この世界では普通に存在する人と獣のハイブリッド人間。
その個体差はその身に宿した獣により現れる。
桐青獣猛兵団に所属する獣人はほとんどが肉食獣だ。
三段階の姿が確認されている。
通常の人として、半獣人として、そして完全な獣の姿であるが、最後のはあまりできる存在は少ない。なれるものは大型獣だけである。
小型の人はもともと半獣人の姿(耳や尻尾などがついている、獣相がある)である場合が多い。
ネタばれ注意。
完全変態(メタモルフォーゼ)のリスクはかなり高い。その代償は短命であることだろう。細胞代謝のリスクを考えれば当然の結果だ。
だが近年その治療が可能になりつつある。それが胎盤から取り出される細胞だ。この治療法を確立した賢者がニシウラにいるというが。