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そのような事、俺が許さない!!!

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匿名ユーザー

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そのような事、俺が許さない!!! ◆.pKwLKR4oQ



「ハイパープラズマボム! ボンバーシュート!」

一つのボムからそれは生まれた。
燃える、燃える、燃え上がる。
揺らめく炎が、立ち込める黒煙が、その建物を飲み込んでいく。
そこに一切の容赦はなく、ただただ無慈悲な炎は手当たり次第にその手を伸ばしていく。
下着売り場。
地図にそう記された地上100階建て(56階から上は倒壊している)の無駄にデカイ建造物は今この瞬間大火に遭っている。
とは言うものの、まだ火災が発生してから間もないので急いで消火活動に入れば鎮火できる可能性は大いにある。

だが火災を発生させた張本人がそれを黙って見過ごすわけがない。

ブラックメタルカラーのボディーを爛々と反射光で輝かせながらMAXは今まさに燃え広がる炎を喜々として見つめていた。
この計画を思いついてから実に数時間かけてここまで準備してきたのだ。
下着売り場内で火が回るように売り物である多種多様な下着をフロアにばらまいた。
二酸化炭素が充満して火が消えないように窓ガラスを割って回った。
自身に支給されていたガソリンを出来るだけ撒いた。
これだけ手間を掛けておいて今更誰かに横槍を入れられるなど冗談ではない。

(さあ、ゼロ! 早く来い!!!)

これまでMAXはこの島に降り立ってからずっとゼロを探し続けてきた。
だが他の参加者にゼロの消息を求めても一向にゼロが見つかる気配がない。
このまま殺し合いが進んで人数が減れば他の参加者と出会う事すら難しくなってくる。
そうなると今までのようにただ闇雲に探して回るのは得策とは言えない。
そこで事ここに至ってMAXは方針を転換した。
こちらから見つけに行くのではなく、こちらに来るように仕向けようと。

この島で最も高い建物を燃やせば必ずや人の目を引くに違いないと。

その中にゼロがいれば良し、仮にいなかったとしても集まった中に何かしら有力な情報を持っている奴がいたら良い。
当初はそこでメッセンジャーを仕立てるつもりだったが、12時の放送で状況は変わった。
その放送でゼロの生存が確認できたが、同時に最後の一人になればどうなるのかも発表された。
そうなるとわざわざ生かしておく事もないのかもしれないが、そこは実際人が集まってから考えれば良い事だ。
さすがにこれだけの火災を起こしておいてゼロについての収穫ゼロになっては道化にも程がある。

(ゼロ、貴様は俺が倒す。誰か他の奴に倒されるなど――そのような事、俺が許さない!!!)

おそらく実際に参加者がこの火災に気づくのは火の手が回る時間を考えて14時は過ぎるだろう。
その時がMAXは今から待ち遠しくて仕方がなかった。
それはさながら恋の炎に身を焦がしつつ最愛の相手を待つ様であった。


【1日目 日中/E-3 燃え盛る下着売り場付近】
【MAX@ボンバーマンジェッターズ】
【服装】なし
【状態】右肩に刀傷(軽傷)、攻撃速度上昇
【装備】三属の剣(流星虫規制)@バロック、M134機関銃@シャーマンキング、クナイ×10@伊賀の影丸
【持ち物】基本支給品一式×2、不明支給品0~1
【思考】
 基本:優勝して帰還する。
 1:ゼロを破壊して己の優越性を証明する。
 2:下着売り場の火災に引き寄せられたゼロもしくは参加者を待つ。
 3:参加者の何人かをゼロに関するメッセンジャーとして利用する?
【備考】
※参戦時期は後の書き手にお任せします。
※設定上、マイティが利用可能なボムはほとんど全て使えるはずです。
※ランダム支給品の一つはガソリン@金田一少年の事件簿でした。

【全体備考】
※E-3の下着売り場で火災が発生しました。このまま火の手が回れば14時過ぎぐらいには参加者に気付かれるようです。

【ガソリン@金田一少年の事件簿】
普通のガソリン。
よく犯人が殺害道具に使ったり、自殺するために使ったりする。


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そんなの、聞いてないぞ MAX [[]]


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