暇な一日
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暇な一日
ja
2007-02-19T17:22:53+09:00
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~第四章~「戦争」
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/19.html
「ディバイン、そろそろ起きなさい。いくわよ」
レイの声で木の下で目が覚めた俺はしばらく草原を歩き、目に見えたその光景に圧倒された。
りっぱな城門が見え、誇らしくそびえ立つ一番の建物、城だ。
その下には町々が並び、ここからでも人がいるのがわかる
ここに着くまでに大体二週間はたった。無論その間何もなかったわけではない。
来る先々で魔物と戦った。様々な形態の魔物がいたが、それほど苦戦はしなかった。
レイ曰く、ここまで順応が早いとは思わなかったわ、だそうだ。
俺自身まぁ驚いている。鉄剣を振り回し、魔物、いや生き物を殺していくとは。
この世界の物はとても使い易い。剣などの武具類は特にそうだ。それ故に、生き物の命が
簡単に奪えてしまう気がする。初めはとてもじゃないが、戦うことなどできなかった。
だが、戦わねば、殺される。それだけだが、気持ちの救いにはなった。初めは倒したときは、とてもじゃないが見ていられなかった。
気持ち悪い。内容物は血でまみれ、とても残酷で、言葉で表現しきれない。慣れて見られるようになるまでどれほどの時間がかかっただろうか。俺は、行く先行く先、殺していったのだ。
今まで生き物の命のことなど微塵ほども考えたことなどはなかったが、こっちにきてからはそればかり考えてしまう。奪いたくもない命を奪ってしまう。しかも、簡単に。
この国は戦争中だ。人もいっぱい、死ぬだろう……
戦争か……俺はいったいどうするのだろう。もし、もしも人が襲ってきたら……
――――ディバインさん――――
突然紙が目の前に振り下ろされ、俺は驚きの声を上げた。
「うわ!なんだ、ジークか。びっくりさせるなよ。」
――――悩み事でもあるのですか?――――
「ん……いや、別になんでもないさ」
その返答に納得したのかはわからないが、これ以上ジークは聞かなかった。
城門に着くと早速検問が始まった。戦争だから仕方がないか。
だいたい十分くらいだろうか、ようやく検問が終わって国の中に入ったとき、俺は目を疑った。なんと戦争中だというのに、想像していた以上の賑わい方だったのだ。
町は活気にあふれ、人々はとても楽しそうに過ごしている。
「……いい国だな」
しみじみ、そう思った。
「そうね、とてもいい国だと思うわ。でも……」
レイも賛同するが、歯切れは悪い。なぜなら、
2007-02-19T17:22:53+09:00
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~第三章~「再会」
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/18.html
「ライトニング・ヴォルト!」
透き通るような高い声が森に響き、そして目の前に紫の落雷が落ちた。
「グギャアアア!」
一瞬にしてその生物は黒焦げの炭と化した。
「うへぇ~」
情けないディバインの声がでた。
少々驚いた顔で近づいてきて声の主は言った。
「君、大丈夫?まぁでも、こんなところにそんな装備じゃ死ぬわよ?」
いきなりさらりと衝撃的発言をその女性、いや少女は言った。
「あ、だ、大丈夫だ、危ないところありがとう、助かったよ」
礼をいい、ディバインは少し考えた。
この人どっかで見たことがある気がする。どこだっけな?
「にしても……奇妙な格好……レアね~」
彼女はよだれをぬぐうように口を手でふき、俺を見る。
「君こそなんだ?その格好は」
ディバインが思ったことをそのままいった。
その人は全身を覆うようなフード付きマントを着ていて、そして中は布できていて柔らかそうな服。
下は森の中をあるくには不似合いなフレアースカート。
靴はどこでも歩けるような分厚い茶色の革靴に見える。そして腰にナイフと思われる刃物もある。
「あら?旅には最低これくらいは必要よ?」
当然のように彼女は言った。
旅っていったって旅行だろ?何でそんな格好するんだ?
疑問に思っていることが伝わったのか、彼女はこう言った。
「はっは~ん、ひょっとしてあなた、向こうから来たの?」
ハ?ナニヲイッテルンダ?
