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【群青色】




春日望美




見上げた冬の空は切ない色をしていた。
吸い込まれそうな深い群青。

自然と涙が零れる。


こんな切ない空はあの人を思い出させる。


何度も何度も時空を超え、救いたいと願うあの人に。


諦めが悪い自分に苦笑する。


「私が勝手にそう思っているだけなのにね。あの人は自ら死に場所を欲しているだけなのに」


それでも…生きてほしい。


初めの印象は最悪だった。

けれど、時空を超え会う度に一つ一つ彼の印象が変わっていった。

知れば知るほど、死なせたくはないと思った。




どうか龍神よ、この先の未来は違う結末を。



皆が笑い合え、共に生きてゆける未来を。







私に運命を変える力を、勇気を下さい。








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