっく…“十六聖天”…?“ハードラック”と“ダンス”っちまったなァ…?」
              !  ?
「こいつ…!タイガーから離れなさいよ!!」

鬼神煉獄殺…!忍のオリハルコンをも砕く拳が、ゼロの頬を直撃する
だが

―ニヤリ
「テメー…“汚ねー”な…?“タイマン”に“手を出す”なんてよォ…“殺してくれる”ぜェ…!?」
              !  ?
「嘘…でしょ。全力で殴ったのに…」
「どうした…オラ。“来ねー”ならこっちから“往く”ぞ…?」

標的を忍に変えたゼロは、その鋼鉄の身体をくねらせ忍に襲いかかる

「馬鹿みたいに真っ直ぐ突っ込んで来たって!」
「“遅ェー”な…?“ド偉れー遅ェー”ぞォ…?」
       !   ?
「嘘!?」
「“簡単”じゃねーんだよォ…?“スピード”はァ…。“スピード”舐めんじゃねーぞォ…?」

忍の瞳に驚愕の色が浮かぶ。突っ込んでくるゼロの身体を跳躍して交わしたというのに
上空でゼロに背後を取られたのだ。ゼロの常識はずれの速度と跳躍力は
忍の予想をはるかに上回っていた

「“十六聖天”だァ…?“人間”だァ…?“上等ォー”“ベコベコ”にしてくれんぜ!?」
「!?」

龍の尾が無防備な忍の背に振り下ろされる
如何に常人より遥かに強い肉体を持つ忍といえども、その一撃は肉体の限界を超えていた
轟音と共に地面にたたきつけられる忍の頭を、ゼロは踏みつけ笑う

「まるで“壊れた”“ヌイグルミ”だぜ…?“十六聖天”…?」

だが忍はまだ終わっていなかった。彼女こそは
―鬼姫
自分の顔を踏みつけるゼロの足を、忍は全力で握りしめた。否、握りつぶそうとした

「ンだとォ…?“こざかしーぞォ”…? テメー…」

何度踏みつけられようとも、忍はその手を放そうとしない
ゼロの足が、徐々に薄紫に変色していく

「ごあぁぁあぁぁ!“殺してくれる”ぜ!この“アマ”!」
「舐めるんじゃぁ…無いわよ…!」

忍は持てる全ての力を使い、吠えた。その叫びは鋼鉄の龍の叫び声すらかき消すほどであった
そして鋼鉄の龍は宙を舞う

「テ…“テメェ” “テメェ”はもう“お終い”だァ…!?」
「持ち上がっているところ悪いのだが、こっちはこっちでまだ終わってはいないのだがネ…」
         !   ?
「あぁ…“ウザってー”から“死んどけ”よ…“テメー”はよォ…!?」

忍との戦いの間に再生が完了したヴェノムタイガーが再びゼロの前に立ちふさがる
そしてもう一人。この戦いに参戦しようとする男が現れた

「俺も参加させてもらうぜぇ…」
「あぁ…?全員まとめて殺すか?あぁ!?」
「椿さん!」
「テ…テメェは…」
         !    ?    
椿の姿を見た時、ゼロの顔に初めて動揺の色が映った

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