物理数学

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とりあえず良いテキストがあるんでリンク 倉沢@千葉大 http://physics.s.chiba-u.ac.jp/~kurasawa/math.pdf 田崎@学習院 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/index.html Q&A ---- 群と表現(岩波、吉川)、P67より シュールの補題1) 群Gの2つの既約表現をD1,D2とし、それぞれが作用するベクトル空間をV1(m次元)、V2(n次元)とする。 V1からV2へのn行m列変換行列Mが MD1=D2M を満たすなrば、MはV1からV2への同型写像であるか、またはM=0である。 同型写像とは、1対1の写像で逆写像も存在するものを言う。 [証明] n行m列の行列Mはn次元空間V1のベクトルをm次元空間V2のベクトルに移す行列である。 またV1のベクトルvで、Mによる写像によって0ベクトルになるもの、すなわちMv=0となるベクトルの集合をMの核Nと呼ぼう。 Nに属するベクトルvに対しては、任意の元gに対して MD1v=D2Mv=0 となる。よってD1gvも核Nに属する。 したがってNは群Gの既約な普遍部分空間V1か、あるいはN=0である。   (ここで少し悩みました) N=V1ならばすべてのgに対してD1v≠0であるからM=0。  N=0なら Mv=0となるvは存在しないのでn=m。    (質問した場所です。n=mが結論づけられる理由がわかりませんでした。) したがってMは同型写像となる。 このときはM^(-1)が存在するので M D1 M^(-1) = D2 となる。 本当に投げやりやね。 想像力をフル稼働して考えた。 M は m×n 行列で、既にどこかで m≦n が示されていて、 >>N=0なら Mv=0となる v葉存在しないので M の各列ベクトルは線形独立、つまり rank M=n。 一般に rank M≦min(m,n) だから、( rank M= ) n=m。 正方行列の階数が最大なら正則行列となるので、M は同型写像となる。 というわけで >>n=m,従ってMは同系写像となる。 295 名前:ご冗談でしょう?名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 11:50:28 ID:??? 自分が知ってる証明. M≠0とする. KerM=0からMは単射. D2(g)ImM⊆ImMから、 ImM=0,V2. M≠0から,ImM=V2. よって同型. 299 名前:ご冗談でしょう?名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 00:22:30 ID:??? >N=0なら Mv=0となるvは存在しないのでn=m したがってMは同型写像となる とりあえず線形代数の本を読み返したら n≠mの場合は基底の個数が違う →1対1の対応がつけられない →同型でない とだけ書いてありました。 >>295 M≠0とする KerM=0からMは単射  (ここで線形代数の本引っ張り出してきました。Mが単射であるための必要十分条件) D2(g)ImM⊆ImMから  (ここが理解できないです) ImM=0,V2. M≠0から,ImM=V2. よって同型. 300 名前:ご冗談でしょう?名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 00:44:10 ID:??? 不丁寧でした. w=Mv∈ImM (v∈V1)に対して, D2w=D2Mv=MD1v∈ImM だから, D2wもImMの元. したがってImMはV2か0. 293でN=KerMがV1か0であることと同じ話. >300 理解しました。ImM のような記述を使った議論にあまり慣れていなかったのが原因で、具体的にV2の 要素に置き換えればよかったんですね。 >D2wもImMの元. したがってImMはV2か0. ImMは単射だから、V2になるか0かどちらかという理解でいいですか?
とりあえず良いテキストがあるんでリンク 倉沢@千葉大 http://physics.s.chiba-u.ac.jp/~kurasawa/math.pdf 田崎@学習院 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/index.html #comment_num2 Q&A ---- 群と表現(岩波、吉川)、P67より シュールの補題1) 群Gの2つの既約表現をD1,D2とし、それぞれが作用するベクトル空間をV1(m次元)、V2(n次元)とする。 V1からV2へのn行m列変換行列Mが MD1=D2M を満たすなrば、MはV1からV2への同型写像であるか、またはM=0である。 同型写像とは、1対1の写像で逆写像も存在するものを言う。 [証明] n行m列の行列Mはn次元空間V1のベクトルをm次元空間V2のベクトルに移す行列である。 またV1のベクトルvで、Mによる写像によって0ベクトルになるもの、すなわちMv=0となるベクトルの集合をMの核Nと呼ぼう。 Nに属するベクトルvに対しては、任意の元gに対して MD1v=D2Mv=0 となる。よってD1gvも核Nに属する。 したがってNは群Gの既約な普遍部分空間V1か、あるいはN=0である。   (ここで少し悩みました) N=V1ならばすべてのgに対してD1v≠0であるからM=0。  N=0なら Mv=0となるvは存在しないのでn=m。    (質問した場所です。n=mが結論づけられる理由がわかりませんでした。) したがってMは同型写像となる。 このときはM^(-1)が存在するので M D1 M^(-1) = D2 となる。 本当に投げやりやね。 想像力をフル稼働して考えた。 M は m×n 行列で、既にどこかで m≦n が示されていて、 >>N=0なら Mv=0となる v葉存在しないので M の各列ベクトルは線形独立、つまり rank M=n。 一般に rank M≦min(m,n) だから、( rank M= ) n=m。 正方行列の階数が最大なら正則行列となるので、M は同型写像となる。 というわけで >>n=m,従ってMは同系写像となる。 295 名前:ご冗談でしょう?名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 11:50:28 ID:??? 自分が知ってる証明. M≠0とする. KerM=0からMは単射. D2(g)ImM⊆ImMから、 ImM=0,V2. M≠0から,ImM=V2. よって同型. 299 名前:ご冗談でしょう?名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 00:22:30 ID:??? >N=0なら Mv=0となるvは存在しないのでn=m したがってMは同型写像となる とりあえず線形代数の本を読み返したら n≠mの場合は基底の個数が違う →1対1の対応がつけられない →同型でない とだけ書いてありました。 >>295 M≠0とする KerM=0からMは単射  (ここで線形代数の本引っ張り出してきました。Mが単射であるための必要十分条件) D2(g)ImM⊆ImMから  (ここが理解できないです) ImM=0,V2. M≠0から,ImM=V2. よって同型. 300 名前:ご冗談でしょう?名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 00:44:10 ID:??? 不丁寧でした. w=Mv∈ImM (v∈V1)に対して, D2w=D2Mv=MD1v∈ImM だから, D2wもImMの元. したがってImMはV2か0. 293でN=KerMがV1か0であることと同じ話. >300 理解しました。ImM のような記述を使った議論にあまり慣れていなかったのが原因で、具体的にV2の 要素に置き換えればよかったんですね。 >D2wもImMの元. したがってImMはV2か0. ImMは単射だから、V2になるか0かどちらかという理解でいいですか?

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