ディバインはすこし頭がくらっとした。
「なるほどね~そりゃあ知らないわよね。あ、私もあなたと同じよ」
一人で満足そうに彼女はいった。
「え、な、何がだい?」
かなり動揺しながらもなんとか聞き返すことを、ディバインはできた。
「そりゃあもちろん地球出身ってこと」
「……マジ?」
「モチロン、こんな嘘言ってもしょうがないわ」
それはそうなんだが……
「じゃあ、ここはどこだって言うんだ?」
「ここはもう一つの世界……グランガイアって呼ばれているわ」
「グランガイア……ってどこの国だ?」
最後の望みを託し、ディバインは再度尋ねた。
「認めなさいって、苦しいことかもしれないけど慣れるとこの世界いいわよ」
そんな事ができるのは君だけだ!といいたいが、言ってもしかたのないこと。
このあとどうするかが重要なことだ。
「そういえば自己紹介がまだだっ
2007-02-19T17:19:01+09:00
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~第二章~「真実」
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「う、うぅぅん」
目がまぶしい。今は夜のたしか7~8時のはず、周りは暗いなのだが……
俺はゆっくりと瞼をあけた。そこにはなんと、
辺り一面木の葉と木と素晴らしい自然のなかにいた。
「なんだ!?ここわぁぁぁぁぁぁっぁぁ!?」
俺は絶叫した。
「俺はたしか公園にいたはず!」
即座に頭の中の記憶を限界まで引き出し、再生する。
完了。
公園にはこんなあきらかに「森」の文字があうほど木はない、
そもそも、もう少し空気が……そう! 汚いはず!それに、車の音もまったく聞こえない。
どっかに飛ばされた?
いやいやいや、物理的に無理だ。
い、いや現にどっか違う場所に移ってるし……
あの光のせい、なのか?
でも、そんな非常識なことがあってたまるか。
こんがらがった頭で考えても結論はでなかった。
「考えたってラチがあかねえし、とりあえず、することするか……」
俺は木の棒を探していた。手ごろな大きさ、重さ、長さのものを。
両親からサバイバルに関しては多少たしなんでいた。
森に遭難した場合、毒蛇等から身を守るために、地面を叩きながら進む、というのを教わった。
次に、水と食料。人間、衣食住の食は大変重要だからな。
荷物を次に確認した。とくに役立つ物はない。あえていえば、火を起こしたときに勢いを強くする紙しかない。まぁ、教科書のことだ。
何故だかしらないが飴玉が少し鞄の底にあった。いつ入れたのだろう……
入れる人など身近にいたか?
まぁいい、次は水だな、地面掘って蒸発した水をのむ……ってのもありだが、んな暑くないから何時間もかかってしまう……ま、何とかなるでしょう。多分……三日以内にね……
その後に森の散策にでかけた。
サバイバルグッズが無いぶん、苦労はしたが、特になにも変なところはなかった。
一箇所を除いて。
木の棒で地面をたたきながらしばらくすすんでいたら、変なモノにあった。
なんていうんだろうか、そう、まさにスライムというか、なんというか。
ドロドロのデロデロ。中に丸い核のようなものがある。
とりあえずスライムがいた。決定的にそう思った理由は、
ウゴイテル
そりゃあもうグニャグニャに驚くくらい。けど、でかいから速度は遅い。
だが、でかいっていっても自分の身長の三分の一くらいだ。
2007-02-19T17:13:20+09:00
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~第一章~「遠出」
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/16.html
今日もまた変わらない生活が始まる。なにかあっと驚くことが起きないかなぁ~っとバカなことを考えて
起き上がる少年 ディバイン・ドーレイト
なにかとこういうことを考えるのはゲームのやりすぎなのだろう。
おかげで色々と学校生活に支障をきたしている。成績が良くないのはいうまでもないだろう。
ちらりとディバインは時計を見た。とっくに登校予定時間は過ぎていた。
「うわ!やば!もうこんな時間か!」
いつものようにチャッチャと着替えをすませて物凄い速度で家を出ていった。
登校道には普段と変わらないコンクリートの道、道路に走る車の音が妙に今日はうるさく感じている。
何度か道の角を曲がり、それほど大きくない学校が見えてきた。しかし、もうすでに登校時になるチャイムは
鳴り終わっていた。最後まで希望を捨ててたまるか!、
と意気込みまだ走り続けたディバインだった。
「ギリギリセーフ……」息を切らせながら教室へ入ると、
「お、またギリギリかよw」彼の名前はギル・バスタード。ディバインのいわゆる悪友という奴に値する。
彼の家は代々剣の名前がつけられるようになっている。前に聞いた話だが、中世くらいから家系が繋がっているそうだ。
「うるせなぁ~、起きられんだからしょうがないだろ?」。
「目覚まし使えぃ!ま、まさか使えないとかいうんじゃ……」
ギルが信じられないといった様子でいった。
「なめんな!15歳にもなって使えないやつがいるものか!」
ディバインが声を張り上げていった。
