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小さな星が導く時 ◆.pKwLKR4oQ



(さて、どうするか)

元天才詐欺師秋山深一。
教会を後にして森の中で放送を聞いた秋山は未だ森の中にいた。
当初秋山は都市か町を目指すつもりで森の中を進んでいた。
なぜならそういった場所に人は集まるからだ。
秋山の最大の武器はその頭脳だ。
大学時代に専攻した心理学を活用して相手の心理を巧みな話術で誘導して策に嵌める。
その実力は巨大マルチ組織を破綻させた事からも折り紙付きだ。
だがどんなに優れた手腕を持っていても相手がいないのでは腕の振るいようがない。
だからこそ人が集まりそうな場所を目指していたのだ。

だが不安要素もあった。
それは出会った参加者がこちらの話を聞いてくれるかという事だった。
もしも出会い頭に殺しにくる参加者なら命がいくらあっても足りない。
しかも放送を聞く限り生き残りには殺し合いに積極的な奴が多いと予想される。
だから一旦歩みを止めてどこへ向かうのがベストか慎重に考えているのだ。

(今まで以上に覚悟はしておいたほうがいいな。やっぱりここは――ん、あれは……)

突然南の方からおそらくD-9にある伝説の木の方角へ飛んで行った流れ星のようなの光。

ふと顔を上げた秋山の目に飛び込んできた光景がそれだった。
それは同時刻危機に瀕してとっさにビブリが使ったキメラの翼の軌道ではあったが、それを秋山が知るはずはない。
だが伝説の木の方角に何かがある事は秋山にも予想できた。
それが参加者なのか支給品なのかは秋山には判断が付かなかった。
だがそこに何かある事は確実だった。
それに対していくら人が集まるとは云っても都市や町で確実に参加者に会える保証はない。
少し考えた末にすぐ近くという事もあって秋山は進路を都市や町の方角ではなく東に変えた。

そこに自分にとって有利なものがある事を願って。

【1日目 朝/D-8 森の中・東側】
【秋山深一@LIAR GAME(漫画)】
【服装】黒いTシャツ、ジーパン
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、メタモン@ポケットモンスター(ひんし)、ランダム支給品×2
【思考】
 基本:ゲームからの脱出。
 1:一人で勝ち残る。馴れ合わない。
 2:あの光が落ちた場所へ行ってみる。

 ◆ ◆ ◆

「…………」

同じ頃、秋山と同じくキメラの翼が描く流れ星を見つめる男が同じく森の中にいた。
そしてその男もまた人を求めていた。
だからこそ秋山と同じ思考に至って伝説の木に誰かいる事を願って移動を開始するのだった。

その人物の名は羅将ハン改めゼロ。
「野心無き者には生きる価値が無い」という信念を持ち、また「命のやり取りこそ最高の愉しみ」とする男であった。

【1日目 朝/D-8 森の中・西側】
【ゼロ(ハン)@北斗の拳】
【服装】重厚な服とマント
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品(確認済み)
【状態】ハイテンション、強い心意気
【思考】
基本: ゼロを超える者はゼロしかいない。
1:残りの参加者を皆殺し。
 2:あの光が落ちた場所へ行ってみる。

 ◆ ◆ ◆

今小さな星の導きに従って二人の参加者が伝説の木の元へと集おうとしている。
果たしてそれがもたらす結果とは如何に――。



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オムニバス 秋山深一 7777
動き出す者、その名は・・・ ハン(→ゼロ) 7777


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