第三話
「こんなに……」
巫女の後を追って外に出たら、見慣れたゾンビ共がいた。
「さっきの巫女は……「霊符【夢想封印】!」
声がしたと同時にカラフルな弾がゾンビ共を吹き飛ばした。
だがしかし、吹き飛ばしただけであって、ゾンビ共は神社に近づいてきた。
「あんなんじゃ奴らは倒せんぞ!!」
「マスタースパーク!!」
今度は空から声がし、虹色の柱みたいな物がゾンビ共の頭上を直撃した。虹色の柱が消えると穴が開いており、ゾンビ共は身動きがとれない状態だった。
「これなら……手榴弾投擲!」
穴めがけてHGを投げつける。
狭い空間もあり、ゾンビ共は倒れた。
それに怖じ気づいたのか。
ゾンビ共が森の中にへと消えていった。
「おぉ!おまえすごい物持っているな!」
空から箒に乗って少女が舞い降りてきた。
「魔女か!?」
「ん?あんたの世界では魔女は珍しいのか?」
「珍しいと言うより存在しない人種だからな。」
「ふ~ん……私は“霧雨魔理沙”魔法使いだぜ。さっきのはすごかったぜ!」
「ありがとう、私の名は……ヘルスとでも名乗っておこう。」
「自己紹介は中でやってもらえる?いつあいつらが来るか分からないんだから。」
「わ、わかった(ぜ)。」
……………
…………
………
……
…
最終更新:2010年02月03日 19:28