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ユーザー関数の定義

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ユーザー関数の定義は、キーワード def[ine] 又は def[unc] を用いて行います。

C言語と同様、トップレベルでのみ関数の定義が可能です。(定義位置は呼出位置の前後どちらに置いても OK です。)

関数定義の文法:
   def NAME([ARG1,ARG2,ARG3,...]){
       ....
   }

関数呼出の文法:
   NAME([ARG1,ARG2,ARG3,...])

引数も戻り値も無い関数の定義例

 def dot(){                                # 呼び出される度に . 文字を1文字表示します。
   putc('.')
 }
 
 dot()                                     # 1回目の呼び出しです。
 dot()                                     # 2回目の呼び出しです。
 dot()                                     # 3回目の呼び出しです。

複数の戻り値を持つ関数の定義例

 def cal4(x,y){                            # 四則演算をする関数 cal4 を定義します。
     return(x+y,x-y,x*y,x/y)               # 和、差、積、商を計算して4つの戻り値とします。
 }
 
 add,sub,mul,div=cal4(2,3)                 # 引数 2 と 3 で関数 cal4 を呼出します。
 print("%f,%f,%f,%f\n",add,sub,mul,div)    # 結果を表示します。( %f などの書式指定はC言語のものと同じです。)

引き数と戻り値

  • 引き数と戻り値は、常に"値渡し"で渡され(戻され)ます。
  • 実引数(Argument)と仮引数(Parameter)の数が一致しない場合、余分なデータは無視され、不足するデータは未定義となります。
  • 戻り値は、関数 return() で戻します。(複数個の戻り値を指定できます。)

関数のスコープ

  • ユーザー定義関数は、常に"グローバルスコープ"を持ちます。(システム定義関数と同じ。)




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