「確かにな~そりゃそうだ。ま、遅刻してないからいいか」
一人納得したような様子で、うんうん、と頷いている。
「ま、そういうこった。」
こうして学校生活が始まっていくのであった。
午前の授業が終わり、給食の時間になり、周りがざわつくのが手に取るようにわかる。
「なあ、そういえば気になるんだが、お前のその首飾り、なんで学校につけてきてるんだ?」
いきなりギルがそう聞いてきた。
「両親が俺が十歳になったときにくれて、肌身離さずもってなさい、っていってたからだよ」」
形は2個あると何かになるような、例えると、漫画にでてくる、いわゆる紋章に似ている。
ギルがバツの悪い顔になって言った。
「あ~スマン悪かった」
「気にすんなって、いつもの
2007-02-19T17:08:49+09:00
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小説
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/15.html
-[[~第一章~「遠出」]]
-[[~第二章~「真実」]]
-[[~第三章~「再会」]]
-[[~第四章~「戦争」]]
-[[~第五章~「恐怖」]]
2007-02-19T17:07:51+09:00
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お絵かき掲示板
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/12.html
#paintbbs()
2007-01-23T11:59:33+09:00
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掲示板
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/11.html
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
2007-01-23T11:59:08+09:00
1169521148
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人気投票
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/8.html
#vote(ディバイン[3],レイ[0],ギル[0],クレナ[0])
2007-03-03T02:24:29+09:00
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トップページ
https://w.atwiki.jp/abesionn/pages/5.html
315
卒業式終了して高校への道のりへと進んだわけだけれども、行く先不安でたまらない。もう少し高校情報調べとくんだった…
3/12
もうそろそろ卒業。本当に長かった…
3/6
公立試験発表当日です。結果はXでした。私立に向けて心入れ替えていきたいです。
3/3
公立後期試験が終わり息抜きができ、素晴らしい暇な時間ができました。これからは友人とはっちゃけます!ええ、はっちゃけますとも!
余談ですが、[ひぐらしの鳴く頃に]と、いうゲームを最近やりました。
これはサウンドノベライズといわれる音楽付の小説です。
心臓の弱い方にはお勧めできません。
2/19
明日はテスト。色々大変な時期になってきましたが、乗り切っていきたいです。
1/27
無事私立受験も終わり、一息つける時期になりました。某友人はまだ公立受験があるので遊ぶ機会はありませんが、それでも楽しく生きていきたいです。小説のネタがでません… 助けてくだされ。
1/10
久々に書きますブログ、日記といいつつ日記でないとはお笑いですよね
さて、それっぽい話でもします(笑)
PS2のゲームでSEEDってガンダムアクションありますよね?あれのⅡをやっています。ちなみに管理人の愛機はジャスティスガンダムです。
対戦でひたすら腕を上げようとがんばっているのですが、いかんせんだめですね~。一瞬で瞬殺されてしまいます(笑)
めげずにがんばって生きたいと思いますですはい。
1/7
このサイトは気ままに過ごす少年Aの日記です。
気になりましたら友人等の方に一言いってもらえると幸いです。
小説等も掲載予定ですが、期待はしないでください(笑)
今はまっている某NETゲーの小説書いていても…大丈夫かとおもわれです。某NETゲーは赤○と訳されるもので、結構はまりました(笑)
ちょくちょく合間見てやっているのですが、が、が、
LVが上がりにくい。
これ以外には特に印象に残らないですね。攻撃するのも職業も充実してますしね。文句はやってるので特に書きません(笑)
2007-03-16T02:17:27+09:00
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2006-10-25T22:45:24+09:00
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