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血染めの虐殺皇女 ◆KV/CyGfoz6



「ここはC-10みたいだね」
「そうですね」

砂浜で3人の少女たちは1つの地図を覗き込み、自分たちの現在地を確認する。

沙英、秋月茗子、雪村愛音――至って普通の女子高生にすぎない彼女たちにとって、
今のこの状況はとてもじゃないが一人で対応できるものではない。
だから、この島に来て30分も経たずに同じような環境からやってきた人間と合流できたことによる安堵と喜びは大きかった。

しかし、その安堵と喜びは3人から現状に対する危機感と判断力の一部を奪う結果となっていた。
ただの女子高生とはいえ、少し考えれば分かることだったのだ。
周囲から丸見えの砂浜に3人で固まっていることの危険性くらいは――

「貴方たちは日本人ですか?」

突然聞こえた声に3人は一斉に声の方を見る。

そこに立っていたのは、自分たちと同年代の少女。
だが、ピンク色の髪といい、血のついたドレス姿であることといい”日本の女子高生”には見えない。
そのうえ、彼女が持っているサブマシンガン。

3人は目の前の人物に対して頭の中で同じ結論を出していた。

――この人は既に人を殺している――

そんな相手に対し、このまま何も答えないのは危険と感じた茗子が思いきって口を開く。

「あの、あなたは?」
「私は、神聖ブリタニア帝国第3皇女ユーフェミア・リ・ブリタニアです。もう1度聞きます。貴方たちは日本人ですか?」
「えっと…あの…私達は日本人ですけど、それが――」
「日本人は皆殺しです」

サブマシンガンの銃口が茗子に向けられ、パララララララ、と乾いた銃声が響く。

沙英と愛音が目の前のできごとを理解するより前に、茗子がその身体を真っ赤に染めて仰向けに倒れる。

「いやーーーー――……」

愛音は叫び声とともに、その場に崩れ落ちる。
沙英はとっさに自分のデイバックから支給品である鉈を取り出すが、サブマシンガンの前でそれは
無駄な足掻きにさえならない。

3人の少女が3つの死体へと変わるのにかかった時間は僅かなものだった。


ユーフェミアは沙英の持っていた鉈を拾い上げ、自分のデイバックの中に入れる。
サブマシンガンの弾丸はじゅうぶんにあるが、念のためだ。
そのままこの場を立ち去ろうとしたユーフェミアは、自分の足もとに見覚えのあるものが落ちているのに気付く。

「これは、スザクの……?」

それは以前自分が、自身の騎士である枢木スザクに渡した騎士章。
スザクが自分の騎士であることの証。そして、スザクと自分の間の絆を示すもの。
ユーフェミアは騎士章を拾いあげ、それを見つめながら自分がこれを渡した相手のことを想う。

「スザク……スザクもここに……日本人…スザクは…いや、違う……」

ユーフェミアはその場に座り込む。

「…ダメ、こんなこと考えちゃ……スザク……日本人は…殺さないと……日本人は……」

しばらく苦しそうにうずくまっていたユーフェミアは突然、何事もなかったかのようにスクッと立ち上がり
その手にデイバックと、日本人を殺すためのサブマシンガンと、スザクの騎士章を持って走り出した。
そして笑顔で叫ぶ。

「日本人は皆殺しです!」


【エリア/時間】C-10/砂浜/1日目深夜

【名前】ユーフェミア・リ・ブリタニア@コードギアス 反逆のルルーシュ
【服装】血染めのドレス
【装備】サブマシンガン@現実
【状態】健康
【持ち物】支給品一式 竜宮レナの鉈@ひぐらしのなく頃に スザクの騎士章@コードギアス 本人確認済み支給品(0~2)
【思考】
 1.日本人は皆殺しです
※コードギアス1期stage23、行政特区日本式典会場での虐殺の最中からの参戦です。
※「日本人を殺せ」ギアス継続中
※どうでもいいけど、ユーフェミアの一人称は「わたし」じゃなく「わたくし」



【沙英@ひだまりスケッチ 死亡】
【秋月茗子@ママレードボーイ 死亡】
【雪村愛音@快感フレーズ 死亡】

※スザクの騎士章は、殺された3人の中の誰かの支給品だったものです。
※3人の死体と、鉈・騎士章以外の3人の支給品はC-10砂浜に放置されています。

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