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『逃れの意向』 ◆.pKwLKR4oQ


逃げ場がないのに逃れることを何というのか。
それは別離か。
それとも追いつめか。

 〇 ● 〇 ● 〇 ● 〇 ●

暗い森の中を東に向かって駆ける影が一つ。
漆黒のボディーをしたその者はゼロと言う。
ゼロが最初ハッテン場だと思った施設はよく見るとそれらしく作られた小屋だった。
そこで名簿を確認してゼロは安堵と危機を抱いた。
安堵は親しい知り合いが誰もいなかった事。
殺し合いに巻き込まれなくてよかったと心底思う。
危機は名簿の中にMAXの名前があった事。
MAXは強い、そして何より殺し合いに乗る可能性が高い。
MAXはゼロの後番機、つまりは自分がいたからMAXが生まれてしまった。
決着はいずれ付けなければいけないと思っていたところだ。

ゼロは決意する――MAXは自分が破壊すると。

そうと決意したらすぐに行動したほうがいい。
幸い周囲の様子から自分がいた位置は把握できた。
まずは情報を集めるためにも人と接触する必要がある。
そうなれば必然的に人が集まり易い都市部へ向かうのが上策だ。
ゼロは目的が定まると、森の中を東へ駆けて行った。

そして、その途中である光景が目に入った。
それは少年が女性に襲いかかっている光景だった。

「おい、何をしている!」

マイティの心を受け継ぐゼロにそれを見過ごすという選択肢はなかった。

 ◆

アタシ

アキ

正直

意味分からない

殺し合い?

夢だと思った

でも

違った

ネギって子は

言った

夢じゃないって

苦しかった

逃げたかった



ふと名簿を見た

驚いた

カヨ

トモの元カノ

でも

死んだはず

なんで

なんで

カヨがいるの

もしかして

幽霊?

アタシを

呪いに来た

いや

イヤ

怖い

怖い

怖い

気づいたら

走っていた

あの子

追いかけてきた

もっと走った

走った

走った

こけた

すぐに

追いつかれた

「どうしたんですか。急に逃げ出して」

だって



怖かった

そう言った

「無理もないですね。でも大丈夫です、安心して下さい」


なんだか

そう言われると

少し

安心する

でも

まだ怖い

「おい、何をしている!」

ん?

え!?

あれって

なに?

 ◆

ネギはアキの話を聞いて自分の至らなさを痛感していた。
魔法が使える自分と違ってアキは一般人だ。
突然こんな所に連れて来られてパニックになるのは仕方ない事だ。
それなのに自分はあまりに彼女への配慮が足りていなかった。
まだまだ半人前だな。
そう思っていた時だった。

「おい、何をしている!」

顔を上げると、そこにいたのは黒い身体をしたロボットだった。
彼は茶々丸さんのようなものだろうかと思っていると、ふとネギは重大な事に気付いた。
今の自分とアキの位置だ。
倒れこむアキ。
上から抑え込んでいる自分。
どこからどう見ても誤解されています。ありがとうございました。





【1日目 黎明/D-5】
【ゼロ@ボンバーマンジェッターズ】
【服装】なし
【状態】健康。多少の焦燥感
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、不明支給品0~3
【思考】
 基本:この殺し合いを破壊し、脱出する。
 1:目の前の女性(アキ)を助ける。
 2:MAXを破壊する。
 3:メカードの仕業か?
【備考】
※参戦時期はゼロとシロボン以降です。

【アキ@あたし彼女】
【服装】普段着
【状態】健康、恐怖心
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品1~3
【思考】
 1:なに、あれ?
 2:怖い、逃げたい。
 3:なんでカヨが?

【ネギ・スプリングフィールド@魔法先生ネギま!(実写)】
【服装】スーツ
【状態】健康、少し動揺
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品1~3(杖なし)
【思考】
 基本:皆の共にここから脱出する。
 1:どうしよう。
 2:アキを落ち着かせる。



時系列順で読む

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Back:そんなオチ Next:混乱を呼ぶ剣

ロストメモリー ゼロ オムニバス
あたし彼女みたいな アキ オムニバス
あたし彼女みたいな ネギ・スプリングフィールド オムニバス


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