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Lの世界


一体何が起こっている?

秋山深一はこの一連の出来事に頭を悩ませていた。
確かに彼は殺し合いとは無縁の生活をしてきたのだから、こうなっても仕方がない。
ただ、平和な日常生活を送ってきたのかどうかと聞かれると、それはノーである。
彼には母親が居ない。居なくなった。友人に騙され、多大なる借金を背負い、苦悩に見舞われ自殺した。これが温厚で母親思いだった彼を、凶悪な天才詐欺師に生まれ変わらせたのだ。
母親を追いつめた企業を潰した後は刑務所に入っておとなしくいていたものの、釈放されると今度は神崎直という女から助けを求められた。
ライアーゲームという、金の賭け合い、いや人生の賭け合いゲームに。

そんな波乱万丈な人生を送る彼は、自分でも驚くほどに落ち着いていた。

「ククク…。くだらない」
「まったくもって…………………………………その通りですアル…………………」
「?」

隣から突然声がして、秋山は目を見開きつつそちらを見る。
だがそこに人は居ない。壁があるだけだった。
秋山は空耳かと前方を向く。

「許せ……………ませんね………アル……」
「!」

今度こそ声がした。秋山は横を見る。
しかし結果は先程と一緒で、誰も居ない。
おかしい、おかしすぎる。
不審に思っていると、向こうのほうから少年と少女が手を繋いで歩いてくるのがみえた。

「!」
「あ、こんにちは!」

普通なら警戒するのに、少女は友人に挨拶するかのように気軽に声をかけてきた。
…………怪しい。

「君、どうして軽々しく初対面の俺に声をかけられた?こんな状況なら俺が君を殺すかもしれないと考えるのが普通だ」

少女は少年と組んでいて、油断させて俺を殺そうと企んでいる可能性が高い。
そう悟った秋山だが、少女から出た言葉は────

「だって殺す気があるなら、隣の人を先に殺しちゃってるでしょ?」


#########

「私は………………L字ブロックと………言いますアル…………………………彼女は居ません………だヨ…」

L字ブロックと名乗る男(?)は、ずっと秋山の隣にある壁と床にくっついていたらしい。
先程秋山に声をかけていたのも彼だ。
秋山は怪訝そうにL字ブロックを見る。


「よろしくねLちゃん!私は椎名桜子」
「トーマス…じゃなくて、チェスワフ・メイエルです」
「私たちはこのゲームから脱出しようと思ってるんだ!ねっチェスくん」
「うん」

合コンノリの桜子はL字ブロックのような科学的に立証できない存在を簡単に受け入れられる性格らしい。
チェスワフのほうは、幼いながらもこういう体験にはなれているため、特に驚きはしなかった。


秋山は思った。

─────こいつらと一緒に居たくねぇ…。

と。

【A-9 教会の中/深夜】
【秋山深一@ライアーゲーム(漫画)】
[服装]黒いTシャツにジーパン
[状態]健康
[装備]無し
[持ち物]未確認
[思考]
2:こいつらやばい
1:ゲームからの脱出

【L字ブロック@テトリス(ゲーム)】
[状態]健康
[服装]全裸
[装備]無し
[持ち物]未確認
[思考]
1:主催者への怒り

【椎名桜子@魔法先生ネギま!(漫画)】
[服装]制服
[状態]健康
[装備]無し
[持ち物]未確認
[思考]
1:ゲームからの脱出

【チェスワフ・メイエル@バッカーノ!(ラノベ)】
[服装]豪華客船のあの小綺麗な服装
[状態]健康
[装備]無し
[持ち物]未確認
[思考]
1:ゲームからの脱出

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GAME START 秋山深一 嘘が為に鐘は鳴る
GAME START L字ブロック 嘘が為に鐘は鳴る
GAME START 椎名桜子 嘘が為に鐘は鳴る
GAME START チェスワフ・メイエル 嘘が為に鐘は鳴る


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